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◆ 広報おきなわ(bR64)10月号

平和の大切さを伝える、
世界へ

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沖縄国際カーニバル
表  紙
−全世界へ戦争放棄、真の平和を訴えよう−
七月三〇日、市役所市民ホールで行われた平和月間セレモニーで仲宗根市長は「沖縄市は基地の街と言われ、その軍事基地からは、ベトナム・湾岸・イラク等への出撃基地として使用され、市民は常にテロや戦争への危機と不安を感じている。そのような軍事基地の実態を目のあたりにして市民の平和を願う心は強く、基地被害への抗議や基本的権利を守る市民運動が展開されている。二〇〇四年の平和月間は、迎えた二十一世紀をさらなる平和の世紀とするため『非武の文化』といわれる沖縄の歴史体験に培われた平和思想に基づき、沖縄から世界へ平和の心を発信する。悲惨な地上戦を経験した沖縄から平和の尊さ、戦争の恐ろしさを風化させることなく、一人でも多くの市民が世界中の人々に平和の大切さを伝えていくため、決意を新たにし、沖縄戦で亡くなられた御霊の安らかならんことを祈るとともに、沖縄市民は世界の人々と手をつなぎ、平和で豊かな希望に満ちた地域社会を築くことを決意する」と平和月間の開始を宣言した。

続いて広島市へ派遣される沖縄市平和大使十六人が紹介され、平和大使を代表して、美里中学校二年生の仲宗根慎君が「戦争をするのは人間だけど、戦争をとめられるのも人間です。だから僕はこの世から戦争をなくす事ができると思いました。僕たち平和大使は広島で戦争・原爆の事と平和の事を学んできます。平和について多くの事を学び、多くの体験をして、皆といっしょに戦争をなくす努力を続けていきたいと思います。そして、戦争の悲惨さと平和の大切さ、命の尊さを世界中の人々に伝え広げていきたいと思います」と話し又、同中学二年生の大城華さんは「五十九年前の沖縄戦で、たくさんの住民が逃げまどい、追いつめられ、恐怖と悲しみの中で死んでいきました。しかし、未だに戦争はやまず、今この瞬間にも世界のどこかで、戦火の中、罪の無い尊い命が悲しみの中で消えてゆきます。私たちはここに立ったまま何もできないのでしょうか。そうではないはず。私たち平和大使は被爆地・広島で戦争の恐ろしさ、命の尊さ、本当の平和について学び、この沖縄市から、全世界へ戦争放棄、本当の平和を訴えていきたい」と力強く誓った。
合唱団いずみによる平和のコンサート
戦争に関する資料に見入る市民ら
原爆被爆者特別養護ホームで被爆体験の聞き取りをする平和大使ら
米軍ヘリ沖国大に墜落などの新聞、写真等を展示した平和ガイドネットワーク展
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