今月の人 <特別編>

沖縄市とエイサーが大好き

255 エイ坊

 夏が来た。夏と言えばもちろんエイサー。本市には「エイサーのまち沖縄市」をピーアールするために日々頑張っている愛らしい「エイ坊」というキャラクターがいるのをご存知だろうか。サージを頭に巻いて、大太鼓を持ったそのカワイイ姿をどこかで一度は目にしていることだろう。今月は沖縄市のゆるキャラ、エイ坊を紹介する。

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 ライカム交差点の広告塔や中の町なかどおりのエイサー街灯、さらにはオートバイのナンバープレートにも登場しているエイ坊。その愛らしくも勇ましいエイ坊に話を聞いた。

―まずは自己紹介をお願いします

エイ坊 僕は6月13日生まれ。年齢は内緒だよ。この日は 沖縄市が「エイサーのまち宣言」をした日なんだ。特技は”唐船(トウシン)ドーイ“に合わせて元気いっぱいに踊ること。カチャーシーにも自信ありだよ。好きな食べ物はもちろん旧盆カレー!

―いつも一緒の仲間を紹介してください

エイ坊 僕の仲間は、世話好きだけどおっちょこちょいの「サーちゃん」に、やんちゃで負けず 嫌いの「たーくん」泡盛が大好きな「さなじぃ」だよ。みんなとっても仲良しで、エイサーのまちをピーアールするために一緒にいろんな活動をしてるんだ。

―具体的にはどんな活動をしてるのかな

エイ坊 開催された「ふるさと祭り東京」へ参加、5月に は銀座のわしたショップでもイベントを開いたよ。沖縄市の産業まつりや再開園した東南 植物楽園のレセプション、6月から始まっているエイサーナイトにも参加して観光客や沖縄市に遊びに来た人たちへ、このチャームポイントの笑顔を武器に幅広くエイサーをピーアールしているよ。

―今後の目標や、やってみたいことを教えてください

エイ坊 いっぱい練習して、締太鼓(しめだいこ)で勇壮にエイサーを踊る「たーくん」に負けないようなエイサーを踊ることが今の目標なんだ。そしていつか”ミッキー“にエイサーを教えたいな。また、銀天街のゆるキャラ、天ぷらの「ぷーらくん」や沖縄市健康づくりキャラクター「おきはくん」たちと協力して、もっともっと大好きな沖縄市を盛り上げて行きたいな。みんなも僕たちを見たら気軽に声をかけてね。

 仲の良い仲間たちと異国情緒あふれるまち「沖縄市」でエイサーという伝統文化を継承 し、その素晴らしさをたくさんの人に紹介したいと頑張っているエイ坊。沖縄市の盛り上げ隊として今後の動きから目が離せないぞ!

戦後文化シアター 今月のヒストリート

 「ヒストリートU」では、「沖縄市民平和の日」条例制定から20周年の節目に、「沖縄市の沖縄戦、そして戦後へ」と題し企画展を開催中。写真・年表、図表、新聞記事や生活道具等を展示し、沖縄市の特徴を紹介している。いくつかその具体例を挙げよう。
 1945年4月1日、本島西海岸に上陸した米軍は、翌2日ないし3日には泡瀬など東海岸に達し、以後数ヶ月にわたる沖縄戦の幕が切って落とされた。上陸地に近かった本市では、4月の犠牲者の約8割が1日から5日の間に集中していること、6月7日には嘉間良収容所で村長・助役選挙が行われ、7月にはコザ第一小学校(現、越来小)など3初等学校が相次いで開校するなどいち早く戦後への歩みを始め、9月7日には字森根で沖縄戦の降伏調印式が行われたなど、本市の沖縄戦の特徴を紹介している。
 戦後68年、沖縄戦の体験者も少なくなりつつある今、展示を通して、それぞれの「沖縄戦と平和」について考えてみませんか。

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展示中の国民服

  • ■市史編集担当/TEL:929-4128(直通)
  • ■ヒストリート、ヒストリートU/
     TEL:929-2922

■刊行本の紹介
沖縄市の戦後史をつづった『KOZA BUNKA BOX』第9号と沖縄市関係の新聞記事見出し約39 万件をCD-ROMにまとめた『沖縄市史第九巻 戦後新聞編』を発刊。販売中。

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