ゾウの琉美ちゃん タンカーユーエー

1歳の誕生日に何を選ぶ?

 沖縄こどもの国で飼育されているインドゾウの琉美(るび)(雌)が3月4日に1歳の誕生日を迎え、5日に同園でタンカーユーエーが行われた。
 タンカーユーエーは1歳の誕生日を祝う沖縄の行事で、赤飯や筆、本、お金、そろばんなどを並べ、赤ちゃんが何を取るかで将来を占う。琉美(るび)のタンカーユーエーでは、ゾウに合わせてスタッフが作った特大サイズの三線、筆、赤飯、そろばん、お金代わりに「沖縄が元気になる券」が並べられ、その中から琉美(るび)は筆を最初に選んだ。母親ゾウの琉花(りゅうか)が、筆で文字を書くのが得意なことから飼育員は「琉美(るび)にも母親譲りの才能があるかもしれない」と目を細めた。タンカーユーエーが終わると、来場者が盛り付けたパンや果物のバースデーケーキが贈られ、琉美(るび)と琉花(りゅうか)は美味しそうに平らげた。そのほか、童謡「ぞうさん」の合唱や飼育秘話を交えた琉美(るび)の成長紹介、質問コーナー、記念撮影も行われ、来場者を楽しませた。
 琉美(るび)は昨年3月4日に琉人(りゅうと)と琉花(りゅうか)の間に生まれた県内初の赤ちゃんゾウで、誕生時に約100kgだった体重は約500kgまで増え、すくすくと成長している。

タンカーユーエーで筆にさわる琉美<
タンカーユーエーで筆にさわる琉美

巨大な特製ケーキをあっという間に平らげる琉美と琉花
巨大な特製ケーキをあっという間に平らげる琉美と琉花

花に包まれ気分はプリンセス

沖縄こどもの国 花まつり2016

 第7回 沖縄こどもの国 花まつり2016が同園で2月27日から3月21日まで開催された。
 今年は「プリンセス」をテーマに、お姫様気分を味わえるタペストリーガーデンや、かわいらしく花が飾り付けられたプリンセス通り、ゾウの親子やアヒルを花で立体的に形作ったトピアリー、森のうたひめの音楽室や花いっぱいの島をイメージしたテーマガーデン、高さ5mのフラワータワーなど、3万株以上の草花で園内が彩られた。また、「花かんむりとリストレット作り」や「苔玉とプラントハンガー作り」などの講習会も開かれたほか、期間中の土曜日と日曜日には、先着100人の来園者に花の種がプレゼントされた。  期間中のこどもの国には幼児からお年寄りまで多くの来園者が訪れ、絵本の世界のような園内を散策して楽しんだ。

多くの花が咲き誇る園内
多くの花が咲き誇る園内

吹奏楽の一大イベント

第5回 吹奏楽フェスティバル

 市内小中高校の吹奏楽部や社会人の楽団が一堂に会する第5回 沖縄市吹奏楽フェスティバルが3月13日に沖縄市民会館大ホールと中ホール前広場で開催された。
 フェスティバルは大ホールでアンサンブルを10団体が披露した後、合奏の発表と続き、合奏最後の18団体目は、今回初の試みとなる中高生で構成された沖縄市中学校・高等学校選抜吹奏楽団が演奏。グランドフィナーレは参会者全員で「アフリカンシンフォニー」を合奏した。また、中ホール前広場では管楽器カラオケコンテストが行われ、ベストパフォーマンス賞には「にじいろ」を演奏した泡瀬小の前田七海(ななみ)さん、玉元彩音(あやね)さん、井出優花(ゆうか)さん、玉元琴乃(ことの)さん、新里彩笑(さち)さんらが選ばれ、ベストサウンド賞にはホルンで「栄光への架橋」を奏でたコザ高の嵩元希隆(きりゅう)さんが受賞した。

グランドフィナーレは全員で大合奏
グランドフィナーレは全員で大合奏

銀天街を盛り上げよう

第1回コザ十字路まつり開催

 コザ十字路地域の連携と活性化を目的に、コザ十字路壁画広場で2月27日に第1回 コザ十字路まつり(同実行委員会主催)が開催された。
 まつりは前半をちびっこまつり、後半を屋台&音楽まつりと題し、ちびっこまつりでは、お菓子やおもちゃなどがもらえる釣りゲームや、ゆるキャラを描くお絵描き大会、パワースポットユーリさんによる大道芸ステージなどで集まったこども達を楽しませた。後半の屋台&音楽まつりでは、ジョニー宜野湾さんのトーク&ライブや民謡、琉舞、お笑いショー、空手演舞などが行われ、来場者は屋台の料理とステージを楽しんだ。
 コザ十字路は、戦後にまちの台所として活気づいたが、近年では空き店舗が目立つようになり、地域や行政、関係者が協力し、巨大壁画の作成や屋台村の設営など、活性化に向けて取り組んでいる。

キャラクター達の登場にこども達も盛り上がる
キャラクター達の登場にこども達も盛り上がる

アーケード完成から40年

一番街商店街アーケード落成40周年記念セレモニー・記念公演

 沖縄市一番街商店街のアーケードが落成から40周年を迎えることを記念し、沖縄市一番街商店街振興組合(親川剛理事長)が3月5日にセレモニーと記念公演を開催した。
 セレモニーは同商店街内のコザBOX前で行われ、親川理事長が「商店街の活性化のため、従来の物を売る、飲食やサービスを提供することの他に、市民交流や地域コミュニティーの場としての役割を果たし、新たな商店街を目指す」と挨拶した。また、記念公演として、コージーセントラルでは「うちなー芝居」が披露され、多くの来場者で賑わった。
 県内初となる沖縄市一番街商店街のアーケードは、全蓋式(ぜんがいしき)アーケードとして昭和50(1975)年11月14日に総延長約500mで完成した。

沖縄市一番街商店街振興組合員とセレモニーの来賓者達
沖縄市一番街商店街振興組合員とセレモニーの来賓者達

コザ発祥のAランチで 飲食遊

第5回 コザAランチ選手権

 第5回コザAランチ選手権(同実行委員会主催)が、3月13日に沖縄市コザ運動公園のコザしんきんスタジアム前広場で行われ、約9千人の来場者で賑わった。
 Aランチは、沖縄市発祥のメニューとして知られており、選手権は沖縄の味Aランチを活用し、本市を盛り上げようと開催され、今回は6店舗が出店した。
 同選手権では、各店舗共通の食券を購入する際に、赤色の投票用の割り箸が配布され、来場者はおいしかった店舗の投票箱に投票し、割り箸の投票数が最も多かった店舗に優勝にあたるAグランプリが贈られる。
 今回、栄えあるAグランプリは、居酒屋ARIGATOの「ソーセー人が彩るステーキガッツリAランチ」が獲得し、店長の仲村宗之さんは「3度目の出場でAグランプリを頂き、感無量。皆さんにガッツリ食べてもらうことと、見た目でこどもから大人まで楽しめるメニューを考案した」と喜びを語った。
 会場では、クラシックカー展示会やエイサー演舞なども行われ、来場者はAランチを食べながら楽しんだ。

ボリューム満点、完食するよー
ボリューム満点、完食するよー

Aグランプリを獲得した居酒屋ARIGATOの皆さん
Aグランプリを獲得した居酒屋ARIGATOの皆さん

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