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◆ 広報おきなわ6月号(No.384)

第九代目市長に
沖縄市長選 東門美津子氏が初当選
県内初の女性市長、沖縄市に元気をとりもどそう
 
東門氏が2050票差で初当選

▲バンザイ三唱で当選を喜ぶ
東門氏(左から2人目)
 任期満了に伴う沖縄市長選挙は四月二十三日投票が行われ、即日 開票の結果、前衆院議員で革新系無所属新人の東門美津子氏(六三)が前市議で保守系無所属の桑江朝千夫氏(五〇)に二千五十票差をつけ初当選した。十一月の知事選を占う前哨戦として位置づけられてきた同選挙は新人同士の保革一騎打ちとなり、激しい選挙戦を繰り広げてきた。結果は知名度を生かし、福祉、医療、雇用などを訴えた東門氏の政策が女性層を中心に支持拡大され当選に結びついた。桑江氏はスタートのもたつきが最後まで響いた。
 
沖縄市長選開票結果
東門美津子氏(無・新)
   28,709票
桑江朝千夫氏(無・新)
   26,659票
 
投票率59.11%
投票総数55,798票
無  効430票
 真っ向からぶつかりあう新人同士の一騎打ちとなった選挙戦は県内初の女性市長を目指す東門氏が仲宗根市政継承を訴える桑江氏を二千五十票差で下し革新系が八年ぶりに市政を奪還した。
 午後十時、東門さんは夫、利美さんと選対本部へ入り、支持者らと握手を交わし開票を待った。午後十時二十分、テレビが東門さんの当確を打ち出すと、「ウオー」という歓声とともに全員が立ち上がり、東門さんを囲むと事務所内は拍手と握手とうれし涙で熱気に包まれた。
 万歳三唱のあと、東門さんは「市民としっかり対話をしながら行政を進めていきたい。沖縄市を元気にするため全力でがんばります」と力強く話し、支持者らの「がんばれー」の声に満面の笑みで応えると、再び歓喜の中、全員でカチャーシーを舞った。
 
沖縄市を元気に、十三万市民のために頑張る
東門氏に当選証書付与

▼当選証書を受けとる東門氏
 四月二十六日、市役所内で市長選の当選証書交付式が行われ、初当選した東門美津子氏へ上地康雄市選管委員長から当選証書が手渡された。
 交付式は、大勢の支持者や市議会議員、市幹部らが出席する中行われ、東門氏の当選を激励した。
 東門氏は「市民から選ばれた責任をひしひしと感じる。職員、市民と対話しながら、十三万市民のために頑張ることをさらに強く決意した。雇用問題など取り組む事柄がたくさんある、元気な市をつくるためがんばります」と述べた。
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