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越来自治会
公民館建設で地域がひとつに

 越来自治会(當山全克:とうやまぜんかつ会長)では現在、築48年になる公民館の建て替えの準備を進めている。 平成24年に準備委員会を発足し計画を練っているが、話し合いを夜間に行い、地域住民が参加しやすいようにしている。これにより、公民館に足を運ぶことの少なかった若い世代が中心になり、いいものをつくろうと盛り上がっている。當山会長は公民館建設を機に地域の絆が深まったと喜んでおり、「自分たちでつくり上げた公民館には愛着がわき、足も運びやすくなるので、地域住民全員に関わって欲しい」と話している。
 越来自治会には踊りや三線、体操、卓球など、様々なサークルがあるが、新たな地域交流の取り組みとして毎月第3土曜日の午前九時から公民館で「越来朝市」を開催している。朝市には地域の方が自作の野菜や惣菜などを持ち寄って販売し、ゆんたくを楽しんでいる。地域住民に『わったー公民館』と親しんでもらえるように頑張っていきたいと當山会長は話している。

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公民館建設の話し合いを重ねる地域住民

海邦町自治会
地域でこども達の居場所づくり

 海邦町自治会(饒平名良雄:よへなよしお会長)は平成14年に誕生した沖縄市で最も新しい自治会で、昨年3月にマンタ公園の向かいに待望の自治会館「海邦町コミュニティーホーム マンタ」を建設した。
 海邦町自治会では、こどもの居場所づくりに力を入れており、『マンタ寺子屋』や『科学教室』を開いている。『マンタ寺子屋』は「勉強は、理解すれば好きになる」との考えから開かれたもので、学校の宿題や授業の復習をしている。講師は自治会の事務員が務め、こども達に楽しく勉強してもらおうと工夫しながら取り組んでいる。『科学教室』は、こども達に工作や実験を楽しんでもらう教室となっている。また、昨年12月から今年の2月には、こども達が保護者のサポートを受けながら料理する『KIDS料理教室&地域食事会』も開催した。饒平名会長は「昨年は長年の目標だった自治会の活動拠点となる自治会館も完成したので、これからは住民目線の活動に力を入れていきたい」と話している。

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寺子屋教室で勉強するこども

KOZA CHOICE!(コザチョイス) vol.10

 今回の【KOZA CHOICE! (コザチョイス)】は、オーガニック市場てんぶすの「ゴーヤーちゃん」をご紹介します。
 沖縄市比屋根にある「オーガニック市場てんぶす」は、沖縄でも老舗のオーガニック食品の専門店で、野菜やお米などの食材はもちろんのこと、自然飼育された肉や卵、洗剤や石鹸などの日用品も扱う総合スーパーです。
 また、オーガニック食材で作った弁当や惣菜も大人気で、その惣菜を目当てに全県からお客さんが訪れます。その他、ベジタリアンの方の要望に応えた惣菜なども充実しています。
 今回ご紹介している「ゴーヤーちゃん」は、昔は多くの家庭で作られていたのですが、今ではほとんど見られなくなった「ゴーヤーの黒糖和え」をオーガニック栽培された県産ゴーヤーを原料にして作った、昔ながらのお茶受けです。
 「食べものへの安心と安全が求められる今、オーガニック食材でお母さん達の手伝いをしたい」というオーナーの真栄田さんは、日々お客さんの声に耳を傾けながら、若い人からお年寄りまで誰でも楽しめるオーガニックライフを提案しています。

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商品名:ゴーヤーちゃん
事業所名:オーガニック市場てんぶす
職種:小売・飲食店
理事長:真栄田 笑美子

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住所:沖縄市比屋根2-2-8
午前10時〜午後7時30分
土・祝日午前10時〜午後6時
定休日:日曜日
問合せ:TEL 098-880-6866

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