更新日:2022年6月24日
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沖縄市では、包括連携協定を締結している大塚製薬の協力で、人気アニメ「はたらく細胞 第11.5話 熱中症~もしもポカリスエットがあったら~」を公開しています。9月12日までの期間限定視聴となっておりますので是非ご覧ください。
熱中症の発生は、7月~8月がピークとなります。一般的に熱中症は、最高気温が25度を超えると患者が発生し、30度を超えると熱中症で死亡する人の数が増えはじめるといわれています。また、気温が25度以下でも、湿度が80%以上あるときは注意が必要です。現在、各地で気温が上昇し熱中症とみられる症状で救急搬送される人が多くみられます。「自分は大丈夫と過信せず」熱中症を正しく理解し、予防に努めましょう。
熱中症警戒アラート発表の状況(沖縄地方)_環境省(外部サイトへリンク)
熱中症アラートメール配信サービス(環境省熱中症予防情報サイト)(外部サイトへリンク)
環境省・気象庁が発表する熱中症警戒アラートの情報を、メールで配信するサービスが、サイト内QRコードにて申請すると 無料でご利用になれます。 (但し、情報取得にかかる通信料(利用登録、ホームページの閲覧、メール送受信時に発生する料金)は利用者の負担となります。)
マスクを着けると皮膚からの熱が逃げにくくなったり、気づかないうちに脱水になるなど、体温調整がしづらくなってしまいます。
暑さを避け、水分を摂るなどの「熱中症予防」と、マスク、換気などの「新しい生活様式」を両立させましょう。
熱中症を引き起こす条件は「環境」と「カラダ」と「行動」によるものだと考えられます。
「環境」の要因⇒気温が高い、湿度が高い、風が弱い
「カラダ」の要因⇒激しい労働・運動によって体内に著しい熱が生じる、暑い環境に体が十分に対応できない等
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その結果、熱中症を引き起こす可能性があります!!
人間のカラダは、平常時は体温が上がっても汗や皮膚温度が上昇することで体温が外へ逃げる仕組みになっていて、体温調節が自然と行われます。
体温の上昇と調整機能のバランスが崩れると、どんどん身体に熱が溜まってしまいます。このような状態が熱中症です。
熱中症の予防には、「水分補給」と「暑さを避ける」ことが大切です!!
こまめに水分と塩分を補給しましょう。
屋内では・・・
屋外では・・・
体調が悪い時や、食事を抜いたときや睡眠不足のとき、二日酔いの時は暑い環境を避けるようにしましょう!!
高齢の方は、温度に関する感覚が弱くなってしまうため、暑さやのどの渇きを自覚しにくく、発汗など身体から熱を逃がす機能も低下しています。そのため、室内でも熱中症になってしまう可能性があります。のどが渇かなくても水分補給をし、扇風機やクーラーを上手に利用して温度調整をすることが必要です。また、お風呂に入る時も水分が失われやすいので、入浴後に水分をとり、40℃以下のぬるめの湯で、あまり長く入らないようにしましょう。一人暮らしの方は、周囲の方々も気に留めて、協力して声掛けを行うことが重要です。
小さなお子さんは、体温調節機能が十分に発達していないため、熱中症にかかる危険は大人より高くなります。また、お子さんは大人と比べて身長が低い(地面と近い)ため、特に晴れた日の外出は、大人が暑いと感じる以上に暑い環境にいることになります。そのため、いっそう注意が必要となります。こまめにお子さんに水分を飲ませるようにし、涼しい環境で休憩をとるようにしましょう。炎天下の車の中は灼熱地獄です。冷房を切った車内にお子さんを残して車を離れるのは、短時間であっても非常に危険です。絶対にやめましょう!!
症状 | 対処法 | |
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重症度1 | めまい・失神・たちくらみ、筋肉痛・筋肉の硬直(こむらがえり)、手足のしびれ・気分不快 | 現場での応急処置で対応できる軽症
⇒症状が改善しない場合は、すぐに医療機関へ!! |
重症度2 | 頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感 (症状は出ているが意識がはっきりしている) |
病院への搬送を必要とする中等症 ※重症度1と同じ対処を行う |
重症度3 | 頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感+意識障害(意識がはっきりしない状態)、けいれん、手足の運動障害(自分では体のコントロールがきかない状態)、高体温 | 入院して集中治療の必要性のある重症 すぐに救急車を呼ぶ!! ※救急車を待っている間は、上記1の対処を行う! |
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