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2011年度(H23)今週の一品

アメリカザリガニ

アメリカザリガニ

 「命の重さはみな同じ」。でも、残念だけど、外国から入って野生化した生き物には、もともと沖縄にいる生き物に害を与えるので、取り除いた方がいいものがあります。
 アメリカザリガニもそのひとつ。メスが子育てをするため、テナガエビよりも増えやすいのかもしれません。生き物の命は大事にしたい、でも外国の生き物は取り除くべき・・・難しい問題です。
 このザリガニもただ死なせるだけではなく、食べたり、標本にしたほうが、命を大事にしたことになるんだろうか?
私たちは迷いながら働いています。

(2012年3月30日 更新)

テナガエビたち

テナガエビたち

 なぜ虫カゴが水槽に?これは、テナガエビたちのアパートです。今年の秋に標本とするため、博物館で飼っています。
 テナガエビは同じところに何匹も入れると、すぐケンカして、バラバラにされてしまいます。なので、1匹を1部屋に分けています。
 問題はテナガエビがグルメなこと。ニボシをあまり食べてくれません。おじいちゃんに教わった、生のサツマイモがいいのかな?
 

(2012年3月30日 更新)

ティール

ティール

 ものを運ぶために使われた道具です。これより小さいティールは、四つの穴にひもを通して、腰にむすんで使っていました。
 このティールは、海の文化資料館で開れたバーキづくり講座で編んだものです。二日間かけて作ります。
竹で底を編んで固定するところは、想像しているより手の力が必要です。慣れない間は、指先にちいさな切り傷ができてしまいます。大変だけど、その分大事にしたくなります。
形はちょっとおかしくても、お気に入りです。
 

(2012年2月13日 更新)

シリカゲル

シリカゲル

 博物館は乾燥していることが大事です。水分で道具や標本がカビたり、くさったりしないように、気をつけています。
 私たちがよく使う乾燥剤はシリカゲル。お菓子なんかの「食べられません」の袋に入っているのと同じです。青いシリカゲルは、水を吸うと赤くなります。でも、レンジやコンロであたためると、また乾燥してくれるので、何度でも使えます。けっこう便利なんですよ。
 

(2012年2月10日 更新)

石油ランプ

石油ランプ

 暗くなるとなにげに明かりをつけますが、現在はその多くは電気を使った明かりです。 まだ、家庭に電気がきていなかったころは、石油ランプを使って明かりをともしていました。
ランプの燃料には石油が使われ、それを燃やして明かりとしていました。石油を燃やすとガラスに黒いススがついてしまいます。これの掃除は子どもがよくやったようです。
 沖縄市では1960年代(約55年前)までは、使われていました。現在では、あまり使われなくなった石油ランプですが、電気のない野外でのキャンプなどでは、今でも使われています。
 

(2012年1月25日 更新)

火鉢(ヒーバーク)

火鉢(ヒーバーク)

 あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
 さて、寒い日が続きますね。寒い日にはあったまりたい・・・というわけで、ヒーバークを紹介します。
標準語では、焼き物と同じく火鉢です。火で体を暖める道具ですね。
焼き物の火鉢とは違い、炭を入れるところがついています。木でできているのに燃えないのは、炭を焼くところを鉄板で囲って、さらに、灰が木に熱を伝わらないようにしているからです。火の用心も気をつけてね。

(2012年1月14日 更新)

石炭(釧路炭鉱産)

石炭(釧路炭鉱産)

 今年、日本中で節電が必要になりました。計画停電のニュースを聞いて、電気がどれだけ大切か、あらためて感じた人もいたのではないでしょうか。沖縄では、電気の多くは外国から輸入された石炭を燃やしてつくられます。
 さて、ここで問題です。外国が石炭を売ってくれなくなったらどうなるでしょう?とっても困りますよね?
 北海道の釧路では、石炭の掘り方を受け継ぐため、また外国の炭鉱から勉強に来る人を受け入れるため、日本でただ1か所、石炭が掘られているそうです。この石炭は、「沖縄への嫁入り」のために、そうじしてニスを塗られています。かつて石炭は、価値が高いので「黒いダイヤ」と呼ばれていました。よく見ると、キラキラしてきれいかな・・・
 

(2011年12月13日 更新)

玉鋼(たまはがね)

玉鋼(たまはがね)

 玉鋼(たまはがね)は、南城市大里の兼(かねる)工房からいただいたものです。
 玉鋼は日本刀など刃物の材料です。砂鉄を溶かして、鉄だけを取り出したのが玉鋼です。ただ、純粋な鉄を取り出すのは難しく、チタンやコバルトが混ざっています。この玉鋼にも、青や金色のところがあるでしょう? これが鉄にまざっている不純物です。
 玉鋼は火の中に入れられ、叩いて伸ばされながら刃物の形になっていきます。博物館で働く人たちには刃物好きが多く、うっとりしてこの玉鋼をながめる人もいます。

(2011年12月2日 更新)

アフリカウシガエル

アフリカウシガエル

 その名の通り、アフリカにいるウシガエルで、アフリカでは食用にされています。沖縄のウシガエルはアメリカからやってきたウシガエルで、法律でペットにすることができません。
 ウシガエルの仲間は、からだが大きく、目で動くものは何でも食べるほど大食いです。そのため、沖縄にもともといた生き物の数が減ってしまうことが心配されています。
 ちなみにこのアフリカウシガエルには、ぶっとい歯が生えています。歯はするどく、飼い主は病院にいくか迷うほどひどく咬まれたことがあります。
 

(2011年11月17日 更新)

幽霊(平安名人形)

幽霊(平安名人形)

 今週はハロウィンにちなんで、幽霊の人形をお見せします。
これは、「伊江島ハンドーグヮー」という物語に出てくる幽霊の人形で、ハンドーグヮーというのは、女の人の名前です。
 ハンドーグヮーは国頭の辺土名(へんとな)に住む娘でした。彼女は、遭難した伊江島の男を助けます。2人は愛し合いますが、男は伊江島に妻がいたので、ハンドーグヮーは捨てられてしまいました。
それでも伊江島に渡ったハンドーグヮーは、男に冷たくされ、自殺してしまいます。それから、男のまわりでは・・・

(2011年10月17日 更新)

フチュクルビン

フチュクルビン

 この小さなビンはなんでしょう?小さいのに、手が込んでいます。中にどんなものを入れるのでしょう?
 答えは、人が亡くなったとき、お酒を入れて、一緒にお墓に持っていかせるためのビンです。
お葬式など使われる道具は、私たちが毎日の生活で使うものよりも、手が込んでいる感があります。今では、もうフチュクルビンを持っていかせることはなくなりましたが、お墓参りの時には、やっぱりお酒を供えています。

(2011年10月5日 更新)

真鍮かんざし

真鍮かんざし

 方言ではジーファーと呼ばれます。髪にさすかざりで、今でも踊りや芝居で、ジーファーを付けている人が見られます。
 今から500年ほど前、琉球王府で「簪(かんざし)の制」という決まりが作られました。決まりでは、偉い人のかんざしは金や銀、農民は真鍮や木、漁師はジュゴンやイルカの骨と分けられていました。
ちなみに、古いお墓からかんざしが出てくることがあります。それだけ大事なものだったということでしょうか?
 

(2011年9月26日 更新)

回転胴式の脱穀機

回転胴式の脱穀機

 足ぶみの脱穀機で、今でも、お米を植えていた家の倉庫で見つかることがあります。
 刈り取った稲から、モミとワラを分けることを脱穀といいます。この脱穀機のほかにも、いろいろな種類の道具があります。
 後ろの木のバーを足でふむと、針金が付いたドラムがすごい勢いで回ります。
この回っているところに刈り取った稲をあてると、モミが飛び散ります。飛び散ったモミを集めて、さらにもみ殻をとったり、玄米を白米にしたりして、私たちが食べるご飯ができます。けっこう大変でしょ?

(2011年9月14日 更新)

キングコーラの瓶

キングコーラの瓶

 沖縄が日本に復帰する前、それはそれはたくさんのコーラが沖縄で売られていたそうです。マチヤグヮーには、何種類かのコーラがあって、コカ・コーラは値段が高かったといいます。
 このキングコーラも、そんないろいろなコーラのひとつでした。インターネットで調べたところ、沖縄で作られていたようです。土に埋まっていたためか、シールは消えていますが、シールには王冠のマークがありました。

(2011年9月1日 更新)

水鉄砲(塩化ビニル管)

水鉄砲(塩化ビニル管)

 夏休みの宿題は終わったかな?今週は、宿題がまだ終わってない人にぴったりの工作をご紹介します。
 1年ぐらい前、ここで、竹で作った水鉄砲を紹介しました。
これは、水道に使われる塩化ビニル管で作った、お手軽な水鉄砲です。竹と違って節がないので、ペットボトルで水の出口を作っているほかは、竹の水鉄砲と同じ作りです。ペットボトルも塩化ビニル管も、竹よりも身近にあるので、作る気さえあれば簡単です。
え?やっぱり竹がいい?
 

(2011年8月24日 更新)

サメ用の釣り針

サメ用の釣り針

 ちょっと前、サメにトドメをさすヤリを見てもらいました。
今回は、サメを釣りあげるための釣り針をお見せします。
 この釣り針の材料は、電柱の芯のワイヤーです。このワイヤーはかたくて強いため、モリの材料にもされます。このでっかい釣り針に豚肉などを刺して、サメを釣ります。
 でもときどき、サメがこの釣り針を曲げることもあるそうです。
 

(2011年8月12日 更新)

郵便局の制帽

郵便局の制帽

 郵便配達の赤いバイク、よく見ますよね。これは、そんな郵便配達の人がかぶっていた帽子です。
この帽子は1989年ごろのものです。郵便局を表す「〒」を囲む、手紙を持ったハトがマークになっています。カッコイイですね。
 帽子についているマークは、仕事に関係するものがほとんどです。博物館でも、何かいいマークをつくりたいなあ。
帽子をかぶっていた配達員は、自転車で郵便配達してた人ぐらいで、バイクに乗る人はヘルメットをかぶっていました。そのためか、この帽子もあまり使われていないようです。
 

(2011年8月2日 更新)

えびのおもちゃ

えびのおもちゃ

 あまり目にすることのないおもちゃです。これ、エビのおもちゃで、中国でのおもちゃの作り方で作ったということです。
材料はワラが主で、目はマッチ棒です。マッチがなかったころ、目の部分は何で作っていたのでしょう?
 ところで、ワラで編んだエビの胴の部分、沖縄のバッタのおもちゃの作り方とよく似ています。もしかして、おもちゃの作り方も中国から伝わってきたのでしょうか? それとも、基本的な編み方として、あちこちの国でたまたま同じような作り方がされてきたのでしょうか?

(2011年7月20日 更新)

ムカデの仲間

ムカデの仲間

 むかしむかし、嵐をおこす神さま、龍神(りゅうじん)が地上にいました。ある日、龍神が眠っていると、耳にムカデが入ってきます。ムカデに耳の中を咬まれた龍神は、「こんな恐ろしい生き物がいるところにはいられない」と天に逃げていきました。
 それから、龍神が出てきて嵐にならないよう、沖縄の船には、ムカデの旗を飾るものが出てきたのです。ムカデは姿が恐ろしく、咬まれると痛いため、今では害虫として扱われます。
 でも、昔の人にとって、ただ怖がられ、嫌われる生き物ではありませんでした。たとえ人に慣れなくても、人はその強さをたたえたのです。
 

(2011年7月5日 更新)

磨石(すりいし)

磨石(すりいし)

 磨石(すりいし)は、木の実などを磨り潰して、食べるために使ったと考えられています。日本本土では縄文クッキーが有名ですね。
 展示されている資料は、市内の室川貝塚から出土したものです。
今から約3500年前の縄文時代に使われていたと考えられています。
 石質は砂岩で、磨り面はとてもスベスベしていて、光沢があります。

(2011年6月21日 更新)

サメ歯ナイフ

サメ歯ナイフ

 このナイフ、鉄ではなく、イタチザメの歯が刃になっています。
 サメの歯を並べたこん棒や、このようなナイフは、ハワイなどでかつて使われていたようです。沖縄でも、貝塚から穴をあけたサメの歯が見つかっています。ただ、かざりに使っていたか、刃物として使っていたかは、よくわかっていません。
 こんなのでちゃんと切れるの?って思うアナタ、作ってくれた人に聞くと、牛の皮も切れたそうですよ。サメを1匹捕まえたら、歯がたくさん手に入ります。でもどうやってサメを捕まえるんだろう・・・
 

(2011年6月14日 更新)

氷ばさみ

氷ばさみ

 アツい夏がせまっています!みなさん、じゅんびはできていますか?
 今回紹介するのは、氷ばさみ。その名の通り氷をはさむ道具です。家に冷蔵庫がなかったころ、氷屋さんといって、氷を売ってくれる人がいました。氷はでっかいブロックで、それをノコギリで切って、氷ばさみではさんで分けてくれます。みんなが冷蔵庫を持ち、氷屋さんが減った今、使われない道具となっています。
 沖縄でも、たまに氷の彫刻を作るイベントがあります。
その時に、氷ばさみを使っている人がいたらうれしいんだけど・・・

(2011年6月7日 更新)

曽畑式土器

滑石(かっせき)

 博物館では、ほぼ毎年、土器作りをしています。その時、土器作りの先生にお願いして、博物館で飾る土器を作ってもらっています。
 今年は、曽畑(そばた)式土器に挑戦しました。
この土器、ふつうの土器よりかがやいています。これは、土器をこねる時、川砂の代わりに、滑石(かっせき)を砕いた砂を混ぜたからなんです。文様が底まであるので、先生、作るの大変そうでした。
 滑石は沖縄ではとれず、長崎のものを使いました。沖縄島でも、滑石入りの土器のかけらが見つかっています。
 

(2011年5月24日 更新)

滑石(かっせき)

滑石(かっせき)

 つるつるしているこの石、滑石と言います。火山によってできた石で、沖縄島にはありません。これは長崎のものです。長崎の滑石の出る場所近くに、その名も滑石(なめし)という地名が残っています。
 滑石はとっても柔らかい石で、つめでも傷が付きます。質のいいものは、チョークや化粧品になるそうです。
 今年の冬、この滑石を砕いて砂にしました。でも、滑石はやわらかすぎて、ハンマーでたたいても、ちょっとへこむだけでした。
 え、何のために滑石を砂にしたのかって?それは来週のおたのしみ・・・
 

(2011年5月16日 更新)

イノシシ用やり

イノシシ用やり

 イノシシは、畑をあらすことが多いので、イノシシを捕まえるのは、肉をとるだけではなく、畑仕事のためにも大事でした。
イノシシの肉はごちそうでした。沖縄島の北部では、肉をもらったお礼に、「まだ足りない」と言うことがありました。「ごちそうさま」だと、次にもらえなくなるからだとか・・・
 このヤリは、捕まえて、まだ息があるイノシシにトドメを刺すのに使います。木の柄をつけて、イノシシに突き刺します。先はうすくとがっていて、肉にささりやすい形になっています。イノシシを突いた後、ヤリをひねると、トドメになります。すごくいたそうです。イノシシじゃなくてよかった。
 

(2011年5月9日 更新)

アダンのフキ取り

アダンのフキ取り

 アダンのフキ(新芽)はとってもおいしい食べ物です。石垣島では、今でも食べられています。
 でもアダンはトゲが多くて、新芽を取るのもひと苦労。そこで使われるのがこの道具です。使う時は木の柄を付けて、遠くの新芽がとれるようにします。平たい刃で新芽を取って、落ちた新芽は反対側のフックで引っかけて手元に寄せます。
 こんな道具をつくってまで食べたいと思うアダンのフキ、ぜひ試してみてはいかがでしょう?
 

(2011年4月18日 更新)

肥後の守(シーグ)

オキナワヤマタニシ

 沖縄では、小さな刃物をシーグと呼びます。でも、最近では、シーグという言葉は聞かれなくなりました。
 肥後の守(ひごのかみ)は、長い間、たくさんの子どもたちに使われた代表的なシーグです。折り畳みできて、値段も安いので、ズボンのポケットに突っ込まれていました。鉛筆削り、工作、おもちゃ作り・・・肥後の守は勉強に遊びに大活躍しました。
 人を傷つけたり、ケガをする事件や事故があるため、刃物は危険なものとして、子どもから遠ざかっています。
 でも、子どものケガが減った代わりに、大人になっても刃物の使い方がわからない人が増えているようです。
 

(2011年4月1日 更新)

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このページは教育部 市立郷土博物館が担当しています。

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