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◆ 広報おきなわ(bR48) 6月号

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 市福祉部はこのほど「生活と健康状況に関するアンケート調査結果(一人暮らし高齢者)」をまとめた。調査の結果、病気で寝込んだ時に看病や世話をしてくれる人が四人に一人はいないなどの結果が出た。また、外出・閉じこもりについては六人に一人は一週間に一回以下しか外出しないことも分かった。市では調査の資料をもとに孤独死などを未然に防ぐために活用していく。

▲市消防防災活動の一環で1人暮らし高齢者の調査をする婦人防災クラブ
 市では昨年、一人暮らしの高齢者の孤独死が市内で相次いで起ったことを重く受けとめ、孤独死を未然に防止する対策を検討するため同調査を初めて実施した。 生活支援の調査で身の回りの世話や用事を気軽に頼める人がいますかの質問に「頼める人がいない」が二十三・九%(三百三十三人)で四、五人に一人の割合といった状況。また、日常生活の中で身の回りのことができなくて困っている人が十七・五%(二百五十二人)いる。病気で寝込んだ時に、看病や世話をしてくれる人がいますかの問いには「いない」と答えた人が全体の二十六・四%(三百六十九人)で四人に一人の割合となっている。担当者の所見としては、
「気軽に頼める人がいない・身の回りのことができず困っているというのは生活に支障がでるだけでなく、不安なことでもある」又、看病の世話については「不安だけでなく、病気の回復が遅れたり、重症化してしまう可能性も高い」と指摘している。
 また、外出の頻度については「一週間に一回程度」と「ほとんど外出しない」を合わせると十五・二%(二百十二人)となった。
 調査の結果、継続的な支援が必要な方は八百三十二人。支援の緊急度を三段階に分類し、市は民生委員や在宅介護支援センターなどを活用し、支援するとともに福祉保健サービス利用へ結びつけるよう継続的な訪問を行っていく。
 調査は昨年八月から十月にかけて民生委員らが単身世帯の高齢者二千五百七十一人を対象に行った。このうち敷地内に近親者がいない実質的な一人暮らしは七十五・三%の千五百九人だった。




 

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