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◆ 広報おきなわ12月号(No.378)

子育ては自分育て
子どもの声を大切にして
〜平成17年度 子育て講演会〜
ママたちが講演を聴いている間、託児室では子どもたちが大はしゃぎ
『真に子どもの幸せにつなげる子育て』について考えてみませんか

近年の核家族化や少子高齢化、価値観の多様化などめまぐるしく変化していく社会情勢の中で、心身ともに健全な子どもの成長、人格形成にとって地域や家庭の教育が不可欠である。そこで子育てについて地域子育てグループの情報交換や子どもとの接し方、成長に応じた親としての留意点などを学び、家庭教育の向上につなげていこうと十月二十日、市中央
自分の子育て体験談を交えて講演した講師の下地則子さん
公民館研修室で「子育て講演会」が行われ、託児付きの会場には多くのママたちが駆けつけた。

フリーアナウンサーの下地則子氏を講師に招き「子育ては自分育て」と題して、子育て奮闘中のママたちに自分の体験談を交えながら講演。「子どもは自分で体験して学んでいくので、自分の思うように育てるのではなく、アドバイスを送りながらも自主性を大切に見守ってあげてください」と子どもに親の希望を押しつけずにゆとりを持った育児を心がけることが大切であると語った。

『秋休みの思い出づくり』
いつも美味しいご飯ありがとう
もう給食は残さないぞ
◎─◎─◎給食センターで体験学習◎─◎─◎
大きな調理鍋でたくさんの給食を作った
給食センターの仕事内容を知ることで、感謝の気持ちと食に関心を持たせるとともに、給食を好き嫌いなく残さずに食べる子を育てようと十月三日、市給食センター第三調理場で「給食センター体験学習」が行われ、参加した子供たちは調理や準備、かた付けなどを体験した。

高原小学校の四年五組の生徒、父母が参加した体験学習では、栄養面が考慮され、創意工夫された献立を大きな調理鍋を使って調理し、普段のぞくことのできない給食センターの仕事を垣間見ることができた。 

手間隙をかけて調理されている給食を目の当たりにした父母からは「毎日栄養を考えて安全に調理していることにとても感心しました。子どもたちもこの体験で給食をもっと好きになると思います。自宅でも参考にしてスローフードを心がけたいと思います」と給食の大切さを学ぶ貴重な体験をした。

ユリ球根 植え付ける
花いっぱいの街づくりを通して
中部農連市場へ希望を与える

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比謝川沿いで行われたユリ球根の植え付け。被災者への思いが込められ一つひとつ丁寧に植え付けられた
今年九月十一日に火災のあった中部農連市場の被災者を励ましていこうと十一月五日、「ハンザ橋通り会」、「中部地区精神療養家族会・野菊の会」、「沖縄を世界一良い街にする会」のメンバーら約三十人の有志が集まり、比謝川沿いに千七十株のテッポウユリを植え付けた。

「野菊の会」会長の江洲さんは「ここは中部三十万人口の食の拠点です。今回の火災の被災者の方々に花を咲かせてみなさんを喜ばせたい。また最終的には中部人口と同じ三十万株を植えて花のあふれる街にしていきたい」と語った。今回植え付けしたユリは来年の五月から六月ころに開花する予定。
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