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更新日:2022年3月1日

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建築物のアスベスト対策について

建築物のアスベスト対策

現在は、建築物にアスベストの飛散のおそれのある建築材料を使用することは禁止されていますが、過去に建てられた建築物においては吹付け材にアスベストが含まれている建築物があり、露出したままで放置しているとアスベストが飛散するおそれがあります。
露出した吹付けがされている建築物については、分析調査を実施し、アスベストの飛散のおそれがある場合には、早急に対策を講じる必要があります。

アスベストとは

アスベストは天然に存在する繊維状の鉱物で石綿(せきめん、いしわた)とも呼ばれ、耐熱性や耐久性に優れているため、かつては鉄骨の耐火被覆材、断熱材、吸音材、内外装材など多くの建築材料に使われてきました。
アスベストには、クリソタイル、クロシドライト、アモサイト、アクチノライト、アンソフィライト、トレモライトの6種類があり、すべてを対象として分析調査を行う必要があります。
アスベストの繊維は極めて細く軽いので、空気中に浮遊しやすく、人が吸入しやすいという特徴があります。アスベストを吸入すると肺の中に長期間残留するため、肺がんや悪性中皮腫等の原因となるおそれがあります。
吹付けアスベストは昭和50年に原則禁止となり、アスベスト含有吹付けロックウールは平成元年までに使用が中止されました。また、平成18年9月1日施行の労働安全衛生法施行令の改正により、石綿をその重量の0.1%を超えて含有する製剤その他の製造・使用等が禁止されました。
このうち、建築基準法に基づく指導によりアスベストを含んだ吹付けを除去する等の対応が進められていますが、露出した吹付けがされている建築物については、分析調査の実施及びアスベストの飛散のおそれがある場合の対策工事の実施が必要です。

建築物のアスベスト対策

一般の民間建築物のアスベスト対策の概要については、次のパンフレット等をご覧ください。

アスベスト含有建築材料

アスベストを含んだ建築材料については、次のパンフレット及びデータベースからご確認ください。

上記のデータベースから得られる情報のみでは、完全にアスベストの含有を確認することはできません。吹付け材があり、上記データベースに載っていない建材については、アスベスト専門の分析機関にて分析検査を実施する必要があります。

なお、吹付け材以外に、ボードなどの成形された材料もあります。成形材料は、吹付け材に比べ飛散のおそれが低く、建築物に通常使用されているだけであれば健康被害にはほとんど影響がないとされていますが、建築物の解体等の作業時には、成形材を手作業で解体し、含有するアスベストが飛散しないように注意する必要があります。

吹付け材のアスベスト含有の有無に係る調査

【調査方法】

調査方法説明図

吹付けアスベスト等の発見
露出して施工されている吹付けアスベスト等の有無について、建物を建設した業者等への「問い合わせ」や「図面・資料による確認」「目視」等により調査します。
サンプリング
吹付け材等の「アスベストの有無」や「含有率」について、不明な場合は現物をサンプリングし、分析機関に調査を依頼する必要があります。サンプリング時に、アスベストが飛散することもあるので分析機関等に依頼すると安全です。
成分分析
分析機関では、サンプリングした試料の「アスベストの有無」や「含有率」を調べます。

(出展:国土交通省パンフレット「建築物のアスベスト対策」)

分析機関や建築物石綿含有建材調査者講習については、次の各機関ホームページをごらんください。

吹付けアスベスト等飛散防止対策

吹き付けられたアスベストは経年により劣化し、その繊維が飛散するおそれがあるため、早急な対策が必要です。
なお、対策工事については以下の3つが基本的な工法となります。それぞれの工法の特徴を踏まえて、工法の選択をしましょう。

除去工法

吹付けアスベスト等を下地から取り除く方法。アスベスト含有建材が完全に除去されるので、大地震の際にも剥落するおそれはなく、最も確実に建物を安全にする工法です。

封じ込め工法

吹付けアスベスト等の層を残したまま、薬剤等を含浸したり、造膜材を散布し、吹付けアスベスト等を固定することで飛散を防止する工法。
除去工法より安価ですが、建物の取壊し時には、除去工事を必ず行わなければなりません。

囲い込み工法

吹付けアスベスト等の層を残したまま板状材料等で覆うことで、粉じんの飛散や損傷防止等を図る工法。
除去工法より安価ですが、建物の取壊し時には、除去工事を必ず行わなければなりません。

(出展:国土交通省パンフレット「建築物のアスベスト対策」)

関連情報

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