新野球場は「コザしんきんスタジアム」

命名権スポンサーはコザ信用金庫

 施設の老朽化に伴い、平成24年1月より改築工事が行われ今年2月に完成を予定している沖縄市野球場の愛称が「コザしんきんスタジアム」に決定した。
 新野球場の愛称命名は、多くの利用者に親しまれる愛称と、その命名権使用料を新野球場の規模や機能が拡充することに伴い増加する維持管理などの経費に充てる狙いがある。
 今回の命名権契約は、本市に本店を有する金融機関のコザ信用金庫(理事長 上間義正:うえまよしまさ)と平成31年1月31日までの5年間、年額650万円で平成25年12月25日に締結された。記者会見が1月9日に沖縄市役所で行われ、愛称の発表に加え、2月11日の落成式典・祝賀会と2月22日の落成記念イベントとなるプロ野球オープン戦「広島東洋カープ対阪神タイガース」の開催が発表された。

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コザしんきんスタジアムのイメージ

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命名権スポンサーに決まったコザ信用金庫の上間義正理事長(左から2人目)

古謝に市内最長の橋

名称は古謝大橋に決定

 平成26年度の開通に向けて整備中の美里を起点とし古謝を終点とする市道国税庁西側線の古謝に架かる橋の名称が昨年11月29日に開かれた市道国税庁西側線橋梁名称検討会議で「古謝大橋」に決定した。
 橋の名称は市民および市内勤務者を対象に公募したところ37の応募があり、応募作品を検討会議で採点した結果、最も評価の高かった「古謝大橋」に決定した。古謝大橋は長さが346メートルで、市内に架かる72の橋の中で最長となる。
 市道国税庁西側線は、中城湾港と美里新市街地を結ぶことで市街地の慢性的な交通渋滞を解消することと主要流通路線として工業発展の促進及び中部地区の生活環境を改善することを目的としており、県道沖縄環状線、主要地方道沖縄石川線、沖縄自動車道へ繋がる市道である。

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市内最長の橋となる古謝大橋

市内コンビニストアにAED

いつでも救命処置が行える体制に

 市消防本部は24時間営業しているコンビニエンスストアにAEDを設置することで、緊急事態発生時にいつでもバイスタンダー(救急現場に居合わせた人)が救命処置を行える体制を整えようと、12月26日に沖縄市役所で「沖縄市コンビニエンスストアAED設置事業に関する覚書締結式」を行い、沖縄ファミリーマート・ローソン沖縄・ココストアイーストの3社と覚書を交わした。
 重篤(じゅうとく)な患者に対し救急車が到着するまでの間に救命処置を行うことで救命率が大きく上がるといわれていることから、市消防本部は沖縄振興特別推進交付金を活用した救命処置普及強化事業を計画し、コンビニエンスストアの協力によりAEDの設置が実現した。AEDは1月から覚書を交わした3社の市内全店舗(43店)に順次設置される。

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沖縄市とコンビニエンスストア3社でAED設置の覚書が交わされた

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