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快適で美しい生活環境のために

ポイ捨て防止公開パトロール実施

 市と地域の各団体が協働し、ごみの投げ捨て行為の抑止と、環境美化活動を推進する「平成27年度 ちゅら島環境美化全県一斉清掃及びごみのポイ捨て防止公開パトロール」を7月30日に、市福祉文化プラザ付近で実施した。
 同パトロールには、市職員のほか、市クリーン指導員や福祉文化プラザ児童センターてぃんくるエコクラブ、愛の泉学童エコクラブなど、総勢69人が参加し、市福祉文化プラザを起点に約1.5キロの市道や県道の歩道に捨てられたごみを回収しながら、投げ捨て行為の監視パトロールを行った。同日、投げ捨て行為は、確認されなかったが、もやせるごみ約30キロを含む、合計37キロのごみが回収された。

監視パトロールと美化活動を行う、愛の泉 学童エコクラブのこども達
監視パトロールと美化活動を行う、愛の泉 学童エコクラブのこども達

沖縄の文化や芸能を学ぶ

ボリビアとペルーから研修生

 市では、海外移住者の居住する国の発展に貢献しうる人材を育成し、国際交流を推進することを目的に「沖縄市海外移住者子弟研修生受入れ事業」を実施しており、今年度はボリビアの島袋 伸さんとペルーの当山 樋口 アリシア 栄子さんの2人を受け入れている。研修期間は7月16日から9月15日までの2か月間で、日本語や三線、陶芸、生け花、書道、太鼓、琉球舞踊、琉球料理などを学ぶ。島袋さんは「祖父の演奏する三線を聞いて育った。祖父と自分のふるさとの文化を学び、ボリビアに持ち帰りたい」と語り、当山さんは「沖縄の文化や歴史、芸能を学びたい」と話し、日本や沖縄の文化を学ぶ意欲を見せた。

研修に訪れている島袋 伸さん(左から2人目)と當山 樋口 アリシア 栄子さん(左から3人目)
研修に訪れている島袋 伸さん(左から2人目)と當山 樋口 アリシア 栄子さん(左から3人目)

迅速な人命救助をめざして

市消防本部 交通事故救助訓練

 市消防本部(高宮城寛 消防長)が、7月16日に海邦町の中城湾港新港地区にある拓南製鐵株式会社の敷地内で、様々な交通事故を想定した救助訓練を行った。
 救助訓練は、交通事故の際、救助に必要な知識の習得と技術の向上を図り、より迅速に人命救助を行うことを目的に実施された。訓練では、拓南商事株式会社から提供された実物の車両を使用し、様々な交通事故の現場を再現して実施され、市消防の隊員らは、息の合ったチームワークで充電式油圧カッターやワイヤーロープなどを使用して救助訓練を行った。
 市消防本部の平成26年度における交通事故による出動件数は53件で、救助された人は56人となる。

様々な交通事故を想定した救助訓練を行う市消防隊員ら
様々な交通事故を想定した救助訓練を行う市消防隊員ら

沖縄の水道技術を学ぶ

9か国の研修生が市水道局で実習

 JICA地域別研修「大洋州 島嶼(とうしょ)における水資源保全管理 水道事業運営」が7月15日から17日までの日程で行われ、サモアやパプアニューギニア、マーシャル諸島など9か国から12人の研修生が沖縄市水道局を訪れた。研修は島嶼国(複数の島で構成される国)における適応性の高い水資源の管理と効率的な利用方法など、同じ島嶼である沖縄のノウハウや経験を学ぶことを目的としており、市の水道事業や配水システムの講義、配管や漏水修繕などの実習で技術を学んだ。また、山内中学校や銀天街商店街で開かれた交流会にも参加し、市民との親睦も深めた。

給水装置の取り付け実習を行う研修生達
給水装置の取り付け実習を行う研修生達

「まちゼミ」で商店主が講師に

様々な講座で商店街を活性化

 コザまちゼミ実行委員会(広瀬陽(あきら)実行委員長)は、9月11日から10月12日の期間に胡屋地区の商店街で「まちゼミ」の開催を予定しており、準備を進めている。
 「まちゼミ」とは、商店街の各商店主が講師となり専門知識と情報を伝授する少人数制の無料講座で、愛知県岡崎市中心市街地の商店街で始まった取り組み。講座を通して店主と受講者の間に信頼関係が築かれ、来店者の満足度と商店の売り上げアップにつながり、中心市街地が活性化した。この成功例から「まちゼミ」は全国に広がり、現在、約190の商店街で実施されている。県内では初の試みで、4月と6月には「岡崎まちゼミの会」の松井洋一郎代表を招きセミナーを開いた。

まちゼミの成功に向け一致団結する商店主と関係者
まちゼミの成功に向け一致団結する商店主と関係者

夏空の下で健康づくり

かりゆしシニアクラブ「第9回ペタンク大会」を開催

 高齢者の健康づくりを促進し、介護予防に繋げることを目的に、7月22日に市老人福祉センターかりゆし園の多目的広場で第9回ペタンク大会(かりゆしシニアクラブ主催)が開催された。
 ペタンク競技は、ビュットと言われる小さな球(目標球)に向かって金属製の玉を投げ合い、玉をビュットの近くに止めることを競うスポーツ。
 大会には3人1組の59チームが参加し、蝉の鳴き声が響く夏空の下で、参加者らはお互い声をかけ合いながら、巧みに玉を投げ、心地よい汗を流した。

狙いをさだめて投球
狙いをさだめて投球

体験学習で多くのことを学ぶ

第12回 阿智村小学生沖縄自然体験学習

 長野県阿智村の小学生と、沖縄市スポーツ少年団のこども達が、お互いに訪問し、自然体験や平和学習などをとおして交流を深める 第12回 沖縄自然体験学習が8月8日から3日間の日程で行われ、8月10日に阿智村の児童10人が市役所を訪れた。
 阿智村の児童らは、平和学習として、南部戦跡めぐりを行い、自然体験学習として、うるま市浜比嘉ビーチで本市スポーツ少年団と共に海水浴をするなどの交流を深めた。初めて沖縄を訪れた阿智村の原幸花(ゆきか)さんは「沖縄の海は、とても青く澄んでいて綺麗でした。それと、戦争でとても多くの悲しいできごとがあったことを学びました」と体験学習の感想を述べた。

沖縄のことについて多くのことを学んだ阿智村の児童たち
沖縄のことについて多くのことを学んだ阿智村の児童たち

身近な問題を共に解決

人権擁護委員委嘱状等伝達式

 人権擁護委員への委嘱状等伝達式が7月21日に市役所で行われた。人権擁護委員は、人権に関する悩み相談を受け、解決に向けて日々取り組んでおり、式ではこれまで長く人権擁護に寄与した、与儀マリ子さん、末吉惟倫(のぶとし)さん、仲間辰茂(たつしげ)さんに感謝状が贈られた。感謝状を贈呈された末吉さんは「問題が多岐にわたる人権擁護活動は、自分自身にとっても有意義なものとなった。人権擁護委員の活動は、取り組み甲斐のある活動なので頑張ってください」と新任の委員を激励した。
 新しく人権擁護委員に委嘱された方は、仲宗根恵子(けいこ)さん、伊禮悟(さとる)さん、高宮城修(おさむ)さん、勝連美智子(みちこ)さん、喜瀬照夫(てるお)さん、島袋栄(さかえ)さんの6人。

人権擁護委員の皆さん
人権擁護委員の皆さん

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