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伝統の技法を学ぶ

小中学生が知花花織に挑戦

 市内の小学4年生から中学3年生を対象に「チャンプルー体験隊⑤知花花織体験」(市青少年センター主催)が1月9日に知花花織事業協同組合で開催された。
 古くから本市に伝わり、国の伝統的工芸品にも指定されている知花花織を、実際に見て、ふれて、織ることで地域の歴史と文化を学ぶ機会とすることを目的に開催された同体験では、知花花織の織り手を講師に、参加者らは知花花織の特徴や作業工程などを学び、黄色の染料である福木を使用した染色や、染色した糸の巻き取りを体験した。また、知花花織のコースター制作も行われ、参加者は機織(はたお)り機を使って、知花花織の特徴的な紋様が浮き上がる技法でコースターを織りあげた。

知花花織の織り方を習う児童
知花花織の織り方を習う児童

中学生が姉妹都市東海市へ

見聞を広め友好を深める

 本市の姉妹都市である愛知県東海市を市内各中学校の代表生徒16人が11月27日から30日の日程で訪問した。生徒たちは東海市交流団の歓迎を受け、新日鐵工場や聚楽園(しゅうらくえん)公園、平洲記念館、東海市芸術劇場などを見学した。訪問は東海市と沖縄市の中学生が相互に行うことで交流を深めるとともに、両市の自然や文化、歴史、産業などを学び、相互理解と広い視野を育てることを目的に行われており、夏には東海市から沖縄市を、冬には沖縄市から東海市を訪問している。市役所で1月13日に開かれた報告会では、生徒から「東海市ならではの貴重な体験ができた」「沖縄についてあらためて考える機会になった」などの感想があがった。

東海市で学んだことや感想を発表する生徒達
東海市で学んだことや感想を発表する生徒達

新年祈願祭で発展を願う

コザ商店街連合会

 コザ商店街連合会(親川剛会長)は、1月8日に一番街商店街のコザBOX前で、商店街の商売繁盛と発展を願い、新年祈願祭を開催した。
 祈願祭には商店主や関係者が参加し、親川会長が「昨年は、にぎわいを取り戻すため、まちゼミやわんこそば大会など、NPO法人や企業と協力し、商店街ならではの取り組みを行い、確かな手応えが得られた。今年は胡屋大通りの拡幅や中の町再開発などの工事も計画されていることから、これを機に活力あふれるまちづくりに取り組み、飛躍の年としたい」とあいさつした。また、金粉入り泡盛の樽で関係者が鏡開きを行い、商店街の発展を誓い参加者と乾杯した。

商店街の活性化を祈願し、力強く鏡開きを行う関係者
商店街の活性化を祈願し、力強く鏡開きを行う関係者

こども達が華麗な演技を披露

第13回 ハイビスカスカップ

 第13回 沖縄県ジュニア新体操連盟競技会 ハイビスカスカップ(同連盟主催)が12月26日と27日に沖縄市体育館で開催され、県内の8クラブに加え、国外からウクライナの3選手とロシアの1選手、県外から1チームと7選手の総勢154人が参加した。
 競技会1日目は、個人競技の徒手や小中学生によるロープ(縄)・フープ(輪)の競技。2日目は、小学生が個人競技のリボン(帯状布)と団体競技の徒手(としゅ)・ロープ(縄)、中学生が個人競技のクラブ(こん棒)と団体競技のボール(球)が行われ、児童・生徒らは、日ごろの練習成果を発揮し、華麗な演技を競い合った。

団体競技の徒手・ロープ(小学生)で優勝した美華咲新体操教室
団体競技の徒手・ロープ(小学生)で優勝した美華咲新体操教室

ヒージャーミートプロジェクト

高校生がセミファイナリスト賞を受賞

 市内県立高等学校(コザ・美里・美来工科・美里工業)の生徒らで結成された高校生プロジェクト委員会が、第3回高校生ビジネスプランコンテストにヒージャーミートプロジェクトを応募し、全国からの応募総数2,333件中、ベスト20に与えられるセミファイナリスト賞を受賞した。生徒らは12月22日に市役所を訪ね、桑江市長と関係者に喜びの報告を行った。
 ヒージャーミートプロジェクトは、ヤギ(ヒージャー)のミンチ肉を、香辛料などで独特の香りを消し、タコライスの具材として開発した製品で、訪れたプロジェクト委員会の生徒らは「今後、商品開発を検討し、沖縄市を盛り上げていきたい」と話した。

喜びの報告を行ったプロジェクト委員会の生徒たち
喜びの報告を行ったプロジェクト委員会の生徒たち

51チームが熱戦を繰り広げる

第25回かりゆし交流学童軟式野球大会

 第25回かりゆし交流(第12回沖縄市長旗争奪)学童軟式野球大会(沖縄県野球連盟中部北支部学童部主催)が12月26、27、28日の3日間、コザしんきんスタジアムを中心に、本島中部地域の11球場で行われた。
 同大会は、県外から少年野球チームを招き、軟式野球をとおして健全な身体と心を養い、友情の輪を広げることを目的に開催され、県外17チームを含む51チームが熱戦を繰り広げた。決勝戦は、コザしんきんスタジアムで千葉ドリームス(千葉)と鳥飼クインビーズ(福岡)の対戦となり、5対3で千葉ドリームスが優勝した。

開会式で選手宣誓する桃原ファイターズの呉屋栄人くん
開会式で選手宣誓する桃原ファイターズの呉屋栄人くん

東北サファリパークのゾウが来園

暖かい沖縄こどもの国で越冬

 沖縄こどもの国に12月13日、今年も福島県の東北サファリパークから2頭のゾウが越冬のため来園し、12月16日から一般公開されている。
 来園したのは、雌のアジアゾウ「トンサイ」と「ブントーン」で、昨年に引き続き2回目。寒さに弱いアジアゾウが福島で冬を過ごすのは厳しいことから、沖縄こどもの国では東日本大震災の被災地支援として昨年から受け入れを行っている。2頭は、来園者を背中に乗せるゾウライドやエサあげ体験などで一般公開初日から人気を集めた。沖縄こどもの国への滞在は3月中旬頃までを予定している。
■ゾウライド:一組2,000円、エサあげ体験:300円

来園者に人気のゾウライド
来園者に人気のゾウライド

宝くじ助成金で備品購入

登川自治会の設備を整備

 市町村に交付される宝くじ普及広報事業を活用した一般コミュニティ助成事業で、登川自治会の備品整備が行われた。
 同事業は宝くじ受託事業収入を財源に、地域住民が自主的に行うコミュニティ活動に使用される設備の整備を助成することで、地域の連帯感に基づく自治意識を盛り上げることを目指しており、本年度は登川自治会の音響機材一式と会議用テーブル15台が整備された。
 今回整備した備品は、敬老会や生年祝い、多世代交流会、納涼まつりなど、地域交流活動に活用される。

整備された音響機材一式と会議用テーブル
整備された音響機材一式と会議用テーブル

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