七月に開催された県スポーツ少年団ソフトボール交流大会でみごと優勝し、八月二十二日から熊本県で開かれる九州大会への出場権を獲得した美原ドラゴンズの選手たちが八月二十日、市長を訪ね報告を行った。金メダルを胸に大会を振り返るナインたち。大会ではチームの得意とする守備力で対戦チームの攻撃を守りきった。キャプテンの大城朝士君は「仲間を信じて一試合ずつ大切に戦いたい」と九州大会への抱負を語った。東門市長は「しっかりとプレーして同じメダル（金）を取ってきて下さい」と激励した。

　平成12年に国指定重要無形文化財「琉球古典音楽」保持者に認定され、これまで県内各地で独演会や講演会などを通して琉球古典音楽の魅力を歌い語ってきた島袋正雄氏の米寿祝賀記念公演が９月28日、市民会館大ホールで開催される。島袋氏は「これまで多くの皆さんに支えられてきた。公演では多くの方に古典音楽を楽しんでもらいたい」と９月２日、市長を訪ねチケット100枚を寄贈した。東門市長は「公演を楽しみにしています。今後も豊富な実績と経験を活かして古典芸能の発展に頑張って欲しい」とお礼した。

　沖縄の県花であるデイゴの木が、市内全域でデイゴヒメコバチによる被害を被っていることを受けて八月二十一日、市役所駐車場入口で樹幹注入（登録農薬のアトラック液剤）による防除方法の実演が行われた。防除作業ではデイゴの木に約五センチの穴を開けて防除薬を注入。ガス圧をかけて注入するため五分〜十分程度で作業は終了する。参加者からの「枝打ちも必要か」との質問に株式会社サンテックの安藤幸四郎さんは「防除薬が浸透するまで一週間ほどかかるので、枝打ちをするならその後に行う方が良い」と話した。

　市立図書館で7月25日、毎年恒例の夏休みブックフェスティバルが催され、多くの参加者らで賑わった。図書館職員による素話や図書館ボランティア「ゆいゆい」のメンバーによる手袋人形など、様々な手法で物語の世界が紹介された。また、8月14日には、県営美里団地内の泉原自治会集会所でちえぞう君夏休みおはなし会が行われ、大型絵本やパネルシアター、昔話、民話といったバラエティーにとんだ内容で盛り上がった。素話「ふしぎなお部屋」で作った紙工作では、個性豊かな作品の数々で物語の世界を楽しんだ。