【東海市・沖縄市】
友好都市の東海市←→沖縄市 友好のきずなさらに深く 災害時は互いに応援、協力「相互応援」協定書に両市が調印![]() ▲東海市と沖縄市で「災害時における相互応援に関する協定」が結ばれた 調印式には東門市長、鈴木淳雄東海市長、喜友名市議会議長、本田博信東海市議会議長、東海市議員、職員ら約五十人が出席し、両市長が調印、協定書を交換した。 鈴木市長は「沖縄市とは、東海市が誕生する前からの縁でお付き合いをさせていただいている。そうした中で、沖縄市と災害応援協定の締結ができたことは東海市民にとっても大変心強い。この締結を機会に、両市の友好のきずながますます発展することを期待する」とあいさつ。 東門市長は「今日の調印はとても心強い協定だと思う。これまでの交流の歴史がある東海市だからこそ気持ちが通じ合い、お互いに応援し合えるのだと思う。 遠く離れた地との協定だからこそ意味があります。今後も子どもたちや職員、いろんな文化交流をとおして両市がさらに近づき、大きな和を広げながら頑張っていこう」と締結を喜んだ。 協定はいずれかの市が被災した場合、食糧、飲料水などの生活必需物資の供給、必要な資機材の提供及びあっせん。被災者の救出、医療及び防疫や施設の応急復旧など、また、災害応急活動に必要な職員等の派遣など。東海市とは、昭和六十二年度から毎年、中学生による親善交流事業を実施しており、東海秋まつりには、沖縄市の特産品などの出店を行うなど物的交流も深めている。また、今年は東海市の中学二年生全員が体験学習で本市を訪問するなど交流はますます盛んになっている。
災害時、飲料無償提供で協定− コカ・コーラ自販機設置 −![]() ▲東海市と沖縄市で「災害時における相互応援に関する協定」が結ばれた 自販機は停電時の非常電源装置を備えており、電光掲示板で平常時は市からのお知らせやイベント情報を流し、災害時には防災、気象情報などを流すことが可能。また、災害時には遠隔操作で自販機内の飲料水(一台約五百本)を無償提供できる機能を備えている。 協定は「災害の緊急時に市が物資の供給が必要となった場合、供給の要請を行い、同社は優先的かつ速やかに供給を行う」となっている。 石岡社長は「沖縄市とは各イベント等で協力体制があり今後も役立たせていけるよう努めたい」とあいさつ。 東門市長は「同社にはなにかと世話になっている。今日の締結はとても大事な調印で、市民にも安心してもらえると思う。市民が安全で過ごせるまちづくり、救急体制の充実強化を図っていきたい」と感謝した。 |