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中の町小学校壁画制作

高架橋に自画像を描く

 卒業を控えた生徒達の思い出作りと落書きを防ぐことを目的に中の町小学校(早田実:そうだみのる校長)の6年生が12月18日と19日にコザ運動公園内にある沖縄自動車道の諸見里高架橋の橋脚に壁画を制作した。
 壁画制作は、繰り返される落書きに頭を悩ませている西日本高速道路株式会社九州支社沖縄事務所が落書防止として効果のある壁画制作を昨年に引き続き同校に依頼したもので、今回で2回目。壁画制作では6年生の全生徒(2クラス77人)が橋脚にそれぞれの自画像を初日にチョークで下書きし、二日目に水性塗料で色を塗り完成させた。

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自画像を描く生徒達

働く様子を観察し学ぶ

島袋小がジョブシャドウイング

 島袋小学校(伊波シゲミ校長)は12月13日に、働く人に影のように付き添い仕事の様子を観察する「ジョブシャドウイング」を実施し、6年生41人が21の企業を訪ねた。市の与儀にある東京第一ホテルグランメールリゾートでは3人の生徒達が予約担当、コンシェルジュ、パティシエに付き添いマンツーマンでホテルの仕事を学んだ。ジョブシャドウイングを実施することにより、仕事に関する認識の幅が広がり、あいさつやコミュニケーション、チームワークの大切さを学ぶことができる。

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仕事の説明を受ける生徒

災害時の心構えと日頃の備えを

防災展示会

 毎年1月17日は「防災とボランティアの日」、1月15日から21日までが「防災とボランティア週間」となっており、災害時におけるボランティア活動や自主的な防災活動の普及のため全国的にイベントが実施されている。本市でも防災意識の高揚と防災知識の普及・啓発のため本庁一階市民ホールで防災展示会を開催した。展示会では、沖縄気象台による台風被害の写真や陸上自衛隊提供の災害派遣時の支援活動の写真、消防本部によるAEDの取扱いや救急救命指導、東日本大震災のDVD放映も行われ、自然災害の恐ろしさと、いざという時のために備える事の大切さを再認識する展示会となった。

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展示された災害時の写真や資料を熱心に見る来庁者

安心・安全を確保

年末・年始総合警戒出発式

 警察と関係機関に加え地域住民、団体が総ぐるみとなって防犯と交通安全活動を実施することにより住民の安心・安全の確保と交通事故を防止しようと12月20日にコザ運動公園 の多目的運動場で「年末・年始総合警戒出発式」が行われた。式には約220人が集まり、関係者のあいさつやミスハイビスカスの神谷明日香さんによる交通安全スローガン宣言が行われた。式の終了後には青色回転灯車両による防犯パトロールやチラシと脂肪ゼロ(死亡ゼロ)パンの配布による交通事故防止の呼びかけが行われた。

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年末・年始の安心・安全を守るため集まった参加者

食べることの大切さを学ぶ

医師による食育授業

 市では食育推進の一環として「食」と「健康」の関わりを理解し、自分の身体を大切 にできる力や知識を身に付けることを目的に、中部地区医師会の協力のもと医師による食育授業を実施している。12月18日には沖縄リハビリテーションセンター病院の吉田貞夫(よしださだお)医師を講師として迎え県立美里工業高校調理科の生徒を対象に食育の授業が行われた。授業は吉田医師の軽快なトークとユーモアを交えた説明で終始和やかな雰囲気で進められ、生徒たちは、「なぜ未成年が飲酒をしてはいけないのか」「なぜバランスよく食事をとらないといけないのか」など今後の身体作りについて大事な知識を学んだ。

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生徒に質問しながら授業を進める吉田医師

公民館がダンスホールに

諸見里でダンスパーティー

 諸見里公民館で12月21日に第5回諸見里ダンスパーティーが開催された。パーティーは毎年、自治会、青年会と青年会OBを中心に実行委員会を立ち上げ開催している手作りのダンスパーティーで、会場となった公民館はミラーボールやイルミネーションなどで華やかに飾り付けられ、1日限りのダンスホールに様変わりした。会場には懐かしい音楽から流行(はや)りの曲まで様々な音楽が流され、来場者はダンスを楽しんだ。また、公民館でこども達にダンスを教えているヒップホップグループ「MR,crew」や人気オールディーズバンド「REVERSE」も登場し会場を盛り上げた。

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ノリノリでダンスを踊る来場者

がんばる中小企業を応援

中小企業振興策の答申

 本市では、市内事業所の大多数を占める中小企業に対し、振興策の充実・強化等をめざした「沖縄市中小企業振興基本条例」を平成23年12月に制定した。条例に基づき現場の声を拾い上げ実態を把握するため、中小企業振興推進会議を開き、その中から上がった意見を学識経験者ら11人からなる商工振興委員会で専門的角度から効果的な施策の方向性を検討した。その検討した内容を取りまとめ、12月20日に島田勝也商工振興委員会委員長より島袋副市長へ答申が行われた。
 答申を受け島袋副市長は「中小企業の生の声を一歩ずつでも施策に反映できるよう取り組んで行きたい」と述べた。

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島袋副市長へ島田勝也委員長(左)より答申書が手渡された

宝くじ助成金で備品購入

明道自治会の設備を整備

 宝くじ普及広報事業の一環として市町村に交付される宝くじ助成金を活用した一般コミュニティ助成事業で、明道自治会の備品の購入や設備の整備が行われた。事業は住民が自主的に行うコミュニティ活動の促進を図り、地域の連帯感に基づく自治意識を盛り上げることを目指すもので、コミュニティ活動に直接必要な設備の整備をするもの。今年度は明道自治会のデジタルカラー複合機、音響設備、会議用テーブル・イス、テント、ビデオカメラの購入費用に充てられた。

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助成により購入された明道自治会の備品

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