新成人二十歳の抱負

目標を持ち成長する

 市内障がい者就労支援事業所に通う新成人7人が、1月12日に市役所を訪れ、桑江市長に成人としての抱負を語った。
 新成人らは、家族や施設関係者らが見守るなか、3人が代表して成人となった感想や抱負を発表し、おきなわ工房の眞榮城美夢(みゆめ)さんは「いつも応援して頂き、ありがとうございます。これからも仕事に励み、お金を貯め、運転免許を取ったり、旅行に行ったりと楽しみたいです」と話した。桑江市長は「苦難もあるかと思いますが、輝かしい未来に向け、希望を持って頑張ってください。行政もしっかりサポートできるよう取り組んでいきます」と激励した。

新たな門出を迎えた新成人のみなさん
新たな門出を迎えた新成人のみなさん

音楽で自分らしさを表現

第5回 愛音楽音楽祭

 音楽を通して障がいのある方の社会参加を支援する第5回 愛音楽(アネラ)音楽祭(同実行委員会主催)が12月26日、ミュージックタウン音市場で開催された。
 音楽祭には、9組の個人や団体が出演し、歌やバンド演奏、ピアノの弾き語り、ハーモニカ演奏、三線による琉球古典音楽などを披露し、ハンディを抱えた出演者らが、音楽を楽しみながら自分らしさを表現する演奏は、訪れた多くの観客を魅了した。審査の結果、大賞のアネラ賞には、脊髄性筋萎縮症の謝花勇武さんがボーカルを務めるコンスタントグロウが受賞した。

オリジナル曲を熱唱するコンスタントグロウの勇武さん
オリジナル曲を熱唱するコンスタントグロウの勇武さん

空缶のリングプルが車いすに

陸上自衛隊各曹友会から車いすの贈呈

 社会福祉還元活動として、陸上自衛隊那覇駐屯地曹友会と沖縄分屯地曹友会が、西部方面隊管内の各曹友会と連携し、本市へ車いす1台を寄贈する贈呈式が、12月16日に市役所で行われた。
 曹友会の車椅子贈呈事業は、平成20年から行われており、空き缶のリングプル収集などで得た収益金で車いすを購入し、県内の各施設に贈呈している。今回は、本市と石垣市、宮古島市に各1台ずつ贈呈した。本市に贈られた車椅子は、歩行困難な障がい者や高齢者の方へ貸出用として活用される。

車椅子を贈呈した曹友会員と関係者ら
車椅子を贈呈した曹友会員と関係者ら

感謝の気持ちを込めて

中部ガス事業株式会社が寄付

 中部ガス事業株式会社(津覇實代表取締役社長)が、地域への貢献活動として、市児童福祉施設や自治会などに寄付を行い、12月25日に市役所で贈呈式が行われた。
 同社からは、市に車いす2台と市児童館や母子生活支援施設へ図書、越来自治会と海邦町自治会には軽トラックの購入補助金が贈られた。津覇社長は「市民皆さまからのご厚意への恩返しです。これからも地域貢献できるように取り組んでいきます」と挨拶し、桑江市長は「こども達や地域の方々が有効に活用できるように運用します」とお礼を述べた。

中部ガス事業株式会社から多くの寄付が贈られた
中部ガス事業株式会社から多くの寄付が贈られた

介護を予防しちゃーがんじゅう

キックオフ大会で体操や講演

 介護予防や日常生活支援総合事業開始の周知と介護予防活動の普及啓発を目的に12月25日、市民会館中ホールで介護予防・生活支援総合事業キックオフ大会「さあ始めましょう、自分自身で!仲間で!地域で!介護予防」が開催された。大会では健康運動指導士の勝俣妙子氏による介護予防体操や言語聴覚士の久志紫乃氏の講演「話す・食べる力による認知症予防と介護予防」が行われた。

介護予防の「ちゃ~がんじゅう体操」を踊る来場者
介護予防の「ちゃ~がんじゅう体操」を踊る来場者

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