更新日:2022年3月1日

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兄弟都市 豊中市(大阪府)について

豊中市情報

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兄弟都市提携の経緯

提携調印の様子昭和49年の沖縄市誕生市民祭典で行われた兄弟都市宣言

昭和39年10月、当時の豊中市の竹内義治助役が、沖縄道路事情視察団の一員として沖縄を訪問した際、コザ市の大山朝常市長と懇談する機会があった。その中で、竹内助役から豊中市には沖縄戦の遺族も多く「何か形見になるものあれば」との話があったことから同年12月に豊中市で行われた戦没者・空爆犠牲者追悼式に、コザ市より豊中市の沖縄戦没者の遺族へ霊石とハイビスカスが届けられ、このことをきっかけに交流がはじまった。
当時、アメリカの統治下にあった沖縄は、行政の仕組みが異なっており、日本への復帰に備え、先進都市の行政を学ぼうと、コザ市役所職員が豊中市役所を訪ね研修を受けた。コザ市役所職員の間では、この研修のことを「豊中学校」と呼んでいた。
昭和47年に沖縄が本土復帰し、昭和49年にはコザ市と美里村が合併して「沖縄市」が誕生。同年11月3日の沖縄市誕生市民祭典の場で、豊中市と沖縄市が「兄弟都市宣言」に調印した。姉妹都市ではなく兄弟都市と名付けられたのは沖縄の『いちゃりばちょーでー』に由来していると考えられる。

市内風景まちの特徴

豊中市は大阪府の中央部の北側に位置する人口約39万人の中核市で、気候は年間を通して温和。宅地開発が進んでおり、市全域が市街化区域となっている。大小様々な公園や緑地があり、都市環境と緑が調和した住宅都市である。市の西部にある大阪国際空港(伊丹空港)を通して34の都市と結ばれており、多くの人や物、情報が行き交う街でもある。また、鉄道、モノレール、高速道路なども整備されており、利便性の高い交通アクセスを誇る。

豊中まつりでのエイサー写真豊中市との交流

豊中市で夏に市民が主体となり開催されている「豊中まつり」では沖縄の文化・芸能が披露される「沖縄音舞台」が設営され、沖縄の多数のアーティストが登場している。沖縄音舞台ではピースフルラブ・ロックフェスティバルのオーディションも行われており、全国からピースフルラブ・ロックフェスティバル出場を目指し多数のバンドが出演し、審査の末、1組のバンドが選出されている。また、まつり会場では沖縄そばやゴーヤーチャンプルー、Aランチ、泡盛など、沖縄を代表する飲食物が販売されるほか、カンカラ三線づくりやシーサーの色付体験なども行われており、会場は沖縄一色となっている。
沖縄こどもの国にある『合奏』の像は、同園の建設の際に豊中市から昭和46年に当時のコザ市に贈られたもの。像を制作したのは豊中市の彫刻家の吉田叡示氏(故人)で、沖縄のこども達の明るい未来を願う気持ちが込められている。
また、沖縄市役所新庁舎が完成した平成5年に、豊中市から縦4.14メートル、横6.54メートルの壁画「曼荼羅観想宇宙之図」が友好のシンボルとして贈られ、市役所一階の市民ホールに掲げられている。沖縄市からは豊中市役所第2庁舎竣工を記念し、2体のシーサー像を贈っており、豊中市役所玄関前に設置されている。

沖縄市役所の絵画と沖縄こどもの国の合奏の像【左】沖縄市役所1階に飾られている豊中市から贈られた壁画
【右】沖縄こどもの国の合奏の像

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