▲ 「おいしいおつまみ、生ビールもあるよ」

▲ 異国情緒に富む沖縄が呼んでいると直感し、ここに来たと語る本原さん

大変素晴らしい事業だと思う。実際、私も恩恵に預かり、とても有り難かった。ただ、定着化していかなければ意味が無いと思う。例えば、準グランプリの企画がもっと活かされるように、補助の期間を一年にするとか、グランプリについても全額補助を一年間ではなく、半額を二年間とか。とにかく長いスパンで見守って頂きたい。あと、グランプリ、準グランプリを含め、一年間に最低でも五店舗はオープンできるような、バックアップ体制がほしい。

最後に、行政へ一言

観光立県といわれる沖縄県にあって、観光客の引き込みが弱いと思う。美ら海水族館を目指し、国道五八号線を走るレンタカーを、沖縄市に立ち寄らせるような仕掛けがほしい。

特集・まちの仕掛人たち(6)

仕掛人たちの本音 両手を見つめ、靴ひもをしめ、腰を上げる

全国から夢のあるアイディアを公募、それに挑戦する仕掛人たち 今月号の特集は沖縄市移住計画、ドリームショップにかける 五店舗を紹介し、各オーナーに現在の心境を聞く。

鍼灸整体治療師

▲ 人生はお一人様１回限りなので１日１日を充実させたいという小林さん 小林 佳治 こばやし よしはる　38歳。東京都出身。 平成元年に駒澤大学法学部を卒業後、平成十年に早稲田医療専門学校・東洋医療鍼灸学科を卒業し、鍼灸師免許や、リフレクソロジスト・整体インストラクター資格を取得する。その後、大同病院理学療法科勤務等を経て、平成十二年（有）トリム東京整体医学院講師として入社後、人事、店舗開発業務を経て、学校運営・管理業務本部長職に就き、現在に至る。 人がとても温かい、いつか移住したいと思っていた

▲ 併設スクールを開設。整体技術やアロマテラピーなど本物の手法を教える 「物価が安いので暮らしやすい。人がとても温かい」と『沖縄鍼灸整体治療院』のオーナー、小林佳治さんは沖縄の印象について語る。 小林さんは大学卒業後、就職。ベトナム駐在時に重度の腰痛に悩まされ、これを現地の医療によって快療したことに感銘を受けたことが治療家を志望するきっかけになった。 ドリームショップの応募動機 沖縄へ旅行に来たときにいつも、将来仕事をリタイアしたらここに移住したいと思っていました。友人からインターネットで本企画を紹介され、応募しました。 現在の活動状況を教えて下さい ▲ スポーツ系専門の施術者によるスポーツ障害の治療もします 鍼灸、整体、リフレクソロジー、タイ古式マッサージの治療院。沖縄特産のモズクエキスや海洋深層水、月桃を使った「琉球式マッサージ」で、より深いリラクゼーションを味わっていただきます。スポーツ系専門の施術者による、スポーツ障害の治療も行います。 今後の課題を教えて下さい 併設スクール（沖縄整体専門学院・東京整体医学院沖縄校）が十一月より生徒募集を開始しました。整体技術のみならず、カイロプラクティックやアロマテラピー、リフレクソロジー、スポーツトレーナー、タイ古式マッサージほか幅広い活動ができる人材を育成しています。沖縄の皆様に是非、本物の手技を学んでいただきたいです。 これからの取り組み、戦略、展望について訊かせて下さい 冬季のスポーツコンベンションに積極的に参加していきたいです。また、マラソンなどスポーツ大会でのボランティア活動を行っていきたいです。 信条などを訊かせて下さい ▲ 海洋深層水や月桃を使った「琉球式マッサージ」もあります 特にないですが「人生はお一人様一回限り」なので、一日一日を充実させたいと思います。 ドリームショップ事業について一言 東京でも注目されつつあります。これからも日本全国に発信して頂きたいと思います。 最後に、行政へ一言 沖縄市は観光資源に乏しいといわれますが、私ども他所者からみますとディープなチャンプルー的沖縄市のたたずまいは、日本中を探しても貴重な場所です。