―わくわくチャレンジ楽しい気持ちあふれだす―をキャッチフレーズに第十五回沖縄市生涯学習フェスティバル(主催・市教育委員会)が十二月七日、市民会館と中央公民館及び広場で開催された。展示部門は二日から行われた。

▲火おこし器を使って火おこしに挑戦だ

▲ゴム鉄砲で的宛ゲームを楽しんだ

▲ステージの催しも多く会場を盛り上げた

▲会場には多彩な手作り・体験コーナーが設けられた

▲市老連島唄踊り同好会による民踊
 同フェスティバルは、市民に生涯学習の場や情報を提供し「いつでも・どこでも・だれでも」楽しく学習できる環境づくりを進めるとともに、学習への意欲や関心を高め、豊かな生活を送ってもらうことを目的に行われている。
 会場の中ホールステージでは、美原小学校の吹奏楽演奏、市老連の民踊、あげだ児童館の創作ダンスを皮切りに、ミニミニシアターや空手演武、フォークダンス、フラダンスなどが次々、繰り広げられた。また、大ホールでは、中央公民館を活用している各サークルや同好会などの舞台発表が行われた。さらに、会場広場では、折り紙遊びや、お手玉、ミニかご作りなどの手作りコーナーやエイサー、ミニボウリング、火起こし、しっくいシーサー作りなどの体験コーナーなども設けられ、会場を訪れた親子連れなどは早速目当てのコーナーで体験や手作りに挑戦、各コーナーとも多くの市民で賑わった。

▲美東中学校の空手同好会による迫力の空手の演武


▲みんなで食べるとおいしいね


▲流暢なウチナー口を披露


▲「難しいな〜」。しっくいシーサー作りの手ほどきを受ける子どもたち



▲動物介在活動犬が紹介された




▲「楽しいね」。会場は笑顔がいっぱい



▲ミニかご作り。完成が楽しみですね



▲沖縄そばやヒラヤーチーも好評


▲すてきな音色を奏でた「ゆいまーるの会」


華やかに市民の幸せと健康を願い


ー市役所市民ロビーに正月の花飾りと生け花・書道ー
 ▲合作で元旦の花飾りに取り組んだ、仲宗根さん(右)、
  宮城さん(中)、崎浜さん(左)の三人
 新年を迎えた市役所市民ロビーに生け花など元旦の花飾りが登場、市民や職員の目を楽しませた。これは、仲宗根光子さん、宮城嘉守さん、崎浜清子さんの三人による合作で、仲宗根さんは小笠原流礼法の正月花飾りを、宮城さんは日本習字教育財団の元理事で「福寿」という文字で市民の一年間の幸せを願った。
 仲宗根さんは、今年で十年目で、鏡餅や松、お酒などを飾り、市民の健康と繁栄を祈願した。崎浜さんは華道家元池坊沖縄支部教授で、新年にふさわしく華やかな生け花を生けて提供した。
 毎年、年末の十二月三十日から、新年の七日までボランティアで行っている同企画は、「市民の健康や、それぞれが親族、恩師、友人、知人の親交を今年一年間も変わりなくあたためてほしい。そして、沖縄市が元気になるようにとの願いを込めて行っています」と仲宗根さんら三人は話した。

地域待望の信号機を設置


― 越来・学校給食センター前、園児ら渡り初め ―


▲新設された信号機の前の横断歩道で元気よく手を上げて渡る園児ら
 越来の市学校給食センター第二調理場前の交差点に信号機が設置され、十二月二十四日、同場所で点灯式が行われた。
 杉の子保育園の園児たちが鼓笛隊の演奏を披露その後、東門市長、玉那覇章沖縄署長、地域住民らと横断歩道を渡った。
 設置された場所は国道329号への抜け道になっており片側一車線でスピードも出しやすい場所。また、十字路になっており、交通量も増え、一昨年は死亡事故も発生しており、地域住民から信号機の設置が要望されていた。
 点灯式で玉那覇署長は「交通事故が減少するように期待している。地域でも安全運転を呼びかけてほしい」とあいさつ。東門市長は「地域から要望のあった信号機が設置され、この日が迎えられたことを本当にうれしく思う。信号を守る運動を盛り上げていきたい」と話した。