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◆ 広報おきなわ10月号(No.388)

緊急事態発生! 救急医療週間・救急の日訓練
目の前で意識不明の方がその時どうする・・・
AEDや各種応急手当
ドクターカー到着 ── 素早い処置が命を救う
 救急医療関係機関との連携を深めるとともに、救急業務に対する市民の理解と意識の高揚を図ろうと九月八日、市役所で市消防隊員や中部徳洲会病院の医師や看護師たちが参加して、緊迫した雰囲気の中、救急訓練が行なわれた。

 訓練では、市役所へ訪れた市民が急に意識不明に陥ったと仮定。市民から通報を受けた消防本部は救急出動すると同時に、中部徳洲会病院へドクターカーの要請をする。その間、通報者は電話で消防本部から指示を受けながら、心臓マッサージや人口呼吸で心肺蘇生を行なう。先に到着した救急隊員が傷病者を確認し、引き続き応急処置をしている最中にドクターカーが到着し、同乗してきた医師と協力して救命措置を行なっていった。

▲市役所で行なわれた救急訓練。緊迫した雰囲気の中手際よく救急搬送を行った


 本市と同病院では、救急患者の救命率の向上を図るための、医療活動に関する協定を結んでおり、亀浜朝雄消防長は「ドクターカーはこれまで十三件出動し、六件の患者を救っている。救命率の向上のため今後もがんばっていきたい」と話した。実施訓練の前後では、市役所ロビーで救急用品の展示やAEDの使用方法などが紹介され、応急処置の重要さを呼びかけた。
 

 
・・・・・ 倉敷ダム「森と湖に親しむ旬間」 ・・・・・
捕まえろ〜 ヌルヌル ウナギめざして突撃
約4000人が参加 ── 子どもも大人も大みだれ

▲必死にウナギを握りしめ駆ける子どもたち。最後まで捕まえられるかな?
 自然と人間が共に生きる環境づくりをめざして─。

 倉敷ダム敷地内で八月十三日、森と湖に親しむ旬間(主催・倉敷ダムまつり実行委員会)が催され、約四千人が楽しんだ。

 人々が森や湖に親しみ、自然とのふれあいを通して、豊かな人間性やゆとりと潤いのある時間を共有し、地球環境の保全と水資源への理解を深めていこうと行なわれている同事業では、ウナギのつかみ取り大会やグランドゴルフ大会を催した。当日は小雨がぱらつく雨模様であったが、多くの親子連れが参加。ウナギのつかみ取り大会には約四百匹のウナギが四回に分けて放流され、子どもも大人も一緒になって合図と共に川へ飛び込み、ヌルヌルして逃げるウナギを元気よく追い回した。
 

 
地域と連携して
子煩悩のキリンのように子どもたちを守ります
安慶田中学校区で「親父の会(キリンの会)」を発足
 安慶田中学校区で九月二日、「親父の会(キリンの会)」が結成され、発足会並びに祝賀会が行なわれた。

▲発足会には大勢の「親父」たちが参加。
地域の安全を守ります

 同会では、次代を担う子どもたちの心豊かでたくましく「生きる力」を育む環境づくりや、家庭教育の充実に努めると共に、学校や家庭、地域社会と連携を取り健全育成に努めていく。会長の嘉手刈林俊さんは「キリンは信頼される動物。この会もキリンのように信頼されるよう地域に根ざしていきたい。また、キリンはとても子煩悩で子どものためならライオンにも挑んでいく。私たちも全力で健全育成に取り組みたい」と意気込みを語った。

 本年度は、「少年を守る日」の夜間街頭指導や各種青少年健全育成との協力と連携の強化等を目標に活動していく。
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