沖縄市自治会紹介 わったーじちくゎい⑬

諸見里自治会
伝統と協調で地域を盛り上げる

 諸見里自治会(知念花代子(かよこ)会長)の地域では、200年以上の歴史を持つ伝統行事「旗すがしー」が、毎年、旧暦の7月16日に行われている。「旗すがしー」では長さ約6m、重さ約30㎏の旗を掲げ、獅子舞やエイサーを踊りながら、区民も一緒になって地域を巡り、五穀豊穣と無病息災を願う。また、自治会ではこどもの健全育成に力を入れており、青少年健全育成会が農業体験や新1年生の集い、もちつき大会、子どもエイサーなどの様々な催しを開いている。活動には老人会や婦人会、青年会も協力し、農業体験では区民提供の畑で、じゃがいもの植え付けと収穫を行い、カレーやコロッケ、ポテトフライ、ポテトサラダなど、収穫したじゃがいもを使った料理作り体験もしている。
 知念会長は「自治会の活性化は地域の活性化に繋がるので、多くの区民に公民館に足を運んで欲しい。伝統を大切にし、区民と一緒になってにぎやかな地域を作っていきたい」と話している。

電話:933−5258

農業体験のじゃがいも収穫
農業体験のじゃがいも収穫

登川自治会
受け継がれる区民の志

 登川自治会(仲宗根義明(よしあき)会長)の区域は沖縄県の中央部に位置し、沖縄自動車道のインターチェンジを擁することから交通の便が良い地域だ。登川は池原から分離してできた地域で、区民は助け合いの精神で生活してきた。人口の増えた今でもその精神は引き継がれており、数々の行事や催しが続けられている。近年では、40代から50代の働き盛りの区民にフォークソングを披露してもらう場を設けることで、区民らが世代を越えて交流する機会にしようと開催している「フォーク祭り」が好評を得ており、毎回公民館は観客でいっぱいになる。平成26年には、登川の歴史や文化、行事、産業などをまとめた登川誌と登川自治会写真集「にぃぶんじゃー」が12年の歳月をかけて完成した。仲宗根会長は「登川を良くしていこうと歴代の自治会長や区民が努力してきた。区民一人ひとりが幸せに暮らせる自治会を目指し、後輩にも志を継いでいきたい」と話している。

電話:937−6185

心地よいメロディーに多くの区民が集うフォーク祭り
心地よいメロディーに多くの区民が集うフォーク祭り

KOZA CHOICE!(コザチョイス) vol.22

 今回の【KOZA CHOICE!(コザチョイス)】は、双葉中食(麺処 幸(こう))の「しっきり麺」をご紹介します。
 沖縄市泡瀬にある双葉中食は、ナマコの加工工場で、女将の玉城信子さんが、ナマコを使った新商品として生み出したのがこの「しっきり麺」です。「しっきり」とは、ウチナーグチでナマコの意味です。ナマコは、中国では海の朝鮮人参と呼ばれるほど栄養価が高く、美容に良いとも言われている高級食材です。
 「しっきり麺」には沖縄近海の水深15メートルから20メートルのきれいな砂地に生息するナマコを使用しており、弾力のあるプリプリとした食感が人気です。工場の敷地には、より多くの方に美味しい「しっきり麺」を味わって欲しいとの思いから「麺処 幸」を開店しており、ここでは生の「しっきり麺」を楽しむことができます。そば通もうならせる「麺処 幸」の「しっきり麺」を、ぜひ一度ご賞味ください。

商品名:しっきり麺 事業所名:双葉中食(麺処 幸) 職 種:水産加工業 代表者:玉城 幸人
所在地:沖縄市泡瀬1-15-43
営業時間:午前9時〜午後5時
定休日:土・日曜日、祝日
問合せ:098-938-8096

所在地:沖縄市泡瀬1-15-43 営業時間:午前9時〜午後5時 定休日:土・日曜日、祝日 問合せ:098-938-8096
商品名:しっきり麺
事業所名:双葉中食(麺処 幸)
職 種:水産加工業
代表者:玉城 幸人

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