喜友名諒 世界の頂点へ

空手世界選手権 個人形で優勝

 昨年の11月にドイツのブレーメンで約140の国と地域から、1,200人余が参加して開催された空手世界選手権の個人形で優勝した喜友名諒(りょう)さん(劉衛流龍鳳会:りゅうえいりゅうりゅうほうかい)が2月3日、桑江市長を訪ね喜びの報告を行った。喜友名さんは、前回の大会では3位の成績で、今大会では悲願の優勝を手にした。
 この日、喜友名さんの師匠である佐久本嗣男(つぐお)氏と8月に沖縄県武道館で行われた空手1プレミアリーグで喜友名さんと共に団体形で優勝した上村拓也(たくや)さん、金城新(あらた)さんも訪れ、団体での世界制覇と、師匠の佐久本先生以来となる個人での世界連覇を誓った。

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世界一の報告に訪れた喜友名諒さん(中央)と、
団体形のメンバーである金城新さん(右から3人目)、上村拓也さん(右から2人目)

全国大会での優勝を報告

二輪レースで接戦を制す

 ホンダが主催する二輪レースの全国大会「DUNLOP杯 グランドチャンピオンシップ2014」で優勝した仲村優祐(ゆうすけ)さんが1月23日に、桑江市長を訪ね優勝の報告を行った。この大会は、昨年11月に三重県鈴鹿サーキットで開催されたCBR250Rドリームカップのエキスパートライダーによる全国大会で、各シリーズのランキング上位ライダー40人が出場して争われ、レースは、ゴール直前まで4人のライダーによる激しい争いとなったが、仲村さんが3人を制し優勝を果たした。また、同大会はアジア・ドリーム・カップ出場候補の選考も兼ねた大会となっており、仲村さんは「今年はアジアのトップに立てるよう頑張りたい」と意気込みを語った。

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笑顔で優勝の報告に訪れた仲村優祐さん(左から2人目)

美原小ミニバスケ九州準優勝

大分大会では優勝を目指す

 美原小学校(島袋裕久校長)のミニバスケットボール部が1月10日から12日に開催された「第35回全九州ミニバスケットボール沖縄大会」で準優勝した。
 美原小学校は準決勝で12点の大差を逆転し決勝戦に進出。決勝は上間小学校(那覇)との県勢対決となった。序盤は上間小がプレッシャーをかけ、立て続けにボールを奪い27点と大差でリード。中盤は美原小が主導権を握り、15点差まで縮めたが後半は両校譲らず一進一退の攻防が続き55対38で上間小が優勝した。これまで、両校の対戦は美原小の2戦2敗となっており、キャプテンの浅沼大陽(あさぬまだいあ)君は「上間小学校との対戦を想定して練習してきた。2月の大分大会では優勝して帰ってきます」と次の大会に向け力強く語った。

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九州大会でのくやしさをバネに大分大会では優勝を目指す

コラム 沖縄市

沖縄市名誉市民 上与那原 寛和

 今回は平成26年10月6日に沖縄市名誉市民の称号が贈られた上与那原寛和(うえよなばるひろかず)氏の功績などを紹介します。
 上与那原氏は平成12年、28歳の時にオートバイの事故で脊髄を損傷し、四肢まひとなりました。知人からリハビリの一環として車いすマラソンに誘われ、平成15年に参加した「ぎのわん車いすマラソン大会」が車いす競技のスタートとなりました。その後、数多くの大会で好成績を収めた上与那原氏は、平成20年の2008北京パラリンピック競技大 会の車いす男子マラソンで銀メダルを獲得し、平成26年に韓国で開催された仁川アジアパラリンピック大会の陸上男子800mで金メダルに輝きました。
 また、選手として活躍する一方、沖縄県身体者障害者陸上競技会の会長を務め、障がい者スポーツの普及と発展に尽力したことなどが評価され、平成26年12月に第19回 沖縄コロニー大賞が贈呈されました。

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