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◆ 広報おきなわ11月号(N0.401)

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沖縄国際カーニバル

知花自治会 伝統のウスデークを披露

米寿祝い・娘が織った「知花花織り」を母親が羽織り、参加

▲知花花織りを羽織り伝統のウスデークを披露する秀子さん(写真・左)
  地域の厄払いや五穀豊穣を祈願する知花の奉納舞踊「ウスデーク」が九月二十五日、知花公民館で行われた。
  毎年旧暦の八月十五日に行われている知花のウスデークは三百年以上前から伝わっていると言われている。
  ウスデークは公民館近くの仲大屋(ナーカウフヤ)に納められている獅子を出し、水で獅子を清めた後、公民館まで道ジュネーを行い、公民館のホールに到着すると、約三十人の女性らが太鼓を手に「獅子加那志」とともに踊り、厄を払った。
  今年のウスデークは、約百年前に途絶えたといわれる「知花花織」復元作業所の五期研修生、新里美智子さんが織った着物を今年、米寿を迎えた母親の秀子さんが羽織り、ウスデークに参加。米寿の祝いと知花花織の初披露で二重の喜びとなった。
  ホールでは、獅子を真中に置き、知花花織やかすりを着たウスデーク保存会の皆さんや女性の方々らが円をつくり十二曲を歌い踊った。
  知花の獅子は三百年以上の歴史があると言われているが、沖縄戦で焼失するなど、現在の獅子は四代目。区民らが三年がかりで完成させた。
  ウスデークを終えたこの日は、知花保育所でも獅子を披露した。

本場のアメリカンジャスを堪能

コザパルミラ通りでコンサート 力強いリズムに酔いしれる

▲ジャズの世界で観客を魅了したマイク・デル・フェロートリオによるコンサート
  市中央のパルミラ通りで十月一日、アメリカンジャス・コンサートが開催され、多くの聴衆が本場のジャズの世界を楽しんだ。
  コザ商店街連合会と在沖米国総領事館の共催で開かれたコンサートには、一昨年の十二月に同通りで行われたクリスマスコンサートに出演し好評を博したマイク・デル・フェロー(ピアノ)、森泰人(ベース)、セバスティアン・カプティーン(ドラム)のトリオが出演。多くのジャズファンのラブコールに応えての来演となった。
  コンサートでは「イン・ユア・オウン・スイート・ウェイ」や「ベサメ・ムーチョ」などを力強いリズムで演奏し会場を魅了。聴衆はマイク・デル・フェロートリオが繰り出すジャズの世界に聞き惚れた。

「戦争と写真そして道具たち」(企画展)

写真、道具が伝える戦争の実態

石川・村瀬さんが写真や道具を寄贈

▲多くの市民が足を運び好評だった企画展
  ベトナム戦争など世界の紛争地を取材、レンズをとおして訴えてきた写真家の石川文洋さんとエッセイストで日本道具学会理事の村瀬春樹さんが、市へ寄贈した写真や道具を紹介する「戦争と写真そして道具たち」企画展(市主催)が十月三日から十四日までの間、市役所市民ホールで開かれた。
  写真は、ベトナムやアフガニスタン、ソマリア、サラエボ、カンボジアなど石川さんが世界各地で撮った戦争や内乱の実態、百十三点が展示された。また、「世界各地の道具に見る歴史」のコーナーでは、村瀬さんが市に寄贈したベトナムのバリカンやセネガルでストリートチルドレンが作った観光土産品、砲弾を利用した灰皿、ジュラルミンで作られた日用品など、二百五十点が並んだ。
  写真という映像と道具という物が時代を反映した企画展だった。
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