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◆ 広報おきなわ5月号(No.383)

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まちで出会ったホットな話!
話題は現場にある。まちなかをぶらりと一回り何かに出会えそうな気がする楽しい話、耳よりな情報、まちのかたすみにあるような、どんな小さなことでも話せば元気になれそうな気がするまちの話題にふれる、そんなコーナーまちで出会ったホットな話

シャボン玉が舞う中、三年間の思い出と
卒業証書を胸に抱き後輩たちに
見送られる卒業生たち(美東中)
 三月は卒業式のシーズン、ここ市立美東中学校でも、三月十日、五十八回目の卒業式が行われた。
 体育館の中には、生徒たちと先生らとが一緒になり、共同で作り上げた、くす玉が高くつるされている。吹奏楽部の演奏と場内の手拍子で卒業生が入場する。それから、あいさつ、卒業証書授与、卒業生へ贈る言葉、卒業生門出の言葉と続いた。涙をいっぱいためながら話す生徒の言葉に保護者の方々がもらい泣きする。ビデオ上映の後、くす玉が割れ、卒業生退場。式は終えた。 体育館を出ると校庭の中道に在校生らでつくった花道があった。そこまでは、よくあるシーンだが、そこからが違う。
 花道の前やその頭上をいくつもいくつもののシャボン玉が舞った。シャボン玉を目にしながら、それにふれながら、卒業生らは花道を通っていった。
 シャボン玉を飛ばしたのは、一年生の根保悠太郎君と仲間たち。根保君は理科や工作が好きな科学大好き少年。「晴れた空の下で、たくさんのシャボン玉が楽しそうに飛んでいくのが見たかった」製作に五日ぐらいかかったという根保君はストロー、電池、モーターなどを用いた「シャボン玉マシーン1号機」(今、名付けた)を横に、誇らしげに話した。

▲根保悠太郎君とシャボン玉マシーン1号機(左)
 話はまだ続く、卒業生らが校庭を通り一号棟校舎前に行くと、そこには約千食分のおきなわそばが準備されていた。これはPTA(勝連美智子会長)の方々が準備したもので、恒例になっているという。「約十年前から始めた企画で、当時は卒業式になると生卵やメリケン粉掛けなどで荒れて、手がつけられない状態だった、そこで、PTAの方々が試行錯誤、門出を祝い保護者の労をねぎらうためになにかごちそうしょうと、始まったのがソーキそばの配食だった」と言う。「いつか卒業式の時にそばを食べたことを思い出しそして、その時人間として大きく成長しているといいですね」と目を細める。
 生徒や保護者らはそばをもらうと早速、校庭でほおばっていた。おいしいそばとあたたかい気持ちをもらい「夢、希望、思い出を胸に未来へのドアを開け放て」。

▲楽しい思い出が残る学校でみんなと食べる
最後の昼食。卒業しても大切な友達でいようね

▲恒例となったおきなわそばの配食。
PTAの方々からの温かな「記念品」です
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