すてきな仲間達 58

みんなで子育て楽しもう

・子育てサークル「プラスハート」・

▲市青少年センターで活動している子育てサークル「プラスハート」のみなさん

 親子で楽しめる活動をモットーとしている子育てサークル「プラスハート」では子どもたちの笑い声あり、泣き声あり、ケンカありでいつもにぎやか。0歳児から五歳児までの親子約二十人が在籍し、明るく元気に子育てを楽しんでいる。
 同サークルは、市教育委員会が主催する家庭教育ユイマール推進事業(地域で家庭教育ふれあいネットワーカー〔世話役〕を中心とする「子育て広場」を開設し、育児学習や情報交換、交流などを通して、家庭や地域の教育力の向上を図ることが目的)の一環として平成十五年に諸見里公民館でスタートした子育て広場で、翌年にネットワーカーの比嘉みどりさんが自主サークルとして引き継ぎ、活動を続けている。
 市青少年センターで行っている月二回の活動では、おしゃべりを楽しんだり公園を駆け回って遊んだりとざっくばらんに交流を図っている。定例の活動以外にもムーチー作りやひな祭り、クリスマス会といった季節ごとのイベントも多く、メンバーらでいろいろな企画を出し合い盛り上げている。また、小学校が夏休みや冬休みに入るとサークルを卒業した親子もイベントに参加するので、地域コミュニケーションの広がりも大きい。

▲クリスマス会でイス取りゲームを楽しむ子どもたち
 おしゃべり好きの母親たちが集まると話題には事欠かないが、やはり会話の中心は子育てに関することが多い。先輩たちに子育ての悩みなどを相談しアドバイスを頂くが、解決が困難な内容については、行政とのパイプ役であるネットワーカーの比嘉さんが市教育委員会の担当者と連携し、関係機関へとつないでいる。メンバーからも「頼もしい存在」と信頼はあつい。
「子育ての情報交換の場、地域とのコミュニケーションの場、親子の憩いの場としてサークルを継続していきたい。一人で子育てに奮闘している方は、地域で行われている子育てサークルや子育て広場などに一度足を運んでみては」と話す比嘉さん。子育てに不安や悩みはつきもの。同じ世代の子を持つ母親同士が子育てについて相談ができる場所があることは大切である。気軽に集い、語り合える環境で子育てをもっと楽しみましょう!

 沖縄市の手しごと Vol.33
工房名:池陶房
職 種:陶器製造販売
代表者:池原 盛秀
住 所:沖縄市桃原139-7
電 話:090-1942-5399
一 この仕事に携わって何年目になりますか?
・二十二年
一 どのような製品を作っているのか?売れ筋は?
・日用雑器、シーサー
一 どこで販売しているのか?
・観光地、ホテル、工房
一 一番大変な作業は?苦労している点は?
・原料の調達
・釉薬の調合
一 原材料はどこから?また、どのような原材料を使っているか?
・県内外の赤土、白土
一 現在困っていることは?
・原材料や燃料の高騰
一 これからどのような活動をしたいか?
・県内材料をベースにした、自分らしい製品作り
一 あなたにとって「モノづくり」(工芸)とは?
・自分への挑戦
一 工芸家としての「夢」は?
・いろいろな分野(建築資材等)での陶器を活かした製品作り