園田自治会
地域に広がる区民の絆
園田自治会(嵩元盛侍(もりひと)会長)の区域は、戦後に原野を開拓してできた地域で、戦後の沖縄民謡歌手を代表する小浜守栄さんや山内昌徳さん達が居住した地域となっている。また、青年会のエイサーが活発で、区民も青年会OBが多く活動に協力的だ。
園田区域の人口は少ないが、地域全体が親戚のような雰囲気で、催しや清掃には多くの人が集まる。また、嵩元会長は「園田の老人会はすごく元気」と話しており、皆、控えめな性格だが、ゲートボールやグラウンドゴルフなど、活発に活動している。現在、老人会長は不在だが、会員が力を合わせて運営している。地域の絆を大切にしている嵩元会長は「昔ながらの人の繋がりを大切にし、道を歩いているとおじぃやおばぁが声をかけてくれるような地域をつくりたい。また、公民館を催しの有無に関わらず人の集まる場所にしたい。親が安心してこどもを遊びに行かせられるような公民館を目指す」と話している。
電話:933−4211
敬老会では青年会と子ども会がエイサーを披露
池原自治会
区民の力で築く地域
池原自治会(謝花喜信(きしん)会長)の区域は市の最北端に位置し、西部には畑が広がる。区民は温かく協力的で、まわりの地域とも交流している。池原には600年以上の歴史があり、琉球王家に水を献上していたこともあって、研究者や学生が訪ねて来ることもあるそうだ。謝花会長は「地域でも、もっと歴史を学び、語り継いでいかなければいけない」と話している。
自治会には、子ども会や青年会、老人会、ウスデーク保存会、芸能クラブなどの組織があり、毎年、旧暦の8月15日にはウスデーク、獅子舞の道じゅねー、敬老会を同時に開催する『池原十五夜行事』を行っている。この行事は80年以上続いており、市の文化財にも指定されている。
謝花会長は「現在、農作物の栽培環境や販路の整備に力を注いでいるほか、様々な運動が可能な多目的広場の建設も計画している。区民や周辺地域と力を合わせて、住みよい地域をつくっていきたい」と話している。
電話:937−5922
十五夜行事で地域を練り歩く区民達
KOZA CHOICE!(コザチョイス) vol.21
今回の【KOZA CHOICE!(コザチョイス)】は、神田革工房 HangLoose(ハングルーズ)の「オリジナル革グッズ」をご紹介します。
コザ・ゲート通りをコザ・ミュージックタウン側から進み、中ほどにある路地を曲がるとすぐ右手に見えてくるのが、神田革工房HangLooseです。店内にはオーナーの神田さんが制作したこだわりの革製品がずらりと並んでいます。
元々は趣味で始めた革製品作りですが、好評を得て、遂には工房を構えるに至り、今では手作り革製品の評判が広まり、納品まで1〜2か月待ちとなるほどの人気工房です。
神田さんはオーダーメイドの商品を作る際、客一人ひとりの話をしっかり聞き取り、イメージする商品を丁寧に作り上げます。常連客も多く、中には県外や海外の方もいるそうです。
革製品が好きな方は、神田革工房 HangLooseに足を運んでみてはいかがでしょうか。長くつきあえる自分だけの逸品との出合いが待っているかもしれません。
所在地:沖縄市上地1-4-8
営業時間:午前10時〜午後8時
定休日:水曜日
問合せ:090-7294-0411
商品名:オリジナル革グッズ
事業所名:神田革工房
HangLoose(ハングルーズ)
職 種:革製造販売
代表者:神田 貴司