優雅な走りを競う

琉球競馬ンマハラシー

 沖縄こどもの国で、5月29日に第12回ンマハラシーが行われた。
 ンマハラシーとは、琉球王朝時代から戦前まで行われていた琉球競馬で、速さだけではなく走るリズムや姿勢、優雅さを競う。大会には、県内外から29頭が出場し、沖縄こどもの国の済州馬ナナミが見事優勝した。また、今回は、こどもの国オリジナルの馬上盃(ばじょうはい)を持った騎手が水をこぼさないように走るデモンストレーションも行われた。ンマハラシーに見入っていた上原竹音(たかね)さん (具志頭小5年)は「色々な馬が走る様子を見て、乗ってみたくなった」と話した。

優勝馬ナナミの走り(手前右)
優勝馬ナナミの走り(手前右)

エイサーナイトスタート

迫力の演舞で盛り上がる

 市内外の青年会やこども会などが週末の夜にエイサー演舞を披露する「エイサーナイト2016」が6月12日にコザ・ミュージックタウンの音楽広場で始まった。
 初日は中の町青年会、安慶田青年会、東青年会、南桃原青年会、久保田青年会が出演しエイサーを披露したほか、エイ坊・サーちゃんそっくりさんコンテストの表彰式も行われた。雨天での開催となったが会場には演舞を観ようと大勢の観客が集まり盛り上がった。今年のエイサーナイトは7月30日までコザ・ミュー ジックタウンなど市内各地を会場に全10回の日程で開催される。

青年会の迫力ある演舞を間近で見ることができるエイサーナイト
青年会の迫力ある演舞を間近で見ることができるエイサーナイト

児童らと支援を呼びかける

復興支援チャリティーライブ&バザー

 地震で被害のあった熊本県を支援しようと、復興支援チャリティーライブ&バザー(復興支援実行委員会主催)が、6月11日に市福祉文化プラザ交流ホールと児童センター内で開催された。
 東日本大震災を経験した実行委員長の上地翔太さんは「熊本地震で苦しんでいる方々のために、本イベントで支援を呼びかけたい」と挨拶した。会場の交流ホールでは、手品やアニメソングライブ、エイサー演舞などが披露され、児童センターでは、洋服や日用品のバザー、手作りアクセサリーの販売、義援金募金の呼びかけが行われた。イベントの収益金は、日本赤十字社沖縄県支部を通して被災地へ贈られる。

バザーで商品を買い求める様子
バザーで商品を買い求める様子

プラザハウスが全国30選に

連携した取り組みが評価

 経済産業省が商店街の活性化や地域の発展に貢献している商店街を全国から選定し、表彰する「はばたく商店街30選」に5月25日、市のプラザハウステナント会(仲本清次世話役長)が選ばれた。プラザハウスショッピングセンターでは琉米文化のイメージを資源として活用し、 テナント会全体で魅力向上に取り組んでいる。平成26年度には国の補助事業を活用し、琉米文化を体感できるアンテナショップを開設したほか、国道330号沿いへの大型デジタルサイネージの設置も行い、通行者への効果的なPRを行っている。

桑江市長に選出を報告した平良由乃代表取締役社長(左端)と仲本清次世話役長(左から2人目)
桑江市長に選出を報告した平良由乃代表取締役社長(左端)と仲本清次世話役長(左から2人目)

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