すてきな仲間達 124

ダンスムーブメントサークル

ダンスでリフレッシュ＆健康づくり

ダンスムーブメントサークルのメンバー

　今回は市立中央公民館で島袋厚子先生の指導のもと活動している「ダンスムーブメントサークル」（仲間清子：きよこ代表）を紹介する。
　ダンスムーブメントとはダンスに、ウォーキングやエクササイズを取り入れた全身運動で、体力に合わせて運動量を調整できるため、年齢に関係なく楽しみながら体力を向上させる事ができる。
　ダンスムーブメントサークルは平成24年11月に市立中央公民館で島袋先生が講師を務めるダンスムーブメント教室が開催され、参加したメンバーが、教室の終了後も続けていこうと平成25年2月に結成した。ダンスムーブメントサークルでは童謡から歌謡曲まで様々なジャンルの音楽に合わせて自由に振り付けて踊っている。日頃の成果を発表する場として生涯学習フェスティバルや地域の行事などに出演しており、依頼があれば、どこにでも駆けつけるそうだ。
　島袋先生はダンスムーブメントについて「曲のリズムに耳を傾け、自分の気持ちを込めて踊ることで自己表現ができる。楽しく体を動かすことで心も体もリフレッシュできる」と話している。島袋先生は元体育教師で、学校の授業でもダンスの指導を行っていた。退職が間近に迫ったころ、社団法人日本女子体育連盟の創立50周年記念大会で、障がいのある方がダンスムーブメントを踊る姿や、ピンと背筋が伸びた70代の講師の姿に感動し、誰でもできる生涯スポーツとして広く伝えたいと思い、同連盟のダンスムーブメント指導員の資格を取得した。中央公民館ではもう一つのダンスムーブメントサークルの指導も行っており、自宅でも教室を開いている。親子で参加している上原さんは「70代、80代と生涯続けることを目標にしており、毎週楽しみにしている」と話す。サークルには個性的なメンバーが集まっているが、それぞれに役割があって上手く団結しているそうだ。50代で始めたメンバーは「この年だからこそ体を動かすことの大切さを実感している。気軽に参加できるサークルなので多くの方に参加して欲しい」とサークルへの加入を呼びかけている。ダンスムーブメントを体験してみたいという方は同サークルを訪ねてみてはどうだろうか。

ダンスムーブメントを楽しむメンバー