ICTと沖縄の可能性

沖縄からのイノベーション

 沖縄市の創業・起業総合支援事業「スタートアップカフェコザ」に関連し、1月30日にミュージックタウン音市場で「ICTと沖縄の可能性」と題したイベントが開催された。
 金融庁の井上俊剛(としたけ)参事官が「フィンテック進展に応じた金融行政の取り組みについて」、ミスルトウの藤村聡(さとし)氏が、「シンギュラリティの先のミライの暮らし」と題し、基調講演を行い、 また、経済産業省の村瀬光(ひかる)氏と河合諭司(さとし)氏による講演「フィンテック及びブロックチェーンに関する経済産業省の取り組みについて」の後、 デロイト トーマツ コンサルティングの荻生泰之(おぎゅうやすゆき)氏をモデレーターにパネルディスカッションが行われた。
 琉球銀行の川上康(やすし)常務は「キャッシュレスアイランドの可能性」、日本銀行那覇支店の塚本孝道(たかみち)総務課長は「通貨の信認の重要性」、 スタートアップカフェコザ中村まこと代表からは「地方からの技術革新等の可能性」、上田紘嗣(ひろつぐ)副市長からは「ICTの活用による地域課題の解決」等の発言があった。


井上参事官の基調講演


パネルディスッカションの様子

高校生ビジネスプラングランプリで受賞

「ザ・山羊カリー」を商品化

 市内の県立高等学校3校(コザ・美里・美来工科)の生徒が参加する「沖縄市高校生プロジェクト委員会」が、1月24日に市役所を訪れ、受賞報告と共同開発商品完成報告を行った。 本事業は若年者の職業観育成を目的とした取組みで、沖縄振興開発金融公庫の協力のもと作成したビジネスプランが、「第4回高校生ビジネスプラングランプリ」で2プランがベスト10とベスト100に選ばれ、 東京大学で発表し優秀賞を受賞した。
 また、昨年度作成プランから派生した、沖縄ハム総合食品株式会社との共同開発商品「ザ・山羊カリー」の完成報告をした。 本商品は、沖縄県内限定商品で、1月28日と29日に開催された「第40回沖縄市産業まつり」会場でも販売し、大好評のなか完売した。


カレーの完成を喜ぶ生徒達

もりもり食べよう! Aランチ

第6回 コザAランチ選手権

 オリジナルのAランチを競うコザAランチ選手権(同実行委員会主催)が、1月22日にコザ運動公園しんきんスタジアム前で開催された。
 選手権には市内外から6店舗が出店し、自慢のAランチの味を競った。会場は家族連れや多くの来場者で賑わい、お昼時には好みの出店テナント前に長蛇の列を作った。 選手権の順位は、食事引き換え券を購入した際に配布される「割り箸」の投票数で決まるシステム。
 今回1位のAグランプリを勝ち取ったのは、パナマ原人のパナマ原人BBQ Aランチで、2年ぶり2度目のグランプリとなった。 店長の親泊圭吾さんは「お客様にBBQの美味しさと、食べる楽しさが伝わるようにスペアリブを豪快にのせパフォーマンスした。 僕らはAランチを食べて育ったので、このままAランチの魅力を県内外に広げたい」と意気込みを話した。


各グランプリの受賞者

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