沖縄市 | 秘書広報課 | ◆　広報おきなわ（№３７２)６月号

中部地区の職域野球大会に参加している「ＪＯＫＥＲ」という野球チームがある。今から約十年前に美里高校ソフトボール部九期生のメンバーが「高校を卒業してもみんなで集まりたい」との思いから結成され現在に至っている。同チームには二十代前半から三十代後半までの約十五名が在籍し、全員参加野球で楽しく元気よくをモットーに活動している。「先輩後輩の関係はなくのびのびと野球を楽しんでいます」と先輩の表情を伺いながら苦笑いするのは主将の安慶田さん。「以前は毎週集まり練習をしていたが、最近はみんな忙しくなかなか練習ができない日が続いています。勝つためには練習をしていかなければ」と、日頃の練習不足は否めない様子。しかし、野球好きのメンバーは中部地区の職域野球大会には毎回参加している。同大会は六十チーム以上が参加するトーナメント戦で、勝ち続ければ毎週のように試合が行われる。「クジ運にもよりますが平均で二，三勝はしています」と話す安慶田さん。これまでの実績では昨年一月に行われた大会でベスト四という成績を修めている。

▲	ピッチャーが投げる球にナインの視線が集まる

取材当日、試合前のウォームアップでは笑顔をみせながら練習をしていたメンバーだが、いざ試合が始まると表情も引き締まり先輩から一人ひとりに細かな指示が飛ぶ。一球一球に全力を注ぎ込む姿は高校球児を彷彿させる光景であった。

同チームの野球以外の交流というと、ビーチパーティーや忘年会などのイベントを行っているが、なかでも忘年会では年間を通してのホームラン賞や最多ヒット賞などの各表彰が行われ、白熱した個人戦も繰り広げられている。

試合前、安慶田さんにチームの目標を聴くと「中部地区大会の優勝です」と意気込んだ。今回取材を行ったのは大会二回戦目。見事勝利を修めたチーム「ＪＯＫＥＲ」はまた一歩目標に近づいた。


	暮らしのワンポイント

夏の生活必需品、網戸。汚れたり破れたりで、網の寿命はおよそ七～八年ですが、アルミの枠はかなり長持ちします。

網だけなら家庭で簡単に張り替えることができ、しかも材料代はあまりかかりません。用意するのは、新しい網、網戸用のローラー、ドライバー、古歯ブラシ、カッターです。いずれも日曜大工用品売り場にあります。

最初に古い網を外します。網は枠の溝にゴムひもで押し込むようにとめられています。まずゴムひもの端を探し、ドライバーで引き起こして外します。ゴムの弾力がなくなっていたら新しいものと交換を。ゴムの太さは網戸によって異なるので、サイズを確認してから購入しましょう。

ゴムを外したら、溝を古歯ブラシで掃除します。ここは汚れがたまりやすいので、必ずきれいにしてから網を取り替えます。ゴムが再利用できる場合は、雑巾できれいにふいておきます。

次に、枠を平らな床面に置き、上から新しい網をかぶせます。作業しやすいように、網は枠より十センチくらい大きめに切っておきましょう。

四辺をそれぞれ洗濯ばさみなどで仮どめしてから、ローラーで網ごとゴムを溝に押し込みます。この時、網目と枠が平行になるように注意することと、網がたるまないよう、片手で軽く引っ張りながら固定することがポイントです。

網はまず長辺の両側を、次に短辺の両側を固定します。四辺すべてに押さえゴムをはめ込んだら、余分な網を軽く引っ張りながらカッターで切り取り、完成です。

網戸は、一年中取り付けたままにすると早く痛みます。冬場は外して水洗いし、物置などで保管すれば長持ちします。

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