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◆ 広報おきなわ3月号(No.393)

第30回上杉雪灯篭まつり
幻想的な灯りを辿って行くと──
冬の米沢の幻想の世界へ
多くの人々でにぎわう ―― まつりを堪能

▲雪灯篭の前で記念撮影をする参観者ら

▲米沢駅の前の広場でも雪灯ろう祭が行われ
米沢市を訪れる方々へ甘酒や豚汁などが
ふるまわれた

▲ステージでは踊りや太鼓、
ライブなどが繰り広げられた
 幻想的な灯りを辿っていくと─。雪灯篭、雪ぼんぼりが彩る米沢の冬のまつり第三十回「上杉雪灯篭まつり」が二月十日、十一日の二日間、上杉神社・松が岬公園一帯で開催された。まつりの発端は、市内の有志らが小さな雪洞を掘り、ろうそくに火をともし雪見の宴と洒落てみたのが始まり。

 今年は例年にない降雪、積雪不足のため、まつりの内容を大幅に縮小したが、それでも、最終日は雪の降りやすい天候となり、朝から綿のような雪が終日舞った。夜になると数多く並んだ雪灯篭のろうそくに火が灯され、真っ白な雪の中で淡いろうそくの灯が微風にかすかに揺れる。その情景はまさに幻想的で冬の小さな灯が詩情を添えてまわりをメルヘンの世界へと誘った。

▲こんにゃくふるまいや甘酒を楽しむ人々

 松が岬公園を主会場に行われているまつりは周辺に出店が並ぶテント村物産市や氷の彫刻、雪灯篭まつり写真展、ステージ、甘酒・豚汁・こんにゃくふるまい、雪中打ち上げ花火など多彩なイベントが繰り広げられ、訪れた人々は米沢名物の食に舌鼓を打ったり各ステージを楽しんだりと、まつりを堪能した。

 沖縄市と米沢市は平成六年に姉妹都市の提携を結んでいる。

▲まつり会場では氷の彫刻も行われ
多くの市民の目を楽しませた

▲降りだした雪の中でまつりを堪能する人々

▲テント村物産市にはたくさんの
米沢名物が並び、食を楽しんだ

▲各関係者らとともに鎮魂祭で
合掌する東門市長(中央)

▲ろうそくの火が風にゆれ、
メルヘンの世界をかもしだす

▲夜になるとろうそくに火が灯され
幻想的な世界へ
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