沖縄市の将来 ビジョンづくり部会 ミニフォーラムを開催
十年後のまちの姿を語る
「ふるさと」づくりに繋がるまちづくり


▲ミニフォーラムで十年後の沖縄市への期待や要望を話す部会のメンバーたち

 平成二十三年度からスタートする第四次市総合計画の策定に向け、概ね十年後の市の将来ビジョンについての意見をまとめた「沖縄市の将来ビジョンづくり部会」(宮里大八部会長)の報告会が三月二十三日、市役所ロビーで行われた。
 報告会ではチュイシージー(無償の奉仕の心で相手の見返りを求めない扶助の精神)をキーワードに「チュイシージーの心で笑顔があふれるまち」「世界に通用する人材育成・拠点」「自然とひとが調和したエコシティ」「住みよい 顔のみえるまち」など七つの分野にまとめた構想を発表し十年後の沖縄市の未来予想図を報告した。また、ミニフォーラムでは部会員四人が将来のビジョンについて語り「沖縄市を好きという人は多いが横のつながりが少ない。市民がかかわれる場をつくってほしい」などとそれぞれの意見や要望を話した。



甘〜いビワをご賞味あれ
―JAおきなわ美里支店が自慢のビワを贈呈―


▲JAおきなわ美里支店果樹生産部会
ビワ専門部よりビワ四キロが寄贈された

 JAおきなわ美里支店果樹生産部会ビワ専門部(知念正常会長)は三月十八日、市長を訪ね収穫したばかりのビワ四キロを寄贈した。
 市は昨年、ビワの拠点産地に認定されており、県内のビワ生産量の八割以上を市内の農家三十四人が生産している。今年は暖冬の影響もあって例年より小玉傾向で、約十二dの出荷を見込んでいるが、生産部会では「糖度は高く甘みは十分」と太鼓判を押した。



―二十団体 約六百五十人が参加―
懐かしの童謡・唱歌を歌い継ぐ
第三回 全国童謡まつり

 第三回全国童謡まつり(主催・同実行委員会)が三月二十八日、沖縄こどもの国で開催された。
 世界に誇れる日本の文化を子どもたちに歌い継ぐことを目的に開催している同まつりには、県内外から二十団体、約六百五十人が出演し、「春のうた」「えんどうの花」「大きな栗の木下で」など懐かしの童謡・唱歌を熱唱した。最後は「今日の日はさようなら」を出演者、観客全員で合唱した。


▲懐かしの童謡・唱歌を熱唱する出演者たち

 


『三七運動を 健康創りのスタートに』

ヘルシーおきなわシティ2010推進部会
 ちばなクリニック院長 仲田清剛

 1946年、終戦直後の焼け野原の国土をみて、復興に向け『公民館を創ろう』と運動が行なわれ、その後の地域における公民館の役割は非常に大きいことは周知のことです。
 元来、生活習慣を変える場所は家庭であるが、一人で実行するには困難さが伴う。行動を変えるには、一人より、小グループ(数名)で指導を受けながら、頻回のチェック(励まし)が一番よい。この小グループによる生活習慣改善運動を公民館で、肥満、その他の方に参加を募り、役所の協力を得て、実施することができればと思っている。公民館であれば、仲間ができやすく小グループで励まし、競争しあいながら、改善しやすい。そして、三月七日を、年一回の生活習慣改善のスタートを切るイベントにしたい。三七(さんなな)運動を新たな公民館ルネッサンスとして「肥満対策」を皆で協働できればと思っています。