やまっちまつり初開催

体験コーナーや多彩なステージ

 市の山内にある桃山公園内体験学習施設やまっちで11月21日に、やまっちまつりが初開催された。
 まつりでは「やまっちステージ」が設置され、山内小学校2年生とPTAによる演劇「大きなカブ」や、やまっちダンスクラブのダンス、クラウンチャーリーのバルーンパフォーマンスを披露したほか、地域のこども達や保護者達が出演し、三線やトロンボーン、オルガンなどを演奏した。また、山内中学校科学部による科学工作「いろがわりステンドグラス」や、NPO法人こころひまわりによるカラーセラピー体験のコーナーも設置されたほか、山内小中学校PTAのOBで組織される、やまむむ会が「やまっち商店」を出店し、かき氷や駄菓子を販売した。そのほかにも、おもちゃの金魚すくい、射的などのゲームコーナーが設営され、会場は大勢のこども達でにぎわった。

やまっちの「大きなカブ」には多数のキャラクターが登場
やまっちの「大きなカブ」には多数のキャラクターが登場

台湾の弦樂團が公演 小学生とも交流

台湾基隆輔大聖心小学校弦樂團

 台湾の基隆輔大聖心(キールンホダイセイシン)小学校弦樂團が、11月27日から30日の日程で沖縄を訪れ、沖縄国際アジア音楽祭musix2015や沖縄国際カーニバル、第6回台湾・沖縄音楽交流フェスティバルに出演したほか、30日には市役所とコザ小学校を訪問し交流した。
 コザ小学校を訪れた同弦樂團は、音楽交流や演劇鑑賞、授業見学などで同校の児童と友好を深めた。音楽交流で同弦樂團はヴァイオリンやチェロなどの弦楽器による合奏を披露し、コザ小学校は6年生が歌を歌った。
 沖縄市と台湾の交流は、沖縄国際アジア音楽祭musixに台湾のアーティストが出演したことをきっかけに盛んになり、民間でもイベントが開催されるなど交流が進んでいる。同弦樂團が出演した台湾・沖縄音楽交流フェスティバルは、不定期で年に数回開催されている。

合奏を披露する基隆輔大聖心小学校弦樂團
合奏を披露する基隆輔大聖心小学校弦樂團

アジアの音楽をまとめて楽しもう

沖縄国際アジア音楽祭musix2015

 沖縄国際アジア音楽祭musix2015(同実行委員会主催)が11月27日から30日までの3日間の日程で市民小劇場あしびなーやコザ・ミュージックタウン、市内ライブハウスなどを会場に開催された。
 市民小劇場あしびなーでは28日に第6回台湾・沖縄音楽交流会が行われ、台湾と沖縄の小学生からプロまで、多彩な出演者による演奏で観客を楽しませた。29日に開催された「アジアの芸能と日本。民族音楽と芸能で結ぶ絆」では、新良幸人さんや仲宗根サンデー哲さん、あんみ通、上地恵里紗さん、辺土名直子さんが出演し、三弦や二胡(にこ)、津軽三味線などの演奏を披露した。ゲート通りでは台湾の伝統芸能やオペラ、吹奏楽などバラエティ豊かな演目が披露され、市内のライブハウスは台湾で人気の学生バンドのライブで盛り上がった。そのほかにも、コザ・ミュージックタウンでは吹奏楽、ロック、三味線などのライブや二胡ワークショップの発表会などが行われた。

新良幸人さんと上地恵里紗さんによる三線と二胡のコラボレーション
新良幸人さんと上地恵里紗さんによる三線と二胡のコラボレーション

ミュージックタウン音楽広場にも多数の出演者が登場し、吹奏楽、ロック、三味線など多彩なステージで観客を楽しませた
ミュージックタウン音楽広場にも多数の出演者が登場し、
吹奏楽、ロック、三味線など多彩なステージで観客を楽しませた

地域活性にハッケヨイ!

第1回わんこそば全国大会沖縄コザ場所

 市内の11団体で構成する沖縄市商店街を元気にする会(上間義正会長)が、第1回わんこそば全国大会沖縄コザ場所を、12月13日に一番街商店街で開催した。
 大会は、市中心市街地の商店街や通り会が連帯感を高め、経済性、生産性の向上と、地域商店街に対する愛着心の高揚を図り、活性化に寄与することを目的に、岩手県花巻市観光協会と花巻信用金庫の協力のもと、初開催されたもので、上間会長は「中心市街地の活性化の一助になるように、一緒に元気を取り戻しましょう」と挨拶した。
 競技は、制限時間内にわんこそばを何杯食べられるかを競うもので、制限時間2分間の小学生の部に30人、3分間の一般の部に50人が参加した。参加者は勝負を仕切る行司の合図でいっせいにわんこそばに箸を伸ばし、勢いよく平らげていった。会場には大勢の観客が集まり、声援が飛び交った。
 小学生の部は、中根守君(美原小5年)が36杯で優勝。一般の部は、喜納隆太さん(那覇市)が80杯を平らげて優勝した。喜納さんは2月に岩手県花巻市で行われる全国大会へ出場予定となっている。

次々とわんこそばを平らげていく参加者
次々とわんこそばを平らげていく参加者

小学生も真剣勝負
小学生も真剣勝負

エイサーについて学ぼう

中の町小でエイサー講座

 児童に市を代表する伝統芸能のエイサーに関する知識を深めてもらおうと、中の町小学校で11月24日に出張エイサー講座(市観光物産振興協会エイサー会館準備室エイサー家主催)が行われ、同校の3年生が受講した。
 講座ではエイサーの起源や種類、踊り手の役割についての説明、エイサーを踊っている青年会や、市内に設置されているエイサーのまち沖縄市をPRするモニュメント、街灯、マンホールなどの紹介、エイサーに関する質問タイム、エイサー体験、市のエイサーキャラクターエイ坊との交流などが行われ、児童は楽しみながら学んだ。
 出張エイサー講座は、市内の小学校や中学校、児童館、自治会を対象に無料で開催している。

問合せ/沖縄市観光物産振興協会エイサー会館準備室エイサー家
電話/989‐5066

エイ坊も登場し、児童は楽しみながらエイサーについて学んだ
エイ坊も登場し、児童は楽しみながらエイサーについて学んだ

台湾で堂々エイサー

登川子ども会海外公演

 登川子ども会(屋宜宣芳会長)の児童32人が、平成27年度 沖縄市こどもの文化活動支援助成金を活用し、11月6日から9日の日程で台湾を訪ね、寺院やまつりでエイサーを披露した。こども達は8日に台中コンベンション文化センターで開催された台湾音楽舞踊芸術祭をはじめ、6日は台北市の霞海城隍廟(シアハイチェンホワンミャオ)、7日は同市の西本願寺でエイサー演舞を披露した。
 同子ども会の海外公演は、5月に市内で開催された第5回台湾・沖縄音楽交流フェスティバルで、台湾のプロデューサーと知り合ったことがきっかけで実現した。屋宜会長は「海外での公演に、初めはとまどいを見せる場面もあったが、台湾音楽舞踊芸術祭では2500人の観客を前に堂々と演舞した。こども達は、数日の間で目に見えて成長しており、今回の派遣で得られた知識と経験は大変貴重なもの」と話した。

観客の声援を受け、元気に踊るこども達(登川子ども会提供)
観客の声援を受け、元気に踊るこども達(登川子ども会提供)

優れた技能と功績を称える

平成27年度 沖縄市技能功労者表彰式

 長く同一職種に従事し、技能の練磨や後進の育成など、その職種の向上発展に寄与した優秀な技能者の功労を称える平成27年度 沖縄市技能功労者表彰式が、11月27日に沖縄市役所で執り行われた。
 今年度、表彰された技能功労者は9人。表彰式では、各技能功労者の功績が紹介された後、桑江市長から一人ひとりに、表彰状と記念品が授与され、被表彰者を代表して我如古英一氏が「周囲の方々からご指導頂き、これまでやってこられた。これからも地域社会に役立っていきたい」と謝辞を述べた。また、会場には、被表彰者の親族や友人、関係者らが集い、技能功労者の功績を称えた。
 被表彰者は、次の9人
(敬称略・順不同)
禰保充昭(タイル工)、仲村俊子(美容師)、福里晃(自動車整備士)、大城隆(自動車整備士)、我如古英一(自動車電装備整備士)、山城昌之(防水施工技能士)、石原昌卓(鉄骨加工作業員)、永山昇(精米師)、マスミ・ロドリゲス(司会業)

被表彰者を代表して謝辞を述べる我如古英一さん
被表彰者を代表して謝辞を述べる我如古英一さん

技能功労表彰者と関係者
技能功労表彰者と関係者/p>

ふるさと納税を拡充

ふるさと沖縄市応援寄附金

 個人が応援する自治体に納税(寄附)することで、寄附した自治体を支援するとともに、寄附金の一定額が税控除される「ふるさと納税」。全国的に話題となる同制度を活用しようと、市財政課が、これまでの手続方法や返礼品の充実化を行った。
 充実された内容は、寄附の手続き方法を、これまでの申請による受付に加え、専用サイトからも受付し、支払手続きもできるようにした他、寄附者への返礼品も市産品などの17品に増やした。また、市では返礼品について、イベントツアーなどの追加を検討し、今後も市の魅力発信を強化する予定。

ふるさと沖縄市応援寄附金の専用サイト
(ふるさと納税サイト「さとふる」内)
 http://www.satofull.jp/city-okinawa-okinawa/
お問い合せ
財政課 939−1212 内線2332

返礼品を充実し、市の魅了をPRする桑江市長(中央)と担当者
返礼品を充実し、市の魅了をPRする桑江市長(中央)と担当者

市中心市街地活性化協議会から意見書

次期計画への要望を市長へ

 市中心市街地活性化協議会の新垣直彦会長らは12月2日、平成28年度から平成32年度にかけて実施予定の次期沖縄市中心市街地活性化基本計画案に関する意見書を桑江市長に提出した。
 同協議会は、交流街としての機能強化による居住者の定着、地域住民の計画への参加、子育て世代や高齢者が安心して暮らせる環境の整備、中心市街地への流入を目的としたアクセス強化や駐車場の整備、宿泊施設の誘致などを要望した。桑江市長は「これまでの取り組みで中心市街地は少しずつにぎわいを取り戻しつつある。今後もご意見をいただきたい」と話し、新垣会長は「中心市街地の集客がイベントによる一時的なものになっており、常に人でにぎわう状態にしなければならない。また、中心市街地のダウンサイジングと独居高齢者の便も図る必要がある」と指摘した。

意見書を桑江市長に提出する新垣会長(右)
意見書を桑江市長に提出する新垣会長(右)

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