更新日:2023年9月21日
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罹患後症状については、世界的に調査研究が進められてるところであり、まだ不明な点が多いですが、国内の調査研究によると、診断後6か月の時点で約8割の方は罹患前の健康状態に戻ったと自覚したと報告されています。
なお、WHOは現時点の知見として、新型コロナウイルス感染症に罹患したほとんどの方は、完全に罹患前の状態に戻るものの、一部の方は、長期的心身への影響が残ることがあると報告しています。
症状が改善傾向であるならば、かかりつけ医等に相談しつつ、様子を見ることも可能です。
症状が改善せずに持続する場合は、他の疾患による症状の可能性もありますので、かかりつけ医やお近くの医療機関にご相談ください。
罹患後症状は、自然経過で徐々に回復することが多いと考えられていますが、症状の緩和や早期回復を目的として、症状に応じた対処療法が行われることがありますので、まずはかかりつけ医やお近くの医療機関にご相談ください。
なお、海外の研究では、新型コロナウイルスワクチンを2回接種した後に新型コロナウイルスに罹患した場合、28日以上続く症状の発現が約半数に減少することが報告されています。
一般診療と同様に、診療費の自己負担が発生します。
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部事務連絡(令和3年12月6日)を基に作成
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