音楽によるまちづくりを目指す市の拠点施設、「コザ・ミュージックタウン」のオープンには、二百人を超える市民らが詰め掛け、みんなで落成を祝い盛り上がった。竣工式で東門市長は「コザ・ミュージックタウンのオープンと共に音市場がいよいよ動き出します。賑わい創出、人材育成、産業化支援の拠点として、地域資源ともいえる音楽・芸能をさらに活性化させるとともに、音楽によるまちづくり〈ミュージックタウン〉を推進するものと確信し期待を寄せている」とあいさつした。式典後に行われた市民コンサートにはオキナワンロックの大御所、ジョージ紫さん、マリーさん、民謡歌手の古謝美佐子さん、クラシックの知花章さん、空手家の佐久本嗣男さんら多くの方々が出演。ロック、民謡、クラシックなどを融合したチャンプルーミュージックを展開。落成式に花を添えた。また、音楽広場ではダンス、ライブ、青年会によるエイサーなども行われた。コザ・ミュージックタウンは音楽のまちづくりを目指す市の新たなシンボルとして、市民に親しまれるとともに、中心市街地活性化の起爆剤としての役割を果たしていく。