沖縄市長選 第11代目 沖縄市長に 桑江朝千夫氏が初当選

夢、希望、活気溢れる沖縄市をつくる

桑江氏が2189票差で初当選

 任期満了に伴う沖縄市長選挙の投票が4月27日に行われ、即日開票の結果、保守系無所属新人で前県議の桑江朝千夫氏(58)=自民・公明推薦、そうぞう・維新・民主支持=が2万9,968票を獲得し、革新・中道系無所属新人で前副市長の島袋芳敬氏(64)=社民・共産・社大・生活推薦=に2,189票の差をつけて初当選した。新人同士の保革一騎打ちとなった激しい選挙戦は、桑江氏の国や県との強い繋がり、1万人規模の多目的アリーナやサーキット場の建設などの経済振興や雇用創出の政策が支持を広げ当選に結び付いた。

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支持者らと初当選を喜び万歳する桑江氏(前列中央)

 秋の県知事選を占う前哨戦としても注目された沖縄市長選。保革一騎打ちとなった選挙戦は、2度目の市長選に臨む桑江氏が東門市政継承を訴えた島袋氏を2,189票差で下し、保守系が8年ぶりに市政を奪還した。
 午後9時30分頃、桑江さんは妻の千里さんと選対事務所に入るとテレビの前に向かい、緊張した面持ちで状況を見守った。午後10時23分、テレビから桑江氏当確の発表がなされると事務所内は大きな歓声が上がり、桑江さんは右手を高く挙げガッツポーズをとり立ち上がると、指笛や太鼓が鳴り響く中、満面の笑みで関係者らと固い握手を交わし、万歳三唱、カチャーシーで当選を祝った。そして、桑江さんは支持者やマスコミを前に「活力ある沖縄市を取り戻す」と力強く意気込みを語った。

沖縄市長選挙開票結果

桑江氏に当選証書付与

 4月27日に行われた市長選挙で初当選を果たした桑江朝千夫氏に市役所で4月30日、沖縄市長選挙当選証書付与式が行われ、沖縄市選挙管理委員会の城田世市委員長から桑江氏に当選証書が手渡された。
 当選証書付与式は、多くの支持者や市議会議員、市幹部らが出席するなか行われ、桑江氏が当選証書を受け取ると大きな激励の拍手が起こり、支持者から花束が贈られた。
 桑江氏は「13万市民のために沖縄市の舵取りをしっかりとしていく、若者から頂いた多くの支持に応えるためにも、雇用の創出や子育て世代支援の待機児童ゼロにいち早く着手したい」と語った。

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当選証書を受け取る桑江氏

桑江朝千夫沖縄市長就任──職員らが花束と拍手で歓迎

新しい沖縄市をつくる 市民が元気に暮らせるまちづくりに取り組む

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職員らでつくる花道を通り
就任式へ向かう桑江市長

 4月27日の沖縄市長選で初当選した桑江朝千夫市長の就任式が5月12日、市役所玄関前で行われた。就任を祝い職員から贈られた花束を受け取った桑江市長は、市民や市職員でつくる花道を通り、大きな拍手で迎えられた。
 第11代目の沖縄市長に就任した桑江市長は「沖縄市を活性化し、雇用を生み、こどもや若者、お年寄りが元気に暮らせるまちづくりに取り組み、新しい沖縄市をつくる」と決意を述べた。

 5月12日の午前8時30分に初登庁した桑江市長は、笑顔で職員から花束を受け取ると、多くの市民や市職員に盛大な 拍手で迎えられた。
 就任の挨拶で桑江市長は、「選挙で掲げた様々な公約に市民が期待と信頼を寄せ、その実施に向けた信託を頂いた。若者に夢と希望を与えるまち、沖縄一元気なまちにするため、沖縄市の発展と市民福祉向上を図る公約を忠実に実行する」と新市長としての決意を述べ、また、「市民が主役、まちが主役、沖縄市全部が主役、その主役達を輝かせるため、職員の皆さんとタッグを組んで一つ一つプロジェクトを実現させていく」と語った。

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ねぎらいの拍手の中、東門市長が退任

 市役所前の市民広場で任期満了に伴う東門市長の離任式が5月9日に行われた。
 東門市長は「市民と対話し、多くの職員に支えられた素晴らしい8年間だった。新市長のもと、笑顔あふれる沖縄市をつくりあげて頂きたい」とあいさつし、市職員から花束を受け取ると、多くの市職員でつくられた花道をねぎらいの拍手を受けながら歩き、2期8年務めた市役所を後にした。

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花束を手に笑顔で市役所を後にする東門市長

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