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◆ 広報おきなわ(bR71)5月号

平成17年度施政方針
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沖縄こどもの国
フェスティバル 2005
表  紙
特集 施政方針(3)
元気な沖縄市づくりへ
尊重しあい平和の心を大切にするまち

平和事業については、多くの市民が日常生活の中で平和を考え、行動するために、八月一日から始まる平和月間において、九月七日の市民平和の日記念事業をはじめ戦跡ウォッチング、平和講座等を開催し、平和アクションプログラムを推進するとともに、市内各中学校の生徒からなる平和大使を長崎市に派遣し、平和学習や平和交流をとおして平和の尊さ、生命の大切さを学び、地域や学校で語り伝える草の根運動を支援してまいります。

今年は戦後六十年を迎え、戦争の記憶がますます風化していくなか、沖縄戦の悲惨な体験と教訓を次世代へ継承し、多くの市民へ伝え広げるため、市民平和ガイドの養成をおこない、平和ガイドネットワーク等の平和活動を支援してまいります。

人権擁護については、人権啓発ネットワーク活動を支援するとともに、特設相談所の開設や講演会、人権週間の啓発活動をとおして、市民の人権尊重意識の高揚に努めてまいります。

児童虐待の発生予防や早期発見、早期対応をおこなうため、養育が困難となっている家庭に対し、育児支援家庭訪問事業を実施するとともに、児童虐待防止ネットワーク推進協議会の連携強化を図ってまいります。
自由・闊達な市民性とチャンプルー文化を発信するまち

世界の優れた舞台芸術にふれることにより、こどもたちの豊かな感性や創造力を育む機会の創出を図るため、「二〇〇五国際児童青少年演劇フェスティバルおきなわ(キジムナーフェスタ)」を開催し、アジアをはじめ世界各国との文化交流を推進してまいります。 

戦後の沖縄を題材とした市民参加による演劇や韓国からのミュージカルを公演するなど、市民の芸術文化に対する理解や共感を深めるとともに、芸術文化による国際交流の推進を図ってまいります。 

中心市街地の空き店舗を活用した戦後文化資料展示室を設置し、本市の個性的な文化を内外に広く発信してまいります。

国際交流については、身近なアジアの一員として、歴史的に深いつながりを持つ台湾との交流を推進してまいります。

世界で活躍する国際性豊かな人材の育成を図るため、海外姉妹都市米国ワシントン州レイクウッド市への留学生を支援するとともに、レイクウッド市より中学生の受入をおこない、ホームステイによる市内中学生との交流を促進してまいります。
世界にはばたく心豊かな人を育むまち

学校間において偏りのある、学校規模や通学距離等の適正化を図るため、学校通学区域の見直しへ向け取り組んでまいります。

幼児教育については、二年保育および預かり保育の実施により、保護者のニーズに応じた保育サービスの提供を図るとともに、仕事と子育ての両立支援に努めてまいります。

こどもたちの学ぶ意欲を育て、ゆとりの中で確かな学力を育むため、これまで一部校区で実施していた学年二学期制を、市内全校に導入してまいります。

老朽化した沖縄市立総合運動場内のスポーツ施設については、リニューアル計画の一環として、今年度は陸上競技場メインスタンドの解体工事および改築工事に着手し、施設の整備充実へ向け取り組んでまいります。

体験活動や交流機会の創出により、青少年の創造力や協調性を培うため、青少年親子教室や中学生野外体験宿泊研修会などを開催するとともに、地域こども会や少年団体活動の活性化を促進してまいります。
楽しく・支えあい安心して生活できるまち

市民一人ひとりが住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、新しい地域福祉のネットワーク構築を図るため、仮称・第三次地域保健福祉計画の策定に取り組んでまいります。

高齢者が安心して暮らせる環境づくりをすすめるため、一人暮らし老人の集いや緊急通報体制等整備事業の拡充を図るとともに、医療機関等への通院が困難な在宅高齢者に対し、外出支援サービス事業を実施してまいります。

障がい者の福祉の増進を図るため、新たに障害者生活支援事業や要約筆記奉仕員派遣事業を実施し、障がい者やその家族の地域生活の支援をおこない、障がい者の自立と社会参加を促進するとともに、デイサービス等支援費事業の拡充に努めてまいります。

市民の健康づくりについては、乳幼児から高齢者までの総合的な健康づくりの推進が求められていることから、沖縄市健康づくり推進本部を設置し、家庭、学校、地域、職域、行政の連携のもと、沖縄市健康づくり推進計画を策定してまいります。

また、各自治会を拠点とした出前児童館を新たに実施し、こどもたちの居場所づくりや地域におけるボランティアの育成を図るとともに、障がい児を受入れる学童クラブを支援し、児童の健全育成に努めてまいります。
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