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◆ 広報おきなわ(bR72)6月号

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表  紙
泡瀬の京太郎
「後継者の育成、継承の責任」を痛感
無形民俗文化財として選択

国の文化審議会(高階秀爾会長)は一月二十一日、県内から「泡瀬の京太郎(チョンダラー)」を記録作成等の措置をすべき無形の民俗文化財に指定するよう、文化庁長官に答申。二月二十一日付で無形民俗文化財として選択するとの選択書が文化庁から届いた。
仲宗根市長に国指定の報告をする保存会の高江洲会長ら(左)
国の文化庁より無形民俗文化財として指定を受けたことから泡瀬京太郎保存会の高江洲義茂会長外関係者らが、四月十四日仲宗根市長を表敬、国指定の報告を行った。

泡瀬の京太郎は昭和五十三年に沖縄市の民俗文化財に指定され、その後昭和五十五年に沖縄県で初めて県指定無形文化財に指定された。演舞は「早口説」「扇子の舞」「御知行の歌」「馬舞者」「鳥刺し舞」から成り、明治三十九年に故喜屋武盛宏翁を中心とする方々が、首里のスンガー芝居から習い覚えて上演したのが始まりだといわれ、以来、村芝居や各種行事の出しものとして連綿と継承されてきた。

又、泡瀬の京太郎は、首里から泡瀬村に移住して来た首里の寒水川芝居出身の役者であった富里某(通称富里のターリー)から手ほどきをうけ、喜屋武盛宏ら泡瀬の青年がその芸を習得し、明治三十九年ビジュルの石殿を改築した際にその改築祝の行事として催された村芝居で初めて演じられた芸能である。来年で初上演から百年目を迎える泡瀬の京太郎。高江洲会長は「地元や市内外の行事でも演じているが、中・高生の中にも浸透してきた。継承の責任を強く感じるとともに、地域に愛される芸能に育てていきたい」と話した。
無形民俗文化財として国から指定をうけた泡瀬の京太郎
泡瀬の京太郎の演目の一つ「鳥刺し舞」

市文化協会 50周年記念事業
県内外の陶芸作家が出展 作品200点が並ぶ
県内で初公開、多くの参観者が訪れる
創造美術会陶芸部展in沖縄
全国の9県から多くの作品が展示販売された陶芸部展
沖縄市文化協会(城間喜宏会長)の創立五十周年記念事業、「創造美術会陶芸部展in沖縄」が四月十六日から二十四日までの日程で市内のプラザハウスグローバルギャラリーで開かれた。

創造美術会は日本画や彫刻、陶芸などさまざまなジャンルの作家たちが活動を行っている組織で会員は全国に広がり毎年、東京都美術館で展覧会を行っている。今回は全国公募展の特別展として開かれたもので、全国九県から二十六人の作家が出展、県内の十人の作家を合わせた計二百点余の作品が並んだ。沖縄では初公開とあって来場者は興味深そうに真剣なまなざしで見入っていた。
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