平成28年度 「全国学力・学習状況調査」沖縄市教育委員会まとめ
4月19日(火)に全国一斉に全国学力・学習状況調査が行われました。学力調査では国語A、国語B、算数(数学)A、算数(数学)Bの2教科で実施されました。その結果について以下に示します。
A問題とは ⇒ 基礎的・基本的な知識や技能を問う問題
B問題とは ⇒ 基礎的・基本的な知識や技能を活用することができるかを問う問題
この全国学力・学習状況調査により測定できるのは学力の特定の一部分であり、学校における教育活動の一側面であることをご理解下さい。
1.教科における平均正答率について
小学6年生 | 国語A | 国語B | 算数A | 算数B | 平 均 | |
沖縄市平均 | 69.6 | 56.8 | 78.5 | 44.6 | 62.4 | |
県平均 | 73.4 | 58.1 | 80.7 | 47.7 | 65.0 | |
全国平均 | 72.9 | 57.8 | 77.6 | 47.2 | 63.9 | |
県平均をこえた学校 | 5校 | 5校 | 7校 | 4校 | 5校 | |
全国平均をこえた学校 | 6校 | 7校 | 14校 | 5校 | 6校 |
中学3年生 | 国語A | 国語B | 数学A | 数学B | 平 均 | |
沖縄市平均 | 71.6 | 63.6 | 52.7 | 36.5 | 56.1 | |
県平均 | 71.3 | 63.1 | 54.3 | 37.0 | 56.4 | |
全国平均 | 75.6 | 66.5 | 62.2 | 44.1 | 62.1 | |
県平均をこえた学校 | 4校 | 4校 | 4校 | 4校 | 4校 | |
全国平均をこえた学校 | 0校 | 0校 | 0校 | 0校 | 0校 |
2.学習状況調査(児童生徒質問紙)良さや課題となる調査項目
小学6年生 | 項 目 | 全 国 | 県 | 市 | 全国差(H27) |
■朝食を毎朝食べていますか。 | 87.3 | 84.7 | 83.9 | −3.4 (−4.1) | |
■家で、学校の宿題をしています。 | 88.0 | 82.5 | 82.8 | −5.2 (−5.2) | |
■今住んでいる地域の行事に参加していますか。 「どちらかといえば」を含む |
67.9 | 53.2 | 41.6 | −26.3 (−32.2) | |
□将来の夢や目標を持っていますか。 | 68.6 | 71.5 | 71.4 | +2.8( +2.4) |
中学3年生 | ■朝食を毎朝食べていますか。 | 83.3 | 81.0 | 78.1 | −5.2( −5.1) |
■家で、学校の宿題をしています。 | 68.1 | 62.5 | 58.0 | −10.1 (−12.9) | |
■今住んでいる地域の行事に参加していますか。 「どちらかといえば」を含む |
45.2 | 35.6 | 27.0 | −18.2 (−19.3) | |
□将来の夢や目標を持っていますか。 | 45.1 | 48.5 | 47.9 | +2.8 (+6.6) |
3.全国と沖縄市の平均値の差
□本市児童生徒の学力の推移として全国平均値との差を平成20年度からグラフに表しました。
□小学校においては、昨年度より全国との差が若干開いたものの全国平均を超える学校数が増えてきております。 また、中学校においても年々着実にその差は縮まってきています。 本市児童生徒の全国学力調査にみる学力は年々改善傾向にあると言えます。
□引き続き授業改善や補習指導・個別指導の充実を図り、学力向上の取組を推進してまいります。
【平成20年度~28年度までの推移(H23はデータ無し)H24は抽出校】
4.まとめ
朝食の摂取率や家庭学習など基本的な生活習慣について、全国との差はあるものの小中とも若干改善傾向がみられます。
また、地域行事への参加や意識づけなどを通して、地域で子ども達を見守り育むことをさらに充実させていく必要があります。
今後とも、本市児童生徒の学力向上をめざして、学校、家庭、地域が協働し地域ぐるみの教育を推進してまいります。ご理解、ご協力を賜りますようよろしくお願い致します。
今年の健診はお済みですか?
皆さん、健診結果でHbA1c、血糖値、尿糖はどうでしたか? もし高くなっていたら、糖尿病の兆しかもしれません。
糖尿病ってどんな病気?
糖尿病とは、血糖(血液中のブドウ糖の濃度)が、いつも高いために、血管や神経を傷つけてしまう病気です。
糖尿病にはⅠ型とⅡ型があり、糖尿病患者さんの90%がⅡ型だと言われています。
その発症には、遺伝と生活習慣が大きく関わっています。
近年「沖縄市」では、年齢が高くなるにつれ血糖に注意が必要な方と、病院受診が必要な方の割合が増えています。
そして、特定健診を受けた方、全体の約50%、2人に1人は血糖値が高めの方でした。
糖尿病は、自覚症状のないままじわじわと忍びよる恐ろしい病気です。
そのため、予防や治療には日常生活の改善と定期的な健診を受けることが大切です。
糖尿病を予防する5つのポイント
①健康的な食生活を心がける
②適正体重を維持する
③適度な運動をする
④ストレスは解消する
⑤健診・検査を受ける
この5つのポイントに気を付け、「健幸」な生活をおくりましょう♪【問合せ】市民健康課 (内線2242)