更新日:2022年3月1日
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きれいな川を取り戻し、きれいな海を守るためにも、汚れた水(生活排水)を側溝に流すことや、ごみの投げ捨てはやめましょう。
これまでの川の汚れの原因は、工場や事業場からの排水が主なものでした。しかし、法律や条令などで排水規制が進んだ今では、各家庭から流される生活排水や、ゴミの不法投棄が汚れの大きな原因となっています。
建物の所有者は、下水道が使える地域になったら排水設備工事を行い、下水道に接続することが法律等で義務付けられています。下水道に接続すると、雨水や汚水が住宅周辺に溜まらず、浸水や悪臭の発生を防ぎ、さらに川や海が汚れるのを防ぐことができます。
浄化槽を使用しているのに、下水道に接続していると勘違いして管理を怠っている方がよくいます。どちらを使用しているかわからない方は、今一度確認してください。浄化槽は、保守点検と清掃を定期的に行うとともに、法定検査を受けることが義務付けられています。
「食器は食べ残しをふき取ってから洗う」、「油は固めて(または古新聞で吸い取って)ごみに出す」など、家庭でできる生活排水対策があります。できることから取り組みましょう。
雨水の利用は、上水(水道水)の節約になるほか、下水道や河川への雨の流出量が抑えられることで、洪水防止に効果があります。非常用の浄水器等を用いれば、雨水から飲用水を作り出すこともできます。色々な活用ができる雨水についての知識をご紹介しています。
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