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◆ 広報おきなわ2月号(N0.404)

沖縄市
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37運 動

市活性化百人委員会 中心市街地活性化部会

市と市民との協働による街づくりを提言

提言書を提出―中心市街地活性化部会―約十ヵ月でまとめる

▲東門市長に提言書を手渡す幸喜委員長(パルミラ通り)
  中心市街地の賑わいの創出や商店街のシャッターを開けることを最終目標として、議論を重ねてきた市活性化百人委員会(幸喜良秀委員長)の中心市街地活性化部会が十一月十六日、約十カ月間にわたる会議でまとめた活性化策への提言書を東門市長へ提出した。
  提言書は総論で「心のよりどころとしての街の魅力と機能の回復(コミュニティの再生)」と「市と市民との協働による街づくり手法の確立」の二つの観点からなされており、「器(拠点)」「担い手(人)」「連携(ネットワーク)」づくりに主眼を置き、二一世紀型の国際文化観光都市を目指すとしている。
  街づくりの基本としては「自分たちができることは自分たちでやる」という「自治の精神」。「予算がないから何もできない」という旧来の着想から脱却し、新しい時代の扉を開けようと呼び掛けている。
  部会(古堅宗光部会長)は昨年一月に公募で選ばれた委員二十二人で構成。胡屋地区分会と銀天街地区分会の各分会に分け、月二回のペースで会議を行ってきた。
  胡屋地区に関しては緊急課題として・情報・交流センター的機能を持った施設の必要性・胡屋地区のコンセプトを明確にし、街おこしをコーディネートできる人材の必要性など。銀天街地区では・アーケードの老朽化対策とアーケード内の道路対策・食とアートと交流の街づくりの提言などが挙げられている。
  同十六日、パルミラ通りで行われたセレモニーでは、幸喜委員長が「各委員が議論を重ね、汗でまとめあげた提言であり、行間も読み取ってほしい。市民と行政が協働で歩める街づくりのために大胆かつ緊急に市の政策に取り入れてください」と要望。古堅部会長は「百家争鳴のごとく多くの論争を交わしてきた。これも、この街が好きだという表れである。活性化の実現までは、あきらめないと言う委員の気持ちが提言には込められている。継続して取り組もう」と訴えた。
  東門市長は「今、幸せを感じている。市民と行政が一つとなって街を元気にするんだという思いが伝わってきた。街は市民が主役である。市民の生活のために行政は何をすべきか、提言には大きなものが込められていると思う。じっくり読んで、かみ締めて市政に反映させていきたい」と述べた。
  市活性化百人委員会は、市としては初めての本格的な市民参画の試みで、委員はボランティアで参加した。

市活性化百人委員会 公立保育所のこれからの役割を考える部会

市保育所は各地域の先駆的役割を

約四ヵ月にわたり提言書まとめる―議論継続も要望

▲幸喜委員長が提言書を読み上げ東門市長へ手渡した
  市活性化百人委員会(幸喜良秀委員長)の「公立保育所のこれからの役割を考える部会」は十二月四日、市の保育充実や公立保育所の民営化などについてまとめた提言書を東門市長に手渡した。
  提言書は〔1〕公立保育所のこれからの役割について〔2〕沖縄市の保育充実について〔3〕公立保育所の民営化について〔4〕今後の保育充実に向けた市民との議論継続について―の4項目からまとめられている。
  公立保育所については、・私立保育所と同等かそれ以上の保育事業の提供・保育の質においては地域のモデルになる・地域の保育実態を把握し、保育情報を提供する拠点となる・公務員、保育士であることの先駆的意味を考える―などを強調している。
  民営化については「絶対的に否定できるものではないが、その目的は市の保育充実に向けたものでなければならない」とし、議論継続については「市民参画・市民協働の必要性から保育充実に向け、今後も市民と共に検討、議論継続を要望する」と結んでいる。
  同部会の吉葉研司部会長は「市の公立保育所は、市全体と各地域の子育ての実態を常に把握し、各地域に見合った保育実践など先駆的な役割を果たしてほしい」と話した。
  東門市長は「提言を受け、心強く思う。子どもはみんなの宝であり、子どもたちに目を向け真剣に考えなければならない。提言書をしっかり勉強して市政に反映させていきたい」と述べた。
  同部会は公募で選ばれた市民や学識経験者十四人で構成。昨年七月に発足、約四カ月にわたり九回の会議を重ねた。提言は保育懇談会で聴取した意見や市民アンケートの結果なども参考にした。
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