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ゴールデンウィークの事故を抑止

美里小交通少年団がPR

 ゴールデンウィーク期間中の交通事故抑止を目的に4月25日、美里小学校(新垣孝哉(しんがき たかや)校長)で「交通事故抑止・飲酒運転根絶」鯉のぼり作戦(沖縄警察署主催)が行われた。
 同作戦には美里小学校交通少年団や同校PTA、地区交通安全協会、交通安全ボランティアが参加し、新垣校長が「連休中に事故が起こらないよう今日の活動をがんばりましょう」とあいさつした。作戦では同少年団が「飲酒運転根絶、交通安全こい」と宣言し、校庭に鯉のぼりを掲揚した後、国道329号に面する美里小学校前の歩道から、飲酒運転根絶をドライバーに呼びかけた。

飲酒運転根絶を呼びかけた参加者
飲酒運転根絶を呼びかけた参加者

支援を呼びかける

平成28年度赤十字奉仕団社資増強運動出発式

 平成28年度沖縄市赤十字奉仕団社資増強運動出発式が、5月9日に市役所1階市民ホールで開催された。
 毎年5月の赤十字運動月間に合わせて実施される社資増強運動は、広く市民に赤十字の使命と活動を理解してもらい、赤十字事業を円滑に推進することを目的に行われており、出発式では島袋禮子委員長が「市民や企業が協力して1つになって頑張􀀅ましょう」とあいさつした。
 今後、市赤十字奉仕団員は市内の各家庭や事業所を訪問し、赤十字社への社資(募金)の協力を呼びかけるとともに、一緒に活動する奉仕団員を募集する。

市赤十字奉仕団員の皆さん
市赤十字奉仕団員の皆さん

無縁仏を供養

市無縁納骨堂清明祭

 倉敷にある市納骨堂で4月22日に、旧暦の3月の清明節に行われる先祖供養行事清明祭(シーミー)が、桑江市長をはじめ普久原市議会議長、狩俣教育長、市職員らが参列するなか、執り行われた。
 市納骨堂には、約1400柱の無縁仏が合祀されており、近年では公共工事等で発見された遺骨を納めている。
 清明祭では、納骨堂前に三枚肉や揚げ豆腐、餅などのご馳走が入った重箱や果物、お菓子、お酒などを供え、桑江市長が線香をあげ、ウチカビ(打ち紙)を燃やして、参列者全員で手を合わせて無縁仏の冥福を祈った。供えたご馳走は、ウサンデーし、参列者全員でいただいた。

無縁仏の冥福を祈った
無縁仏の冥福を祈った

税収と徴収技術の向上を目指す

併任辞令交付式

 県と沖縄市の身分を併せ持つ併任職員の辞令交付式が、4月27日に市役所で行われた。
 併任辞令は、県税職員が沖縄市職員の身分を併せて有し、本市の徴税吏員として滞納整理に従事することで、本市の税収入率の向上につなげ、本市徴収担当職員の徴収技術向上を図ることを目的としている。
 併任辞令を交付された職員は、コザ県税事務所から新崎智憲(とものり)さん、山内亮昌(あきまさ)さん、島袋直俊さん、名護県税事務所から太田雄一郎さん、安次富靖之さんの5人で、併任期間は4月25日から平成29年3月17日までとなっている。

県と市が連携し、税収と徴収技術アップを図る
県と市が連携し、税収と徴収技術アップを図る

災害と犯罪に強い地域づくり

「山里至誠隊」結成総会

 山里自主防災・防犯組織「山里至誠隊(しせいたい)」の結成総会が、5月1日に山里公民館(喜友名秀樹会長)で開催された。
 山里至誠隊は、山里地域の防災と防犯活動を自主的に行い、住み良い環境を整備することを目的としており、喜友名会長は「山里地域住民で、自分たちの地域は自らで守る新しい安心安全な環境を創りましょう」と挨拶した。
 総会には、約70人の住民や関係者が参加し、防災・防犯組織規約と計画が賛成多数で可決された。
 また、沖縄警察署生活安全課の伊禮豊安全なまちづくり推進係長から沖縄警察署管内での犯罪状況の説明が行われた後、山里至誠隊へパトロール品が贈呈された。

山里至誠隊員と関係者
山里至誠隊員と関係者

西日本駅伝で女子3位 男子6位

沖縄アンテロープ陸上クラブ

 佐賀県唐津市で第28回虹の松原カップ西日本選抜小学生クラブ駅伝競走大会(15Km7区間)が3月27日に開催された。大会には沖縄アンテロープ陸上クラブ(幸良英勝(こうらえいしょう)監督)が出場し、38チームによる激戦のなか、女子の部で3位、男子の部で6位の好成績を収めた。
 選手たちが4月27日に狩俣教育長を訪ね大会の結果を報告し、区間賞(区間1位)を獲得した6年生の仲本陸夏(りく)君(男子3区)と呉屋優梨愛(ゆりあ)さん(女子4区)は「みんなの応援があったから最後の虹の松原を頑張れました。ありがとうございました」とお礼を述べた。狩俣教育長は「沖縄から日本を代表するアスリートとなる事も夢ではないと思います。中学に進学しても頑張って下さい」と激励した。

笑顔で結果報告をした選手たち
笑顔で結果報告をした選手たち

ハル石が市の文化財に

首里王府設置の測量基準

 市立郷土博物館と美里自治会が所有するハル石(印部石)が3月2日に市の文化財に指定され、4月27日に市役所で文化財指定書交付式が行われた。
 ハル石は、1700年代に首里王府が測量の際の基準点として設置したもので、当時の地図もハル石をもとに作られている。今回指定されたのは1980年代に越来と美里で発見された3つのハル石で、それぞれ50cmから70cm程の大きさの細粒砂岩に小字名と、場所を示すひらがなやカタカナの記号が彫られている。
 指定を受けた美里自治会の喜納会長は「これからも文化財を大切に保存し、後世に伝えていきたい」と話した。

歴史を知るための貴重な資料としてハル石が文化財に指定された
歴史を知るための貴重な資料としてハル石が文化財に指定された

諸見里で不発弾処理

住宅建設現場から艦砲弾

諸見里3丁目で4月17日に7機関(沖縄市、陸上自衛隊第15旅団第101不発弾処理隊、沖縄警察署、沖縄県防災危機管理課、沖縄市消防本部、沖縄市消防団、諸見里自治会)の協力のもと、不発弾処理が行われた。
 不発弾は、住宅建設工事現場で発見されたもので、長さ約30センチ、直径約15センチの米国製5インチ艦砲弾(発煙弾)。市消防署山内出張所に現地対策本部が設置され、処理現場から半径約75メートルの範囲にある諸見里3丁目の82世帯と3事業所が避難したうえで作業が行われ、午前10時42分に無事完了した。

不発弾処理現場の様子
不発弾処理現場の様子

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