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◆ 広報おきなわ9月号(NO.387)

 
2006年平和月間スタート
戦争を知らない世代へ
平和の大切さを継承していく
〜広げよう 伝えよう 平和のメッセージ〜

 「広げよう 伝えよう 平和 のメッセージ」をテーマに二00六年平和月間が八月一日スタートした。

 市役所市民ロビーで行われたセレモニーでは東門市長が平和月間開始宣言文を読み上げ、又、沖縄市平和大使の代表二人が平和に対する思いを発表した。


▲平和の悲惨さ、恐ろしさを語り継いでいく平和大使のみなさん。沖縄市から平和を発信していくことを力強く宣誓した
 東門市長は「世界では、地域紛争やテロ、貧困などにより、罪のない多くの人々が命を落としている。また、わが国においても周辺諸国の軍事的脅威をはじめ、日常生活においても残虐な犯罪や虐待、いじめなど、住民の平和な生活を妨げる問題が山積している。今こそ、戦没者の御霊に誓った世界の恒久平和を創造するため、私たち一人ひとりが同じ目標に向かって共に手を取り合い、ここ沖縄市から平和を広く発信していこう」と平和月間の開始を宣言した。

 この後、大使の當真利乃さん(沖縄東中二年)と久貝亮太君(同中二年)の二人が「平和について考え学習し、戦争の恐ろしさ、悲惨さを世界に訴えていきたい」と決意を発表。それか ら、大使の紹介のあと全員で「月桃」を合唱した。

 さらに、平和大使として広島へ派遣されたことのある沖縄国際大学在学中の宮城一真さんの「ミニコンサート」も行われ、多くの市民が聞き入った。
 

 
銀天街商店街
「くゎっちーあしび」で人も街も元気に
食と芸術を堪能 ── うちなー芝居や多国籍料屋台も登場

▲美味しい食べ物をほお張りながら一休み。アーティストによる作品展示やうちなー芝居といっぱい食べていっぱい遊んだよ

 商店街でアートも食も堪能しょう─。商店街の再生を視野に芸術と食を組み合わせた「くゎっちーあしび」(スタジオ解放区主催)が七月二十二日から三十日までの間、市銀天街で開催された。初日は太鼓演奏や映像上映、アーティストによる作品展示会などが行われ、多くの市民らが駆けつけた。また、最終日は、うちなー芝居や屋台まつりなどが登場、人情劇や民族音楽演奏、コザの多国籍料理などを味わった。

▲出店には自慢の天ぷらや刺身、また多国籍料理と世界の食が味わえた
 銀天街に賑わいを。商店街には、手作りおやつがつくれる、くゎっちー食堂や天ぷらや刺身と一緒に並んだ食の作品、陳列ケース作品展、天ぷらやサーターアンダギーを買い食いして一休み、ギャラリー喫茶などユニークな店が並んだ。また、うちなー芝居「カタハランブー」や屋台まつりも大好評、多くの市民で賑わった。

 今回のイベントは銀天街を元気にしょうとこれまで銀天街を中心にユニークな企画を展開してきたスタジオ解放区のメンバと、「コザの街」愛し隊、銀天街青年部などの主催で行われた。
▲芸術がかもしだす空間に
自然と筆が進む子どもたち
▲食と芸術を堪能しようと銀天街は
多くの人で賑わいをみせた
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