ロック、ブルース、ジャズ、フォークなどジャンルを問わず若いミュージシャンの発掘の場にしていくことを目的に「２００３年音楽市」（同実行委員会）が三月二十二・二十三日の両日、市民会館中ホールとホール前広場で開催された。
　音楽の街、ミュージック・コンベンション・シティ沖縄市を目指そうと、同イベントは県内外から出演者を募り、年一回ペースで行われている。

▲ 「まちへ出てみよう」の実践研修で商店街の方々へインタビューをする研修生たち

　平成十五年度四月一日付で採用された市職員五十一人の新採用職員研修が四月一日から十一日までの日程で行われた。研修は地方公務員としての必要な基礎知識を身につけるとともに、職場での適応性の養成を図ることを目的に実施されている。
　一日に辞令交付を受けた新人職員らは早速研修へ向かった。初日は、オリエンテーションや市の組織機構、地方公務員制度などの研修、二日目以降は情報公開、市の歴史と文化、接遇、宿泊研修（自己を活かすなど）、特別養護老人施設での体験学習など九日間にわたって行われた。また、「まちへ出てみよう」の実践研修も行われ、各商店街の方々から、抱えている問題など生の声を聞いて歩いた。

▲ 次々と勝ち進みチャンピオンに選ばれた池村さん

　ボクシングに見立てたリング上で二人の朗読ボクサーが自作の詩を朗読してどれだけ観客を引きつけたかを競い、ジャッジの判定で勝負を決める第一回「詩のボクシング」沖縄大会が四月六日、市民小劇場あしびなーで開催された。
　初の沖縄大会には十六歳から六十七歳までの十六人が出場、自作の詩で闘い合った。
　リング上では座り込んだり、寝転がって詩を朗読するなど個性あふれるパフォーマンスが展開された。初代チャンピオンには宮古高校二年生の池村ちひろさんが選ばれた。小学生の頃から詩を書き始めたという池村さんは「次も頑張りたい」と話した。沖縄大会のチャンピオンとして池村さんは七月に東京で開かれる全国大会に出場する。