■広報 おきなわ
11月号 NO.533



 

 本市の新たなランドマークとして整備を進めている(仮称)沖縄市多目的アリーナの建設工事起工式が9月25日に執り行われた。
 建設予定地で行われた起工式では、桑江市長をはじめ、内閣府や沖縄防衛局、沖縄県、施工業者、Bリーグ、琉球ゴールデンキングスなど、多くの関係者が参列し、厳かな雰囲気の中、地鎮の儀などを執り行い、建設工事の安全を祈願した。
 琉球ゴールデンキングスをはじめとしたプロスポーツのほか、コンサートやコンベンションなど、沖縄市はもとより沖縄県の発展にも貢献する施設として、完成への期待が高まっている。
 こどもたちに夢と希望を与え、まちの賑わいや地域活性化の起爆剤となる県内最大規模の屋内型施設を目指して、2020年の完成に向けて建設を進めていく。

 

▲(仮称)沖縄市多目的アリーナ内観イメージ


▲(仮称)沖縄市多目的アリーナ内観イメージ


▲工事の安全と早期完成を祈願した(仮称)沖縄市多目的アリーナ起工式

 (仮称)沖縄市多目的アリーナ〈概要〉

 階 数: 地上6階
 収容人数: 1万人規模
 主な利用: プロスポーツ・コンサートやコンベンション、災害時の防災施設等
 工事費(本体工事): 146億8800万円(税込)
 

パナソニックパンサーズ&フランス
バレーボール男子ジュニア代表チーム

 公 開 練 習 試 合

 

 沖縄市をサブホームタウンとするパナソニックパンサーズとフランスバレーボール男子ジュニア代表チームの公開練習試合を9月12日、13日に沖縄市体育館で開催した。
 世界レベルのプレーを見ようと多くの観客が訪れ、一つ一つのプレーに大きな歓声があがり試合会場は熱気に包まれた。試合結果は両日とも、パナソニックパンサーズが勝利。
 試合後には、両チームの選手からのサインや写真を一緒に撮るなど、多くの時間を選手とファンが触れあっていた。
 今回の公開練習試合は、本市のスポーツ合宿の受入体制整備に向けた取り組みの一環として開催された。

 

 

 

 
 

キラキラ輝く汗と笑顔

 スポーツデイ・池谷幸雄体操教室

 




 今年で4回目となる池谷幸雄体操教室が10月7日、市体育館で開催された。
 池谷氏は「体操は運動の基礎を作るものなので、体操選手を目指していない子も体操を通じてさまざまなスポーツに取り組んでほしい」と話した。
 市内小・中学校の体操初心者のこども達や体操教室に通いプロを目指すこども達が、前転、後転、ブリッジなどの正しい形を教えてもらいながら実践した。
 また、日本一美しい演技と称された武庫川女子大学むこがわじょしだいがく平岩優奈ひらいわゆうな選手や宮里中学校出身で世界選手権入賞者の安里圭亮あさとけいすけ選手という世界レベルの体操選手による美しくダイナミックな床とあん馬の演技も披露され、こども達は、真剣な眼差しで見つめていた。
 体育の日の10月8日には、公園内の各施設で、沖縄市スポーツデイが開催された。
 腹筋の回数や反復横跳びの回数、握力等から体力年齢を計る新体力テストをはじめ、インターハイ優勝経験のある知念玲亜さんによるかけっこ教室、テニス教室、トランポリンやバトミントンなどの体験コーナーなどがあり、こどもから大人まで、笑顔で汗を流していた。
 弓道大会や少年健全育成野球大会なども同時開催され、広いコザ運動公園内は、スポーツを楽しむ市民で賑わった。

 


 

カウントダウンスタート

 南部九州総体2019・陸上競技大会

 

 「平成31年度 全国高等学校総合体育大会 感動は無限大 南部九州総体2019」の陸上競技大会開催まで300日となった10月6日、市立図書館でカウントダウンイベントを行い、未来工科高等学校と美里工業高等学校の生徒が制作した二つのカウントダウンボードがお披露目された。
 南部九州高校総体の陸上競技大会は、2019年8月4日から8日に本市で開催される。

 


 

高校総体を盛り上げるために

 沖縄県スポーツ小売商組合からの寄付金贈呈式

 

 平成31年度全国高等学校総合体育大会沖縄市実行委員会への寄付金贈呈式が、10月3日、市役所で行われた。来年7月27日より開催される高校総体を盛り上げてほしいと、沖縄県スポーツ小売商組合の長嶺繁副理事長から比嘉教育長へ寄付金が手渡された。
 長嶺副理事長は「大会の花形である陸上競技が沖縄市で開催されるため、非常に多くの方が沖縄市に来ると思う。寄付は大会を盛り上げる屋台などに活用してほしい」と話した。

 


 

いざ!練習の成果を見せる時

 第54回沖縄県身体障害者スポーツ大会開催

 

 身体障害者スポーツ大会の一環として、県総合運動公園で、9月1日、フライングディスクが行われ、うだるような暑さの中、会場は応援の声と爽やかな笑顔で溢れていた。9月15日には、水泳、卓球、サイレントテーブルテニスが行われ、市からも多くの選手が参加した。また、9月23日には、県立鏡が丘特別支援学校でアーチェリーが行われた。アーチェリーに沖縄市の選手が参加するのは初めてで、参加した高良格たから さだむさんは銀メダルを獲得した。10月6日に行われる予定であった陸上競技は、台風により中止となった。
 沖縄市の選手は、日頃の練習の成果を存分に発揮し、金6個、銀6個、銅5個のメダルを獲得した。

   



 
 

動物たちに勝てるかな?

 沖縄こどもの国大運動会

 


 体育の日にちなみ、動物たちの持つさまざまな能力に挑戦しながら体を動かそうと、10月7日・8日の2日間、沖縄こどもの国大運動会が水と緑の広場で開催された。
 秋晴れの空の下、たくさんの親子連れ等が訪れ、8日はウマとのかけっこ対決のほか、20㎏以上の荷物を毎日運ぶ口之島牛のように、10㎏の荷物を10秒間でどこまで運べるか、静かに木にぶらさがり続けるスローロリスのように、鉄棒に30秒間ぶらさがることができるかに挑戦した。
 動物たちの持つ力の説明も受けながら、家族みんなでスポーツの秋を満喫した。

   



 
 

緑の輪 つなげて広げて お~きな輪

 沖縄都市緑化祭in沖縄市

 

 緑ゆたかな街づくりを推進する「沖縄都市緑化祭 in 沖縄市」が、10月6日に市民会館中ホールで開催された。記念式典は、松本保育園のこども達の元気なダンスで開会し、都市緑化活動等に対する表彰式が行われた。
 沖縄市からの表彰者は次のとおり(敬称略)。


【緑化ポスター標語入賞者】
 安慶田中学校3年 備瀬 哲平
【都市緑化功労者】
 屋宜 栄勝えいしょう、東松本自治会
【琉球みどりの文化賞 中・高校生の部 金賞】
 安慶田中学校3年 比嘉 彩晴あやせ
【亜熱帯緑化事例発表会 審査員特別賞】
 沖縄市建設部 建築・公園課 南風原 江梨奈
 式典後は、八重島公園で記念植樹が行われ、桑江市長や国・県の関係者と南桃原子ども会の代表児童が参加し桜の木を植樹した。

   

▲誓いの言葉を読み上げる南桃原子ども会
 

▲表彰を受ける屋宜栄勝氏
 

▲記念植樹は桜