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嘉手納弾薬庫地区の知花地区への移設について

最終更新日:2016年09月15日

 市民の皆様に嘉手納弾薬庫地区の知花地区への移設についてお知らせ致します。
 この移設につきましては、まず平成25年4月に日米両政府より「沖縄における在日米軍施設・区域に関する統合計画」が公表され、その中で、牧港補給地区の倉庫群の一部及びキャンプ瑞慶覧のスクールバスサービス関連施設を、嘉手納弾薬庫地区の知花地区へ移設する計画が示されました。
 
 平成26年9月には沖縄防衛局よりマスタープランの移設概要説明が行われ、その後市では計画の詳細について情報収集を行うとともに、10月から11月にかけて、市と沖縄防衛局による市北部地域の各自治会へ説明会を行いました。地域からは様々な不安や疑問が示され、また基地から派生する問題、長年の課題等について意見が交わされました。
 
 平成27年9月の議会では、私の移設計画に対する基本的な考え方として、沖縄県の振興発展及び基地負担軽減の観点から統合計画の必要性は理解できるものの、受け入れ側には様々な課題があり、それに対して国等がどのように対処していくのか、今後の動向を注視していくことをお示ししました。
 平成27年10月には、防衛副大臣及び沖縄防衛局長も相次いで来庁し、沖縄の基地負担軽減の観点から、改めて移設受け入れに対する市の理解と協力を求められたところです。市からは、基地から派生する課題解決や市の振興発展に関する国の支援について防衛大臣宛に要請文書を手交しております。また今後の多岐にわたる課題解決のために、国と市で協議の場を持つことも確認しました。
 
 本年4月から5月にかけて二回目の地域説明会が行われ、前回の地域から提起された課題の進捗やその後の対応について、市と沖縄防衛局による地域説明会が行われました。
 説明会では、沖縄防衛局より交通渋滞が懸念される第3ゲートの交通量調査の結果や河川氾濫、基地から派生する諸問題等への対応策が示されました。  
 
 しかし、いずれも地域から十分な理解を得られるものではなく、進捗の 遅さや対応策の甘さが指摘され、さらに移設そのものに対する様々な意見も出る中、一方では、移設に関しては理解するものの地域振興に対する切なる訴えや生活に密着した諸問題への迅速な解決についての要望等、多岐にわたる意見が出されたところでございます。
 
 本年8月には県知事と会談し、市からはこれまでの地域説明会の開催状況や地域課題について現状をご報告するとともに、その解決には国のみならず県の支援が必要であることを要請致しました。また移設に対する知事のお考えとして、沖縄の振興発展や基地負担軽減の観点から嘉手納より南の米軍施設・区域の返還は確実に進めていく必要があるが、一方で移設を受け入れる地元に対する政府の十分な支援と配慮が必要であること等を伺うことができました。
 
 この度(平成28年8月19日)、防衛本省、沖縄防衛局、沖縄市による第1回協議会が東京で開催され、協議内容として河川氾濫や交通渋滞、環境問題その他基地から派生する諸問題への取り組みのほか、市の振興に資する一万人規模のアリーナ建設や池武当インターチェンジ等について協議していくこととなりました。
 
 その後、防衛副大臣より協議会の協議事項を踏まえ会談の申し入れがあり、国として市の要請に対して、しっかりと支援していく事と、今後の個別事案につきましても協議会の場をもって進捗管理を行い、市の課題解決に向け ご尽力頂けることを確認いたしました。
 
 特に長年の地域課題でありました比謝川水系の河川氾濫対策では、本市の知花地区の住宅地域における床上浸水や農業用地の冠水等の被害に対する緊急対応策として、福地橋から約1kmの区間の暫定掘削工事が年度内に完了する予定です。
   
 さらに比謝川水系の下流域を整備する上で課題となっていた嘉手納弾薬庫地区内の河川改修工事のための共同使用について、年度内に日米合同委員会へ諮るべく着々と準備が整えられていることを防衛省や県から報告を受けております。
 
 それから移設に伴う約1,000名の従業員車両やスクールバス約80台、大型搬入トレーラーの運行による同地域の交通量への影響が懸念されることから、市北部地域を中心とした複数箇所の交通量調査等を沖縄防衛局が今年度内に実施するとの報告を受けております。
 
 この他、基地から派生する地域課題につきましては、国と市による協議会を通して、進捗管理や今後の課題解決に必要な協議が継続して行われます。
 
 市の振興に関しましては、地域活性化の起爆剤となる一万人規模の多目的アリーナ事業について、防衛省から平成29年度の概算要求など建設に向け最大限の協力が行われることを確約頂きました。
 また池武当交差点のインターチェンジの設置について国と米軍を含めた調整が行われ、その他、市の振興に関する要請事項につきましても引き続き協議される予定でございます。
 
 私は、牧港補給地区の倉庫群の一部やキャンプ瑞慶覧のスクールバスサービス関連施設を嘉手納弾薬庫地区の知花地区へ移設することにつきまして、これまで防衛大臣や防衛副大臣による現地視察や会談が行われたこと、また市の要請や地域課題の早期解決をはじめ、市の振興に資する事案等へのご尽力を頂くとともに、防衛省地方協力局をはじめとする協議会の設置等、国として積極的な支援を頂けることを確認致しました。
 
 また県知事との会談において、沖縄振興や基地の整理縮小の観点から嘉手納弾薬庫地区の知花地区への移設は確実に進められるべきであるが、一方では地元に対する政府の十分な配慮と支援が必要であること、また市の課題解決に県としての支援を頂けることについて共通認識を図ることもできました。
 これまで、国や県等関係機関との調整をはじめ、市議会での一般質問等や地域、地権者等関係者の皆様のご意見を伺ってまいりました。その中で移設に対する様々な意見があり市長として厳しい選択ではありましたが、決断の主な要因として
 一つ目に、地域課題の解決に向け具体的な措置(文化財調査、河川の暫定掘削工事、市北部域の複数箇所の交通量調査等)が始まったこと、
 二つ目に、国との協議会設置により市の課題解決や地域振興に資する事案に対し継続した協議が図られること、
 三つ目に、市の振興発展に資する事案に対し防衛省の最大限の協力が得られること、
 四つ目に、沖縄の振興発展や基地負担軽減の観点から、基地の整理縮小は進められるべきであること、
 これらのことから「牧港補給地区の倉庫群の一部やキャンプ瑞慶覧のスクールバスサービス関連施設を、嘉手納弾薬庫地区の知花地区へ移設すること」について、市長として断腸の思いで受け入れることを決断致しました。
 またキャンプ瑞慶覧のロウワープラザの早期返還につきましても、今後とも引き続き求めていく所存でございます。つきましては市民の皆様や関係者の皆様のご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
          
 
 
                                       平成28年9月    
                                          沖縄市長  桑江 朝千夫
 
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