市民を守るため日々研鑽(けんさん)

不屈の消防精神で災害に備える

平成26年消防出初式

 消防本部・消防団・女性防火クラブが連携して出初式を行うことにより、災害の未然防止と防火・防災意識の普及啓発に努めようと1月7日に市消防本部で平成26年沖縄市消防出初式が行われ、多数の関係者が参加した。
 式では長年に渡り市民の安心・安全を守るため尽力してきた消防職員と消防団員が表彰され、東門市長が「いつ起こるか分からない災害や事故から市民の生命、身体、財産を守るべく不屈の消防精神で日夜研鑽を積んでいる消防職員と消防団員に心から敬意を表する。また、女性防火クラブには、市民一人ひとりの防災力を高めるための防災意識の向上や 啓発活動に感謝する。東日本大震災の発生以降、防災意識を持つことの大切さが各地で見直されており、本市でも市民の防災知識を高め、災害時に迅速な活動に繋がるよう、昨年12月に最新の設備を備えた防災研修センターをリニューアルオープンした。各地域では、自治会を中心に自主防災組織が結成されるなど、災害時における協力、支援体制が整備され、災害に強い安心・安全なまちづくりが進んでいる。また、昨年は各コンビニエンスストアの協力により、市内の全店舗にAEDが設置されることになり、迅速な救命処置ができるようになったことは大変心強い。消防職員をはじめ、消防団員や女性防火クラブには、今年も、チームワークを大切に、市民が安心して安全に暮らせるまちづくりの一翼を担っていただきたい」と式辞を述べた。また、一日消防長を務めたミスハイビスカスの島袋萌七(もな)さんは、あいさつで「今回の体験で、私達が生活していく上で消防が深く関わっていることを実感した。市民の生命・身体・財産を守っている職員、団員、女性防火クラブに深く感謝する。私たち市民一人ひとりも安心・安全なまちのため協力していく必要がある」と話した。式の終了後は、幼年消防クラブ(嘉間良保育所、杉の子保育園、シャローム保育園、愛の星保育園)の園児達による可愛らしいダンスや消防団員によるAEDをピーアールするヒーローショー「AEDマン」、消防職員による低所救助(がけ下からの救出)訓練が披露された。また、女性防火クラブの炊き出し訓練も行われ、豚汁やぜんざいが振る舞われたほか、もちつきも行われ、こども達が消防職員に交じり、楽しそうに杵(きね)を振り下ろした。
 平成25年中の救急出動件数は7,079件で火災件数は52件。損害額は約3,374万円に上る。

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凛々しい表情で式典に臨む消防職員、消防団員、女性防火クラブ

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新年を祝い、くす玉が割られた

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消防団の劇ではAEDマンが登場!

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思わず見とれる消防職員の訓練披露

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一日消防長を務めた
ミスハイビスカスの島袋萌七さん

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女性防火クラブによる笑顔の炊き出し

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小さなこども達のかわいらしいもちつき

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