姉妹都市東海市の中学生が沖縄市に
互いの歴史・文化を学び友情を育む

平成25年度東海市沖縄市生徒交流

 沖縄市の姉妹都市である愛知県東海市の中学2年生が3泊4日の日程で沖縄体験学習を行い、沖縄市の中学校を訪れた。市内の中学校では交流会が開かれ、両市の紹介や伝統芸能等が披露され、生徒達はお互いのまちの自然・文化・歴史・産業について学び友好を深めた。


ようこそ沖縄市へ。花のアーチをくぐる名和中の生徒達

 東海市では沖縄市及び沖縄県内各地を訪問し、沖縄の自然や文化等に触れ、平和について学ぶことで、人間関係を深め、協調性を育成することを目的に沖縄体験学習を実施している。同体験学習は毎年夏に東海市内の全中学校(6校)の中学2年生全員が沖縄を訪れ、自然体験、平和学習、歴史・文化学習を行うほか、学校間交流として沖縄市内の中学校を訪れている。冬には沖縄市の各中学校の2年生の代表(各校男女一人ずつ)が東海市を訪ねる。

 6月2日から順次、沖縄入りした東海市の中学生達は、渡嘉敷島での自然体験や平和記念公園、ひめゆりの塔、首里城の見学で沖縄の自然・平和・歴史・文化について学んだ。沖 縄市内の6つの中学校では学校間交流が行われ、生徒達は互いの文化と歴史について学び、友好を深めた。6月11日にコザ中学校を訪れた平洲(へいしゅう)中学校の一団は、コザ中学校の生徒の手づくりアーチをくぐり、拍手で出迎えられた。交流会ではコザ中学校出身の有名人を当てるクイズの出題や教師の三線が披露され、大いに盛り上がった。6月25日に加木屋(かぎや)中学校を受け入れた沖縄東中学校では同中学校の生徒がエイサー演舞で歓迎し、メッセージカードの交換と沖縄県と愛知県にまつわる○×クイズで交流し盛り上がった。6月27日には宮里中学校が花のアーチで名和(なわ)中学校を出迎え、かぎやで風、三線、吹奏楽で歓迎した。名和中学校は2年生全員で得意の合唱を披露し、大人数による迫力ある大合唱に会場からは大きな拍手が送られた。


沖縄東中はエイサーを披露


名和中2年生全員による大合唱

 はじめは緊張気味でぎこちなく、言葉数(ことばかず)も少なかった生徒達だったが、交流会が進むにつれ打ち解け、会話もはずみ笑顔あふれる交流会となった。交流会の最後には沖縄市の中学生から東海市の中学生に沖縄のお菓子などのおみやげが手渡された。短い時間での交流だったが、それぞれの記憶に残るふれあいとなった。


伝統芸能を披露する宮里中の生徒


迫力の吹奏楽演奏


メッセージカードの交換で交流する生徒達


コザ中では教師も三線を披露


舞台に見入る生徒達


楽しそうに交流する生徒達


クイズで盛り上がるコザ中と平洲中の生徒


仲良く記念撮影


○×クイズを出題する沖縄東中の生徒


交流会では会場中で笑顔が見られた

■ 平成25 年度東海市沖縄市生徒交流<夏季交流>

交流日 東海市学校名 沖縄市学校名
6月5日(水) 横須賀(よこすか)中学校 美東中学校
6月11日(火) 平洲(へいしゅう)中学校 コザ中学校
6月18日(火) 上野(うえの)中学校 美里中学校
6月20日(木) 富木島(ふきしま)中学校 安慶田中学校
6月25日(火) 加木屋(かぎや)中学校 沖縄東中学校
6月27日(木) 名和(なわ)中学校 宮里中学校

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