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市の小中学生が最優秀賞

障がい者とのふれあい体験作文

 平成26年度「心の輪を広げる体験作文」(内閣府・沖縄県主催)の小学生部門と中学生部門で沖縄市の生徒が最優 秀賞を受賞した。
 小学生部門で最優秀賞に選ばれたのは北美小学校6年の宮城華暖(かのん)さんで、題名は「障害のある人との関わりについて」。中学生部門では美東中学校1年の西仲野開斗(にしなかのかいと)君の「障害者の弟」が選ばれた。
 同コンクールは、障がいの有無に関わらず、誰もが共に支え合って暮らす共生社会の実現を目指し、障がいのある人とない人の心のふれあい体験を綴った作文を募集しているもので、最優秀賞を受賞した2人の作文は、障がい者への理解を求める内容になっている。

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桑江市長に受賞の報告をした宮城華暖さんと西仲野開斗君

平和への思いを絵本に

図書館セミナー 絵本がうまれるとき

 市制施行40周年と市立図書館開館30周年を記念し、図書館セミナー「絵本がうまれるとき」が12月20日、沖縄市民小劇場あしびなーで開催された。セミナーは、平成25年の沖縄戦全戦没者追悼式で読み上げられた安里有生(ゆうき)くん(現:美東小2年)の書いた詩に、絵本作家の長谷川義史(よしふみ)さんが絵を添えた絵本「へいわってすてきだね」を基に行われ、有生くんによる絵本の朗読のほか、講演として、絵本を制作する際に橋渡しをした、県平和祈念資料館の功刀弘之(くぬぎひろゆき)さんによる経緯説明などが行われた。また、長谷川さんは絵本の世界を朗読やスケッチなどを交えて紹介し、絵本が描ける平和な今の大切さを語った。

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絵を描きながら絵本の世界と平和の尊さを話す長谷川さん

安心して暮らせる社会作りを

「認知症」について学び理解する

 認知症に対する正しい知識や具体的な対応方法を学び、認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせる社会 を作るため、認知症についての講演会が12月20日に市福祉文化プラザで開催され、市民や福祉関係者など約80人が参加した。講演会では、認知症の人と家族の会の中部地区会代表を務める仲里宏淳(ひろあつ)さんが、認知症は、誰にでも起こりうる脳の病気で、認知症となった本人達が一番悔しくて悲しい思いをしていることや、認知症の方への対応には「驚かせない、急がせない、プライドを傷つけない」の三つの「ない」で対応することが大切だと具体例を挙げながらわかりやすく説明した。

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認知症の方への対応を寸劇で紹介した

生活習慣改善で健康づくり

ヘルシーおきなわシティ21推進大会

 市民小劇場あしびなーで12月17日、「平成26年度 ヘルシーおきなわシティ21推進大会」(市主催)が開催された。大会は2部構成で、第1部では、前城達次氏(琉球大学医学部附属病院医師)を講師に『「あなたの肝臓大丈夫?」〜意外と知らない肝臓と生活習慣の関係とは〜』と題した講演が行われ、脂肪肝と飲酒や食べ過ぎ、運動不足などの関係が詳しく説明された。第2部では市健康福祉部の座間味健康推進室長から市が実施している健康づくり事業の現状や今後の対策について報告されたほか、「3cm3kg減らそうチャレンジ活動」の表彰式も行われた。

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沖縄県における肝疾患の特徴を説明する前城氏

歌や踊りを発表し交流

かりゆしシニアクラブレク大会

 会員の生きがいや健康づくりを目的にレクリエーション活動に取り組んでいるかりゆしシニアクラブ(市老人クラブ連合会)が日頃の活動の成果を発表し、会員間の交流を図ろうと、12月16日に市民会館大ホールで「第40回 か りゆしシニアクラブ レクリエーション大会」を開催した。
 大会は、かりゆしシニアクラブ古典音楽同好会の演奏で始まり、市内の老人クラブやかりゆしシニアクラブの各サークルなど36組が出演し、三線や琴の演奏、歌、踊り、エイサーなどを披露した。会場には大勢の会員が訪れ、発表を楽しみながら友好を深めた。

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「うりずんの詩」を披露する池原老人会

疫病や災厄をはらい健康を願う

与儀でシマカンカーが行われる

 与儀自治会は旧暦の11月1日にあたる12月22日、住民の無病息災を祈る伝統行事「シマカンカー」を実施した。行事では豚の皮を挟み込んだ左縄(通常とは逆に編んだ縄)を地域の出入口に張り、地域住民の健康を祈願した。
 シマカンカーは、毎年旧暦の10月30日または11月1日に行われているもので、現在まで続けられているのは市内では与儀自治会のみ。縄を編む際に使用したワラは在来米のアハガラシで、沖縄こどもの国で育てられたものが提供された。仲宗根自治会長は「与儀には古くから伝わる行事がたくさん残っており、大切にしている。次世代にも継承していきたい」と話した。

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手を合わせ、無病息災を祈る住民達

市就労支援センターが就活を支援

合同面接会で出張相談を実施

 今春、北中城村にオープン予定のイオンモール沖縄ライカムに入居する店舗の合同面接会が12月25日、宜野湾市 の沖縄コンベンションセンター会議棟で開催され、沖縄市就労支援センターが市民の就労活動を支援しようと出張相談の特設ブースを設置した。出張相談ブースでは、市民の就労相談や就労指導、求人登録などが行われた。
 市就労支援センターは、市役所1階にあり、求職者への就職活動を専門相談員がサポートし、求職者の就職活動期間の短縮のほか、就職後の職場定着の支援を行っている。

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就労支援のため、相談ブースが設置された

多くの市民へ防災意識の高揚を図る

「災害とボランティア週間」に防災展示会を開催

 毎年1月17日は、平成7年1月17日に発生した「阪神・淡路大震災」にちなみ、災害時におけるボランティア活動や自主的な防災活動についての認識を深め、災害への備えの充実と強化を図るための「災害とボランティアの日」と定められており、15日から21日までの1週間は「災害とボランティア週間」となっている。
 同週間中、市役所1階の市民ホールで防災展示会(市防災課主催)が開催され、防災意識の高揚や防災知識の普及と啓発を図るための防災パネル展や東日本大震災に関するビデオ上映、防災パンフレットの配布、救命救急処置の方法やAEDの取扱説明などが行われた。

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AEDの操作を体験する市民

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